作業服販売大手のワークマンが手がける新業態「ワークマンプラス」。ファッション性を高めたカジュアルウエアで新素材の発掘から製造販売まで自社で一貫し、徹底したコスト管理で低価格・高機能を両立するとうたう。
北海道の北にある巨大な島サハリンは、 じつは稚内からわずか40数キロしか離れていない 〝日本にもっとも近い外国〟だ。 昨年の夏、香港・ベトナム・台湾・モンゴルのアジア諸国を放浪した さすらいの旅人ホーボージュンさんが、 この夏は北方の島サハリンへ旅に出た。 最終回となる今回はいよいよ山中へと足を踏み入れた。 オホーツクを望む絶景の地でその胸に刻んだものは……。 (サハリン前編はこちらから) ハスカップとウィルダネス 「ハアハアハア……」 予想通りの急登だった。 「ハアハアハア……」 これだからロシアン登山はいやなんだ。 歩き始めてわずか15分で僕はすっかり汗だくになってしまった。トレッキングパンツが太腿に貼り付いて足もうまく上がらない。登山口の森の中は風通しが悪く、蒸し暑かった。額を伝った汗が目に入り猛烈に染みる。今日もハードな1日になりそうだった。 それにしてもロシア人は本当に「直登」が
北海道の北にある巨大な島サハリンは、 じつは稚内からわずか40数キロしか離れていない 〝日本にもっとも近い外国〟だ。 昨年の夏、香港・ベトナム・台湾・モンゴルのアジア諸国を放浪した さすらいの旅人ホーボージュンさんが、 この夏は北方の島サハリンへ旅に出た。 まずは宮沢賢治も旅したという オホーツクの海岸線を歩き始めた。 (サハリン前編はこちらから) ロシア美人は笑わない 「ロシア人はまったく笑わないけど、別に怒ってるわけじゃないんだからね」 ここに来る直前、サハリン事情に詳しい友人からそう聞いていたが、それは100%本当だった。州都のユジノサハリンスクに到着し、予約してあったホテルで僕はまずその冷徹な洗礼を受けた。 「あのう、予約を入れておいた者なんですが」 カウンターに座った金髪の受付嬢にそう声をかける。すると受付嬢はニコリともせずに言い放った。 「Пожалуйста, покажит
北海道の北にある巨大な島サハリンは、 じつは稚内からわずか40数キロしか離れていない 〝日本にもっとも近い外国〟だ。 昨年の夏、香港・ベトナム・台湾・モンゴルのアジア諸国を放浪した さすらいの旅人ホーボージュンさんが、 この夏は北方の島サハリンへ旅に出た。 かつては日本領だったこの島には 果たしてどんな自然が広がっているのだろうか? なんでまたサハリンなんかに!? 「今度はサハリンに行こうと思ってるんだ」 次の旅の計画を話すとまわりの友人たちは一様に驚いた顔をした。 「えっ?サハリンって……どこだっけ?」 「旧樺太だよ。北海道の北にあるでかい島」 「それって、北方領土じゃないの?」 「ちょっと違うけど、グレーゾーンかな」 「そんなとこに行ってもいいの?」 「うん。ロシアのビザを取れば誰でも行ける」 「でも、どうやっていくわけ?」 「船だよ。稚内(わっかない)から定期船が出てるんだ」 「ええ
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