J1川崎フロンターレの大久保嘉人、棗佑喜(なつめ・ゆうき)の両選手が「ゲストティーチャー実践学習」と銘打たれた算数教室に参加した。これは川崎が09年度より小学校6年生を対象として制作してきた川崎フロンターレ算数ドリルを利用したもので、5回目となる今年度は川崎市立登戸小学校を訪問した。 授業は時おり雨が降るあいにくの天候の中で行われたが、リーグ戦19ゴールでJ1得点ランク首位に立つ大久保のシュートを目の前で見た参加児童の一人は「大久保選手のシュートがすごかった!」と興奮を隠しきれない様子。また50メートル走を実演した棗は6.39秒で走り、手を抜かない姿勢を子どもたちに示していた。 なおこの教室は大久保、棗のそれぞれの記録を元に、子どもたちが必要な計算を行い答えを導き出すというもので、つつがなく終了した。実践学習を終えた大久保は「算数は全くダメだったので、いつ当てられるかヒヤヒヤしてました