cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
実績については、いつも通り実績ページにまとめているので、それを参照するとして、 · 松本亮介の研究・開発業績ページ 2015年は、2012年に一旦会社をやめて3年間大学院の博士課程で研究をやり直し、大阪から福岡に引っ越ししてペパボという会社に入り直した年でもあります。 ということで、いくつか項目を挙げて振り返ってみたいと思います。 ペパボに入って 4月にアドバンスドシニアと呼ばれる役職で、それこそチーフエンジニアを除くと最も役職の高いエンジニアとして採用していただきました。それもあって、「外から見ると結構色々やっているけど、会社に入るとあんまり仕事できないな...」みたいな事を思われたりしたら申し訳ないので、それなりに自分のやってきた事を共有したり、エンジニアのスキルやモチベーションの底上げ、更には、自分にしかできないような新しい技術の開発と導入を行ったりしていました。 自身が社内外で取り
私自身、さまざまな紆余曲折を経て、今のクラウドワークスの誕生にたどり着きました。それもあってか、起業に関する相談を受けることがあります。正直なところ、私なんかがアドバイスしていいものかどうか迷いますが、相談を受けたからには、ちゃんとお答えしています。 私がアドバイスする側になってみて気づいたのは、起業に関する相談をしにやってきた人のほとんどが「わかりました!実行します!!」と、アドバイスをすんなりと受け取ってくれないということでした。 起業家=自分がオーナー、というイメージがあります。そのため、「自分が全て決めるのだ」と思っている人も多いのですね。「相談したいです!」と言いつつ、すでに自分の中で答えが出ている人がほとんどというわけです。まさに、わかります。最初に起業したばかりのころの私もそうでしたから。 しかし、それでは先輩起業家たちの貴重なアドバイスを聞く機会を失うだけでなく、成功率を上
Bigfacebox 顔が大きくなる箱。MakerFaireなどで展示しました。作り方も公開しています。 地味ハロウィン 地味な仮想限定のハロウィンを2014年から開催しています。 ▲避難訓練の負傷者役 出版 サイトをもとにした本から書き下ろし、売れてる本からそうでもない本まで手広く出しております。 1971年 東京都練馬区生まれ。会社員のかたわら1996年から東京トイレマップ、webやぎの目などの個人サイトを作り始める。1999年にサイトを元にした「死ぬかと思った」を出版。以降、執筆、イベントの活動が増えていくる。2002年 デイリーポータルZを立ち上げる。以来ずっとサイトで執筆、編集を行う。それでも会社員はやめていない。 ネットでの活動のほか、「地味ハロウィン」などのリアルのイベントも主催。 好きな食べ物はホタルイカの沖漬けとアスパラガス。 連絡先:hayashi尿yaginome.j
フミナーズ編集部です。 日頃よりご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。 睡眠情報メディア・フミナーズは、2019年6月7日をもちましてサイトを閉鎖致しました。 フミナーズは、「睡眠を通して、今より豊かな生活を」をコンセプトに、2015年3月のオープン以降、多くの医師や専門家の方々にご協力いただきながら、いろんな「眠れない」を抱える人たち(=フミナーズ)に寄り添い、自分らしい「眠り」との付き合い方を提案してきました。 公開された記事の本数は1,000近くにおよび、2018年1月には、単月650万PV、400万UUを達成。睡眠関連のメディアとしては国内最大級のサイトとなり、多くの皆様から愛される媒体となることができました。 編集部一同、これまでたくさんの記事を通して、皆様からの温かいコメントを励みに尽力することができました。ご愛読いただいていた皆様には、多大なご迷惑をおかけしますこと
働けば暮らしが良くなる――そんな時代が、わたしが生まれる少し前まではあったらしい。わたしにとってはカンブリア紀とほぼ同等の現実味ですが、われわれ30代を「夢がない」だの「覇気がない」だのと好き勝手に評してくださる年長者は、いまだその幻想の中に生きているようです。 少なくともわたしには、大きな野望と呼べるようなものはなく、会社員兼文筆家としてもそこそこ楽しく仕事をし、休日には旅行したりレイトショーで映画を観る暮らしがずっと続けばいいなと思っています。今やそれこそが、大きすぎる望みなのかもしれませんが。 映画といえば、先日3回目の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観てきました。核戦争後の世界で、独裁者イモータン・ジョーが支配する砦を女戦士フュリオサとジョーの妻たち、そして巻きこまれ系の主人公マックスがぶっ潰すお話です。 ジョーは悪役というよりむしろ有能な為政者で、短命な兵士にも信仰を与え
私は台湾、ベトナムと日本の血を引いています。それぞれの国の家族に戦争体験者がいて、第二次大戦中に乗った客船がアメリカの潜水艦に撃沈された台湾の家族もいれば、日本の敗戦と同時にロシア兵に追われて満州から大変な思いで帰国したり、広島の原爆投下で被曝したり、ベトナム戦争では敵味方に分かれて戦った家族もいます。いずれの場合も深い悲しみの痕跡が、家族の歴史に刻まれたことは言うに及びません。 Photo by manhhai(CC BY 2.0) 私自身は戦争を経験していません。フランス国籍の人間としては、かつては兵役が存在したのですが、ちょうど私の代で兵役が廃止されたので、軍隊生活も経験していません。なので、戦争に関する現実味のある情報としては、かつての戦争を生き延びた家族の話しか知りません。 しかし、私の生まれ育った現代でも戦争が絶えたことはないし、いまも国家間やテロリスト集団の闘いに巻き込まれる
74歳の今も精力的な活動を続けるオシム氏。この日も5時間もの車での移動にもかかわらず取材に応じてくれた 【宇都宮徹壱】 ボスニア・ヘルツェゴビナの首都・サラエボで、旧ユーゴスラビア諸国を中心に8クラブが参加したユース大会(正式名称は、4th INTERNATIONAL FOOTBALL TOURNAMENT U-17“PLAY FOOTBALL LIVE LIFE”)が、6月18日から行われた。かつてはひとつの連邦国家を形成しながら、今はそれぞれ「外国人」となってしまった若者たち。戦争もユーゴスラビアも知らない世代が、サラエボという歴史と民族が交錯する街を舞台に、サッカーを通して異文化を理解し、尊重することを学ぶ。この興味深い大会で、プレゼンターを務めていたのが、生粋のサラエボっ子であり、元日本代表監督でもある、イビチャ・オシム氏であった。 2006年に「日本サッカーの日本化」というテーゼ
私が携わっていた会社が、9000万ドル(約110億円)の盗難に遭いました。どうやら私は、人の本性を見抜くのが苦手なようです。会社は倒産しました。私は性善説を信じているので、どんなにがんばっても人の善悪が判断できません。そこで、他人の判断が得意な人を見つけて、助けを求めることにしています。 自分の望まないことや、生まれ持った才能に合わないことを、無理やり学ぼうとしないでください。才能の役割なんてものは非常に小さいのですが、最初はそこから始めなければなりません。 才能はスキルの種。自分の才能を、どれぐらい把握していますか? 10歳のころ、自分の才能が好きでしたか? 夢はありましたか? 信じてくれないかもしれませんが、誰もがたくさんの才能を持っています。私はかれこれ20年ほど、さまざまなことをうまくやる方法を学ぼうとしてきました。執筆、プログラミング、ビジネススキル(リーダーシップ、セールス、交
今日はシリーズCのファイナンスとして43億円の資金調達が完了したリリースを出しました。企業としてはもう一段上のステージを目指そうと思います。このブログを更新することはもう滅多になくなりますので、これまで何を考えてやってきたかを改めてまとめておくことにしました。 外貨を稼ぐロールモデルを作る 2010年頃から「外貨を稼げなければ日本の企業は未来がない」と考えるようになっていました。日本の人口は減少を続けていて、国内の産業が縮小していくのは確実だからです。一方で、企業としては短期的に見れば国内にリソースを集中したほうが効率的ですし、東京の出来上がってるエコシステムに乗っかったほうが成功確率は高いのは間違いないです。 経営判断としてはそれが『正解』であること、経営者としてそれを求められていることも本当はよく理解していました。 ただ、同じレールに乗ればこれまでと同じ場所に辿り着くのは見えていたから
99u:もし皆さんが今の仕事を3年以上続けていこうと考えているのなら、考え直しましょう。 米国労働省労働統計局の報告書によると、25~34歳の労働者の平均勤続年数はたったの3年だそうです。これは55~64歳の労働者の3分の1にも満たない数字です。この研究は2年毎に行われており、ミレニアム世代の平均が3.2年だった2012年と比べると、ややダウンしています。私たちの中には、『終身雇用』されることを考えるとぞっとする人もいます。そういう人なら最高の仕事をして転職するほうを選ぶでしょう。しかしながら、最高の仕事ができる、仕事が並外れてできるということは、逆を言えば、実際にその人が必要としているよりも長い期間その仕事に縛られる可能性があるということです。 マーケティング会社AudienceBloomの創設者兼CEOであるJayson DeMers氏は、キャリアの惰性化を防ぐには、「昨日自分は何を学
この前、ニコ生の「夏野総研」というところにでて、夏野さん、2chのひろゆきさん、メタップス佐藤さんと4.5時間話しまくるというものをして、超絶に楽しかったのです。4.5時間話してたのに、ユーザーさんからの評判もすこぶるよく、いい感じでした。ひろゆきさんに「けんすうは本当に頭が悪いなあ」と10回くらい言われたりなど、思い出に残る放送でした。 で、その中でいろいろな示唆があったのですがおもしろいのが、ひろゆきさんが「炎上してショックを受ける人の意味がわからない」といってたのですね。 「だってさ、人に誤解されないとか無理じゃん」「きちんと意図を伝えようとしても絶対に伝わらない場合あるよね」というところから「全員に好かれるとか無理でしょ?」「自分は嫌われない、と思っているのだとしたらバカだよね」的な意味合いだったと思います。 これは結構おもしろいなあと。たしかに、ひろゆきさんや、僕みたいなタイプだ
「フライドポテト記録」は、会社の先輩の @moha_ariyoshi さんが、フライドポテトを食べるたびに撮影している写真を記録した Tumblr。ファーストフード店や居酒屋など、撮影した店の名前も併記されている。白い紙ナプキンの上にフライドポテトが載っている写真が基本だけど、皿の上や手に持っている場合もあり、背景にうつりこんだ食卓や指のマニキュアから、フライドポテトがある風景とか、フライドポテトを食べる @moha_ariyoshi さん自身も同時に記録されている。 大日本タイポ組合の 塚田哲也さんの Instagram では、ときおり電車やバスの座席カバーの柄を接写した写真が投稿される。柄のかわいさも楽しいけど、いつもあたりまえに乗っている電車の座席カバーがこんなにも多彩なデザインだったのかということに驚く。 フライドポテトも座席カバーも、日常生活のなかで繰り返し接するモチーフだ。だか
2人の開発者についての話があります(仮にA、Bとしましょう)。どちらも同じような専門で、同程度の知識と造詣がありました。スキルが上達するにつれ、Aは自分が知っているすべてのことをブログに書くようになりました。そのブログはすぐに人気が出て、大勢のファンを獲得し、Kickstarterのキャンペーンで数千ドルを獲得しました。 もう1人の開発者であるBは、自分の学んだことを何ひとつシェアしないどころか、ほとんど誰にも話しませんでした。 この話で面白いのは、自分の知識をシェアしなかったBは、Aのブログを軽視しているということです。Bにとっては、そのブログは「自分の知らないこと」を教えてくれてはいないので、役に立たないものでした。ところが、多くの人は自分が知っていることをまだ知らず、学びたいと思っていることに、Bは気付けませんでした。「自分ほどの知識が無い人はたくさんいる」という事実に気付いたAとの
リソースというものは有限であるわけですが、その中でも時間というものは起業家にとってもっとも貴重なリソースになりがちです。 当然ですが、仕事のクオリティが下がるような部分から時間を削るというのはイマイチですよね。堀江さんとかも言っているように、睡眠時間とかを削るのは、あまり賢いやり方ではないわけです。 起業家にとって、時間の優先順位をつけるとしたら、以下みたいな感じかなと思っています。 仕事仕事のクオリティを担保するための時間大事なプライベートの時間まあ、このあたりは当然だよね、、という感じですよね。なんというか、優先順位高いものは何か?と考えると、みんなそんなに間違わない。 しかし、やってしまいがちなのが、優先順位低いけど、なんとなく無視できなくて、やったほうがいいんじゃないかと思ってやってしまう仕事です。 「別に付き合わなくていい人にまで時間や頭のリソースを使ってしまう」ということかなあ
4月初旬の駒沢公園。花見を楽しむ人々に、ビラを配る1人の男性がいた。近所の飲食店の店員……ではない。ミクシィ創業者で現在は取締役会長の笠原健治さんだ。「いいものを作れたと思っているので、広めたくて。ビラ配りは慣れてなくて、なかなか話を聞いてもらえなかったけど……」。 ビラには、スマートフォンアプリ「家族アルバム みてね」(iOS/Android対応)の紹介が書かれていた。子どもの写真や動画を容量無制限でアップロードし、遠方に住む祖母・祖父など家族と共有できるアプリだ。ミクシィの新規事業として笠原さんが企画。自らマーケティングやユーザーサポートなどを手がけると同時に、1人のユーザーとして妻や両親と一緒に使っている。 「娘が生まれたとき、はたと困って」。原点は笠原さん自身の経験だ。2013年に長女、翌年に次女に恵まれたが、子どもの写真や動画を親と共有する方法に困り、専用アプリの開発を思い立った
以下のブログで書かれていたことについて思ったことを書いてみる。 現実を直視しながら理想を持ち続けることの難しさ、人生の「賞味期限」 筆者の佐藤航陽氏が書くところによると、人生には「賞味期限」があるという。人間が一生の間に持っているエネルギーには限度があり、そのエネルギーは人生の中で減っていく、 なにかに挑戦するにはエネルギーが必要で、エネルギーが枯渇してしまうと、いくら挑戦できる十分な知識と経験があっても、もはや挑戦は できなくなる。このエネルギーが残っている期間を「人生の賞味期限」と呼んでいるということらしい。 ぼくのあまり長くはない人生経験からしても、こういう人生の賞味期限といったものは 本当に存在すると思う。 人生の賞味期限がなぜあるのかは単純で、佐藤氏が書いているように現実を直視しながら 理想を持ち続けることが難しいからだ。 簡単にいうと、世の中を変えようと、ある理想を実現しようと
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