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地政学に関するkaoruwのブックマーク (11)

  • 地政学によれば、大陸国家は他国からの侵略を防ぐために、首都から防衛線をできるだけ遠ざけようとするとされます。ロシアの首都はなぜあんなに西の国境近くに位置しているのでしょうか?

    回答 (6件中の1件目) あ、日は島国国家ですので感覚的に分かりにくいかもしれませんが大陸国家の基礎は河川です。河川は農業の基になる水を供給するだけでなく、船は荷物の重量をチャラにするので河川は物品の多量輸送を可能にして都市出現の基礎になります。で、ヨーロッパの各大陸国家は大抵の場合はなんらかの河川を背骨にしています。ついでにヨーロッパの河川は大抵は南北に流れます。 で、ロシアの背骨はヨーロッパ最長のボルガ川で、母なる河とも言われる国河としてロシア国家の基盤になっています。さらに、運河でボルガ河と他の河が繋がれてバルト海と白海とカスピ海とアゾフ海と黒海が統一の水路として全部繋がって...

    地政学によれば、大陸国家は他国からの侵略を防ぐために、首都から防衛線をできるだけ遠ざけようとするとされます。ロシアの首都はなぜあんなに西の国境近くに位置しているのでしょうか?
  • テクノロジーをどう捉えるか | 地政学を英国で学んだ

    数カ月ぶりの更新となってしまいましたが、まずは明けましておめでとうございます。年も引き続きよろしくお願いします。 さて、久しぶりに要約を行ってみましょう。これは私がいま最も関心を持っているテクノロジーのとらえかたに関するものですが、英エコノミスト誌のクリスマス増刊号に掲載されていたものです。

    テクノロジーをどう捉えるか | 地政学を英国で学んだ
  • 地政学的な理由で対外政策を変えられないトランプ | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたしても晴れてますが、とにかく寒くてびっくりでした。朝の寒さが強烈です。 さて、先週の放送でもとりあげた、ロバート・カプランの意見記事の要約です。 ちょっと長いですが、「地政学」という意味ではとても参考になるものです。 === トランプはなぜ米国を世界から撤退させられないのか by ロバート・カプラン アメリカはどれほど世界に関与すべきかという問題は、われわれの歴史においても常に議論の的となってきた。たとえば1821年には、ジョン・クインシー・アダムスは、海外に出かけて行って「怪物を探して倒す」ようなことをすべきでないと忠告している。 ところが彼の想像をはるかに越えたレベルで世界が相互接続されている現代の世界では、われわれは彼の忠告の真逆のことを行わざるを得ないし、ときにはそれを行いたいという魅力にとりつかれる。その結果が、バルカン半島やアフガニスタン、イラク、シリアであ

    地政学的な理由で対外政策を変えられないトランプ | 地政学を英国で学んだ
    kaoruw
    kaoruw 2017/01/16
    地理的条件と建国の歴史が国際介入主義の土台という話。原住民と奴隷を虐殺した建国の罪は道徳的に解決不可能なので、世界に善をなすことを唯一の贖罪にするしかないという指摘は重要。
  • 日本語で読める「地政学」の本 : 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝からすっきりしないお天気でした。昼以降はけっこう寒くなりましたね。 さて、前回のエントリーの続きです。 次に出るの第一章な...今日の横浜北部は朝からすっきりしないお天気でした。昼以降はけっこう寒くなりましたね。 さて、前回のエントリーの続きです。 次に出るの第一章なのですが、実際にに載せるかどうかはさておき、一応「先行研究」(literature review)のようなことをここでやってみたいと思います。 私は日の地政学について研究したわけではないのですが、とりあえず日語で「地政学」というタイトルのついたについて、前回に提示した3分類で大まかにわけて、それぞれに寸評を加えてみたいと思います。 === 日で出ている「地政学」というタイトルのついたで、しかも学問としての地政学と関連性が高いと思われるものをリストアップしておきたい。 ただし以下に挙

    日本語で読める「地政学」の本 : 地政学を英国で学んだ
  • ニカラグア運河は建設できるのか? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は久しぶりにスッキリ晴れましたが、さすがにピークの頃よりは暑くなかったですね。 数日前から緊張していた南北朝鮮国境ですが、高官同士が板門店で会談することでまずは戦闘回避できたようですね。 さて、久々にニカラグア運河建設という地政学的な話題について触れたトピックの記事の要訳を。 ==== ニカラグアは運河を夢見続ける by ジャスティン・フォックス Nicaragua Keeps Dreaming of a Canal By Justin Fox 15-8/20 Bloomberg View http://www.bloombergview.com/articles/2015-08-20/nicaragua-just-can-t-stop-dreaming-of-a-canal ●去年のことだが、ニカラグア政府関係者は500億ドル(6兆円)の予算で、太平洋と大西洋をつなぐ運河の

    ニカラグア運河は建設できるのか? | 地政学を英国で学んだ
  • 地政学が無視される3つの理由 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたしても朝から快晴。さすがに朝の冷え込みは厳しくなってきました。 さて、私は「地政学」(geopolitics)という学問を長年粛々と研究しているわけですが、その経験からつくづく感じるのは「国際政治の分析では【地理】の要素が軽視されている」ということです。 地理(geography)というのは、人間の生活のすべての分野において関わってくる必要不可欠な要素であり、これが国家や国際政治のレベルになると、さらにその重要性が増してくることはブログをお読みの皆さんならば簡単にご理解いただけると思います。 ですが、なぜかメディアや専門家の分析でも、この要素を意識したものをあまり見かけません。ではなぜこのように「地理」が軽視されるのでしょうか? 私は、大きくわければ三つの理由があると考えております。 ▼理由その1:ドイツ地政学のイメージの悪さ これはなんと言ってもナチス・ドイツと、そ

    地政学が無視される3つの理由 | 地政学を英国で学んだ
    kaoruw
    kaoruw 2013/11/21
    ドイツ地政学のイメージの悪さ・国際政治の研究が「自然科学」よりも「社会科学的」に研究されはじめた・IT関連技術のめざましい発展
  • 韓国トップたちの怪しい「世界観」 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は台風のせいで雨です。 さて、今回は最近色々と話題の韓国について少し。 その前にまず最初にお断りしておきたいのですが、私はいわゆる「嫌韓派」でもなければ「親韓派」でもありません。 すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、私は国際関係論でいうところの「リアリズム」という立場、つまり、「すべての国家は利己的である」という前提からものごとを分析するような教育を受けてきた人間であります。 そういうことなので、どうも日以外の他国のことを「好き/嫌い」、もしくは「善悪」という立場で判断することにはあまり慣れていないんですが、これを前提として議論を進めていきたいと思います。 くどいようですが、私が専門で勉強してきた(古典)地政学では、国家の「世界観」、もしくは「地理観」というものが、国際関係の動きを現実的に見る時に非常に重要であるとされております。 最近つとに反日姿勢を強めている韓国

    韓国トップたちの怪しい「世界観」 | 地政学を英国で学んだ
  • クラウゼヴィッツ学会でランドパワー理論 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は久しぶりの文句なしの快晴だったのですが、意外に気温が低くて過ごしやすかったですねぇ。 先ほど久しぶりに国際地政学研究所のワークショップに参加してきたのですが、アメリカの大戦略に関する議論が出てて、けっこう参考になりました。 さて、来週の水曜日の夜なのですが、クラウゼヴィッツ学会で冷戦後のランドパワーの理論について発表をしますので、その予告というか、参考文献紹介を。 ランドパワーといえば、戦略理論としてはおそらく最も古い戦略理論でありまして、マハンやコーベットがシーパワーの理論を書くまでは事実上は「唯一」の戦略理論でありました。 この分野について古典といわれるのは孫子とクラウゼヴィッツですが、主に冷戦後のものに特化すると、参考になるのは以下の四つがあると思われます。 1,アンドリュー・クレピネヴィッチが、自身の働くシンクタンク(CSBA)の文書として発表したTransform

    クラウゼヴィッツ学会でランドパワー理論 | 地政学を英国で学んだ
    kaoruw
    kaoruw 2013/07/20
    ランドパワー理論の古典4冊
  • 陰謀論にたいするスタンス | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は曇りがちでした。午後は少し降ったのですが、なんとなく梅雨の始まりを予感させてくれるような。 さて、ひとつだけ簡単に記しておきます。 国際政治・経済関連の文献の一般書をある程度読み込んだ経験を持つ方たちだったらよくわかると思うのですが、いわゆる「陰謀論系」と呼ばれるジャンルがありまして、これにけっこうハマる人がおります。 かく言う私も十年以上前にその手のをけっこう読んだ記憶があるわけですが、最近感じるのはこの手のジャンルの理論にたいするスタンスの取り方のむずかしさ。 というのは、陰謀系というのは、それがどのようなもの(ユダヤ系、金融系、アメリカ系など)であれ、基的には一つのパワフルな全能的な存在が世界のすべてをコントロールしているという、単純でわかりやすいストーリーから世界の複雑な動きを分析してくれます。 これは一つの理論と言えますし、これはこれで面白いのですが、問題はそ

    陰謀論にたいするスタンス | 地政学を英国で学んだ
    kaoruw
    kaoruw 2013/05/30
    「先を見越してすべての情報を知りながら次の一手を的確に出し、しかも色々な考え方を持っている多数の(非合理的な)人間を操作することができるかといえば、それは無理だろう、というのが妥当なところ」 ですね
  • 中国:武装艦で威嚇「拿捕の漁船解放せよ」 一触即発の海 - 毎日jp(毎日新聞)

    青く、穏やかな南シナ海に緊張が走った。6月23日、インドネシア領ナトゥナ諸島のラウト島から北西57カイリ(約105キロ)。現場海域からの立ち退きを命じるインドネシア海軍艦船に対し、中国の白い大型漁業監視船が、「拿捕(だほ)した中国漁船を解放しなければ攻撃する」と警告。大口径の機銃が銃口を向け、インドネシア海軍艦も応戦準備に入った--。 「洋上対決」は前日、同じ海域で10隻以上の中国漁船団が操業したのが発端だ。インドネシア警備艇がうち1隻を拿捕した。「排他的経済水域(EEZ)内であり、他国は勝手に操業できない」(当局者)ためだ。だが約30分後、2隻の白い中国の漁業監視船が現れ、「インドネシアのEEZとは認めていない」と無線で主張し、解放を要求してきた。 毎日新聞が入手した現場撮影のビデオ映像によると、中国監視船のうち1隻の船首付近には漢字で「漁政311」の船名がある。軍艦を改造して昨年3月、

  • 地政学を英国で学ぶ : やる気のある奴が勝つ

    ↑リアリズムと地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。今日の甲州は春を越えて、すっかり初夏のような一日でした。 実は今日、香港からドクターコースの友人が遊びに来まして、山梨に三泊、そして東京に一泊していきます。 この友人、ついこの間ドクターコースを卒業したばかりなのですが、時々香港の経済紙で意見記事を書いているとか。面白いのは最近のアメリカがテロ的な戦術を使い始め、彼にいわせると「パンドラの箱を開けた」とのこと。納得。 さて、今日はあまり世界政治とは関係ないのですが、一つ気がついたことを。 くだらないとは思う方もいらっしゃるかも知れませんが、最近Perfumeというテクノ系の音楽に乗せて歌って踊るアイドル三人組が登場したのはみなさんもご存知だと思います。 私も帰国してからテレビを見てその売り方の斬新さというか、売り方のパッケージングの仕方に驚いた人間のうちの一人でありまして、とくにこの

    kaoruw
    kaoruw 2008/04/29
    まさかのPerfume登場
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