1968,70,71,72,73年に製作された「猿の惑星」旧5部作をやっと見ました。面白かったなあ。 以下、ネタバレありで、私なりの「猿の惑星」シリーズのストーリー解説をします。また、『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(2001年)と、『猿の惑星:創世記』(2011年)についても少しだけ触れます。 猿の惑星(1968年) 地球を発って1年半、宇宙船はオリオン星座に属する惑星の湖に着水し、沈没した。宇宙船は亜光速で飛行してきたため、地球では2000年の時が流れている……。 この星には人間そっくりの生き物と、類人猿(チンパンジー、ゴリラ、オランウータン)そっくりの生き物が暮らしていました。船長は人間そっくりの生き物を外見から即座に「人間」と断定し、また類人猿そっくりの生き物を「類人猿」と決め付けます。そして「言葉を持たぬ人間たち」と「文明を手にした猿人たち」に驚き、猿人が人間の