霞が関が続々とシステム採用 米セールスフォースの快進撃 NTTデータ、日立製作所など日本企業の牙城だった中央官庁のシステム開発に密かに食い込んでいる海外企業がある。 米セールスフォース・ドットコムだ。米デル、日本郵政などの大企業を顧客として抱え、1999年の創業からわずか10年で年間売上高1000億円を突破した成長株である。 同社の霞が関における評価を不動のものにしたのは、今年7月のエコポイント対象商品登録と交換商品を申請するシステム構築。7月1日の納期までに間に合う競合他社がなかったため、5月末ぎりぎりになって経済産業省から相談を持ちかけられた。 同社は1ヵ月足らずでシステムを立ち上げ、しかも開発費用を当初予定の30億円から6億円に圧縮してみせた。 短納期、低コストの秘密は、クラウド・コンピューティング。ソフトを買ってパソコンにインストールするのでなく、サービス料金を払ってイン
人物紹介 菊地 眞弓:レースクイーンやミスコン荒らしなど「バブルでGO」を満喫した20代を経て、今や贅沢に飽きてほとんどモノを買わなくなったアラフォー女子 WITH三波 毒夫:流通の現場に出向き、同業者や取引先と情報交換するのが3度のメシよりも好きと言う謎の中年男。「WITH」は、「お客様とともに」を意味する たまたま出会った2人が「世の中に、気づき・幸せ・役立ちを与える」で意気投合。今日も流通の最前線を歩きます。 WITH三波 毒夫 コストコ、知っている? 菊地 眞弓 最近、友人から聞きました。子供を学校に預けた後、仲良しママさんグループで集合し、車で来店。皆で買い物を楽しんでから、仲間の自宅で購入した品をシェア。そしてまた、皆で学校に子供を迎えに行くとか。 三波 僕は先日の3連休中日にコストコ川崎店へ行ってきたよ。新規会員登録に20分もかかったけれどね。菊地さんは行ったことあるの。 菊
今日のイギリス南部は朝から曇りがちでして、あらためて秋の深まりを感じます。 さて、久々にニュースの解説的なものを。 トマス・バーネットと言えば、アメリカの大戦略や地政学に多少の関心のある人々の間ではけっこう有名な人物であり、2000年代に入ってから『ペンタゴンの新しい地図』(邦題は『戦争はなぜ必要か』)という本でアメリカの国防コミュニティーにセンセーションを巻き起こしております。 この本(と論文)の中で彼が論じていたことをものすごく単純に言えば、 「冷戦後のアメリカは、世界をグローバル化させるために色々なところで紛争に介入していた」 ということです。 ところがここで彼が面白いのは、このようなこれまでの現状を踏まえて、 「だから我々はグローバル化を大戦略の中心として、むしろ積極的に進めなければならない!」 と論じているのです。 ところがこのようなアイディアはかなり昔からアメリカに存在しており
今日のイギリス南部は朝から曇りで気温も低く、やけに風が強い一日でしたが、土曜日のおかげで町中は大混雑でした。 さて、先日のレインの「パックス・アメリカーナ終焉論」に引き続き、今回は園田さんに教えてもらったリンドの似たような内容の論文を。 マイケル・リンドと言えば元ネオコンという珍しい肩書きをもつ中堅のリベラル派の知識人ですが、彼が数日前にレインと似たようなテーマで、しかもやや違うアプローチから、とても興味深い論文を書いておりましたので、またポイントフォームで紹介しておきます。 ==== The end of the Pax Americana? Obama has the chance to end our Cold War hangover, and start an era where the U.S. is not the sole global policeman By Micha
このブログで以前にお話した日米での親権争いですが、遂に今週は逮捕者を出すという事態となりました。まず改めて背景をお話しておきましょう。世界中で国際結婚が増加する中、国際間の結婚が不幸にも破綻した場合に、親権を決め、親権のない方の親の面会権を保障し、養育費の支払いに強制力を働かせなくてはなりません。その場合に、子供の人権を守るために国境を越えて関係国が協力して、離婚調停の結果を履行させるために「ハーグ条約」というものがあり、多くの国がこれを批准しています。 ところが日本はこの条約を批准していません。理由は明白で、日本の民法では両親が離婚した際に、(1)子供が双方の親を行き来する共同親権制度がない、(2)親権のない方の親の面会権が保障されていない、(3)養育費の支払いについて「差し押さえ」などの法的な強制力がない、という制度となっており、ハーグ条約の前提を全く満たしていないからです。これに加え
米コネティカット(Connecticut)州ニューヘーブ(New Haven)の裁判所に罪状認否のため出頭したレイモンド・クラーク(Raymond Clark、24)容疑者(2009年9月17日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Douglas Healey 【9月18日 AFP】米コネティカット(Connecticut)州にあるエール大学(Yale University)の研究棟の壁の中から女子学生の遺体が発見された事件で、地元ニューヘーブン(New Haven)警察は17日、同大に勤務する研究員のレイモンド・クラーク(Raymond Clark)容疑者(24)を州内のモーテルで逮捕した。 クラーク容疑者は、殺害された大学院生のアニー・レー(Annie Le)さん(24)と同じ研究棟で働いており、警察はレーさんの遺体発見直後からクラーク容疑者に注目していた。レーさんは13日に
米カリフォルニア州のサンフランシスコに新たなCool Japan!!!の名所ができました。 小学館が全額出資してできた複合ビル「New People」です。 『公式サイトはこちら』 http://www.newpeopleworld.com/ フジテレビが8月15日にオープンした様子をレポートしています。 『アメリカ発のオタクカルチャー施設オープン』 http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00161272.html 地上3階、地下1階建てのビルには、1階にカフェがあるほか、日本の漫画、ビデオ、フィギュアなどを販売。2階には、KAWAII FASHIONの衣服を売るHARAJUKUのファッションショップなどが出店しています。 さらに、地下には映画館、3階には日本アニメだけを扱う画廊もあります。 You tubeには、グランド・
今日の甲州は曇りがちでして、夕方にはけっこう雨が降りました。選挙が近づいているために、外には街宣カーを見かけることが多いです。 さて、久々にニアル・ファーガソンの記事を。 G2論の亜種ともいえる「チャイメリカ」論を提唱しているスコットランド出身のハーバード大教授の歴史家であるファーガソンですが、今回のこの記事では「チャイメリカ終焉論」を強調し始めております。 ここでのアナロジーが極めてマッキンダー的というか、地政学的な世界観/歴史観でして、とりあえず注目に値すると言えるものでしょう。 おそらくこの記事はニューズウィーク誌の日本語版でもそのうち翻訳されるかも知れませんが、とりあえず要点だけポイントフォームで書き出しておきます。 === ‘Chimerica’ is Headed for Divorce By Niall Ferguson | NEWSWEEK Published Aug 15
2009年08月09日 イギリスとアメリカ、アングロ・サクソンは、決して「一枚岩」ではない 私も含めて、大概の人は、アメリカ人と、イギリス人とを「アングロサクソン」と一くくりに考えているのではないだろうか。 きっと、その二国の関係には、近所の仲間で缶蹴りをして、遊んでいても、あたかも兄弟だけが感じ合えるような深いシグナルで連携を図るように、他の第三国が立ち入ることの出来ないようなの固い結束に裏付けられた関係なのだろう、と。 しかしながら、そんなものは、幻想なのかもしれない、ということが〜「アメリカ社会」入門 英国人ニューヨークに住む〜を読むと、よく分かる。当のイギリス人とアメリカ人に言わせれば、アメリカとイギリスの関係は、「兄弟」などというよう親密な距離感ではなく、確かに単なる友人というわけでないが、せいぜいが「従兄弟」くらいの関係だ・・ということである。 英国人のフリージャーナリストであ
車の街デトロイトのあるミシガン州、この州では大きい交差点での「左折禁止」されている。(日本で言えば右折禁止、アメリカは右側通行なので) これは「ミシガンターン」というこの州独自の交通ルールがあるため。 ミシガンターン(ミシガンレフトとも言う)とは、本来左折したい交差点で右折→Uターン、または直進→Uターン→右折という組み合わせにより方向転換を行う。(近くにUターン専用のレーンがある。↓のページがアニメーションで分かりやすい。)http://www.michigan.gov/documents/mdot/MDOT_Roads-Travel_mich_left_213414_7.swf 何でこんなルールがあるのかっていうと交通の円滑化&交通事故の削減という目的があるらしい。 全ての交差点ではないが、このルールのあるおかげで右折は信号が赤でも可能。日本から初めてミシガンに行ったら戸惑うこと間違い
病気になったら? カリフォルニア州ベニスで健康診断を受ける無保険のドナジ・クルスちゃん(3歳、09年6月) Lucy Nicholson-Reuters 申し訳ないが、私はアメリカの医療保険制度は現状のままでいいと思っている。私は医療保険に加入しているし、4700万人の無保険者のことなど知ったことじゃない。誰かがバラク・オバマ大統領と議会を止めるべきだ。医療改革法案を葬れ! 私は今のままのほうがトクなのだ。 「医療の公営化」に反対する手紙を大統領に出し、「私のメディケア(高齢者医療保険制度)に手を出すな」と書いた女性に私は賛成だ。メディケアが公的医療制度であることはともかく、そうこなくては! 私が連邦議員たちと同じ高水準の保障を得ていい道理などあるだろうか。法案に反対していた民主党の保守派議員などは「ブルー・ドッグ(青い犬)」と言われるだけあって顔色が悪く、たくさんの医療サービスを必要とす
夏休みに出かける皆さん、空港で荷物預ける時は気をつけましょう! やっぱり国際線で海外旅行なんてすれば、いろいろと預けたはずの貴重品がなくなっちゃって、皆々さま、本当にブチ切れる体験談が目白押しなんでしょうね。 つい先日は、米国の運輸保安局(TSA:Transportation Security Administration)の係官が、もう搭乗客から見えないのをよいことに、スーツケースやバッグの中身を漁りまくって盗み放題で楽しんでいたなんて事件もお伝えしましたけど、こんなの氷山の一角でしかないんでしょうね。 いやいや、こんな不祥事が横行するのを許してはならん! そう怒った米当局が、ついにマジで摘発捜査に乗り出し始めましたよ。さすがはアメリカです、やるからには徹底した取り締まり体制の強化に、なんか乞うご期待って感じですねぇ... ではでは、いきなり見事に捕まっちゃった、憎き邪悪なセキュリティー
ワシントンD.C.(Washington D.C.)の議会で、政府委員会の公聴会で証言するジョセフ・ナイ(Joseph Nye)元国防次官補(2007年11月6日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Alex Wong 【6月26日 AFP】ジョセフ・ナイ(Joseph Nye)米ハーバード大(Harvard University)名誉教授は25日、米下院の日米関係に関する公聴会で証言し、国際的な懸案事項の協議において米国が中国と公的な協力関係を築くことは、日本との長期にわたる同盟関係を損なうため、避けるべきだと提言した。 「ソフト・パワー」という概念を提唱したことで知られ、米外交政策にも強い影響力を持つナイ氏は、米国の指導者たちは、「(日米)同盟を最優先事項としていることを保障し」、アジア外交において日本が抱いている「ジャパン・パッシング(日本外し)」の恐怖を和らげる必要がある
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