Mojoliciousを使ってみよう 前回はすでにできあがったアプリケーションにMojoを組み込んで移植性を高める方法を見ました。今回はこれから新しいアプリケーションを構築する際のベタープラクティスのひとつとして、Mojoのパッケージに同梱されているMojoliciousというフレームワークを利用する方法を紹介します。 まずはひな形から Mojoliciousのアプリケーションも、Mojoの場合と同じくまずはひな形をつくるところから始めます。今回は簡単なWikiもどきをつくってみましょう。例によってMojoをインストールしたディレクトリでこのようなコマンドを入力します。 > perl script/mojolicious generate app SimpleWiki > cd simple_wiki Mojoのひな形に比べていくらか余分にファイルが生成されます。開発用サーバの立ち上げ方は
一行掲示板を移植してみよう 連載の1回目では、Mojoのスタンドアロンサーバを使って簡単な画面を表示してみました。今回は簡単なCGIをMojoに移植しながら、リクエストの扱い方やテストの仕方を見ていきましょう。 まずはこれから移植していくCGIのソースを掲載します。あきらかに穴だらけのものですが、そこはひとまず目をつむってください。 #!/usr/bin/perl use strict; use warnings; use CGI; my $q = CGI->new; my $file = 'data.txt'; unless (-f $file) { open my $fh, '>', $file or die $!; close $fh; } if ($q->param('text')) { open my $fh, '>>', $file or die $!; print $fh $
mod_perlの教訓 一昔前まで、Perlである程度大規模なウェブアプリケーションを書くときはmod_perlと呼ばれるApacheモジュールを利用するのが一般的でした。 ところが、Apache、mod_perlともに大規模な改修が行われ、後方互換性が失われた結果、古いmod_perlのアプリケーションを抱えている企業は、リスクや不便を覚悟で古いApacheを使い続けるか、Apache、mod_perlともに新しい環境に移行するか、あるいはまったく異なる第三の道を模索するかの選択を迫られることになりました。 同じようなことは、もっと小規模なアプリケーションでも起こりえます。たとえば、昔ながらのCGI環境で実行していたものをもっと高速な環境に移行したくなったとき。たしかにmod_perlにはApache::PerlRunと呼ばれる互換モードもありますが、これまではアプリケーションそのものを
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