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ブックマーク / www.xmlmaster.org (6)

  • 村田真のXMLブログ

    XMLの国際化と日語プロファイルという記事を1999年に書いた。国際化についての私の態度はそこで言い尽くしてあることに気付いた。 ...国外では数多くの人がWWWとインターネットの国際化のための努力を重ねてきている.筆者は1997年以降の活動にしか関与していないが,それ以前にも膨大な努力があったことは資料から窺える.最初はISO-8859-1にある文字しか扱えなかったWWWが,多くの言語・文化を曲がりなりにも扱えるようになりつつあるのは,多くの人の献身的な努力の結果である.そこには,富める国の主要言語だけを扱うのではなく,すべての言語・文化に対して理想的には同等の機能,少なくとも最低限の機能を提供しようという精神が存在する. 国際化には多くの問題が伴うことを承知の上で言えば,日国内の事情だけを考えた議論を日国内だけで繰り返しても得られるものは少ないように思う.他の言語・文化を考慮した

  • 村田真のXMLブログ

    人で唯一W3CのXMLワーキンググループに参加しXMLの標準化プロセスに携わったXMLの生みの親、村田真さんのブログです。 OOXMLへの不当な批判 OOXMLへの批判には正当なものもあるが、不当なものもある。不当なものの例 として、ODFとまったく同じことをしているのにOOXMLだけが批判されるという のがある。 その一例は、OLEに関する批判である。OOXMLはOLEを使っているからWindows 環境に依存していると批判者は言う。しかし、ODFもOLEを使っているのだ。そ して、Windows環境以外でも動作するために、OLE以外の類似機構の使用を認め ているという点でも、ODFとOOXMLは似ている。それなのに、なぜOOXMLだけが 批判され、ODFは批判されないのだろうか。なお、詳しくは、この記事 (OOXMLを批判する論調で書かれているが、実はODFに対する批判なのだ!)を

    kits
    kits 2008/06/27
    「OOXMLへの不当な批判」
  • 村田真のXMLブログ

    人で唯一W3CのXMLワーキンググループに参加しXMLの標準化プロセスに携わったXMLの生みの親、村田真さんのブログです。 ODFとOOXMLを改良していくために 1980年代から、オフィス文書の交換フォーマットの標準化は、惨めなばかりの 失敗を繰り返してきた。最近、ODFとOOXMLが現われたことは慶賀すべきことで ある。どちらも実装が存在している(解説:Open Document Formatの標準化についてを参照)。 しかし、どちらも決して完璧な仕様ではないことは指摘しておかなければなら ない。 OOXMLには、BRMで積み残しになった問題点のほかに、デザインの不統一(たと えば、WordprocessingMLでは属性はnamespace-qualifyされているが、他の部 分ではされていない)などはいくつもある。問題点については、数多くの指摘 がなされているが、ここでは触れな

    kits
    kits 2008/06/16
    「完璧でなくても、やっと現われた標準である。ODFとOOXMLを改良し、まっとうなものに育てていく必要がある」
  • OOXMLをめぐる報道のいい加減さ 村田真のXMLブログ

    人で唯一W3CのXMLワーキンググループに参加しXMLの標準化プロセスに携わったXMLの生みの親、村田真さんのブログです。 OOXMLをめぐる報道のいい加減さ OOXMLをめぐる報道を私はほとんど信用していない。不適切な記事の 一つとして、asahi.comの記事をあげておく。 この記事を読めば、ロビー活動だけによって勝敗は決したように見えるだろう。 しかし、実際にはそうではない。確かにロビー活動は両陣営によって盛大に 行なわれたが、仕様自体の改善も空前絶後の規模で行なわれたのだ。2293 ページのEcma回答書、BRMで出された43の決議がその証拠である。イギリス、 チェコ、デンマークが賛成に変えた大きな要因は、彼らのコメントが満足のいくよう に解決されたことである。日コメントの多くも満足の行くように解決されている。 投稿者: 村田 真 / 日時: 2008.04.02 トラックバ

    kits
    kits 2008/04/02
  • 村田真のXMLブログ

    人で唯一W3CのXMLワーキンググループに参加しXMLの標準化プロセスに携わったXMLの生みの親、村田真さんのブログです。 筑波での授業 Atomの拡張のためのスキーマをRELAX NGで書くことについて、以前の記事で書いた。 この内容は、筑波大学で行なった集中講義で取り上げたものである。そのときのパワーポイントを公開する。 第一回 第二回 第三回 投稿者: 村田 真 / 日時: 2007.10.23 トラックバック このエントリーのトラックバックURL: http://blog.xmlmaster.org/mta/mt-tb.cgi/41 ● コメントを投稿

  • 村田真のXMLブログ atomの拡張についてのRELAX NGによる検証

    人で唯一W3CのXMLワーキンググループに参加しXMLの標準化プロセスに携わったXMLの生みの親、村田真さんのブログです。 atomの拡張についてのRELAX NGによる検証 Atom(RFC 4287)のスキーマは、スキーマ言語RELAX NGで書かれている。このスキーマは外部名前空間の要素・属性を許すように書かれている。 Atomにはさまざまの拡張がある。たとえば、Atom Threading Extensions(RFC 4685)は、スレッドを表現するために、外部名前空間の要素・属性を追加している。また、この拡張のためのスキーマも定義されている。 ここで問題なのは、RFC 4685のスキーマはAtomフィード全体を検証するのではなく、拡張要素・属性だけしか扱っていないことである。したがって、RFC 4685のスキーマを用いてAtomフィード全体を検証することはできない。いっぽう

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