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ブックマーク / number.bunshun.jp (37)

  • 【手記】大学4年で早稲田大ラグビー部に入部したらどうなるのか? 「早稲田スポーツ」記者の異例の挑戦(千葉洋介)

    惜しくも大学選手権連覇を逃した早稲田大学ラグビー部。今季は新型コロナウイルスの影響で思うような活動ができなかったが、主将・丸尾崇真(4年/No.8)を中心にまとまりある展開ラグビーを披露した。そんな早大ラグビー部に稀有なキャリアをもつ学生がいる。千葉洋介、プロップ、学年は丸尾らと同じ4年生。だが肩書きは「早稲田大学ラグビー蹴球部1年生」だ。ラグビーに魅せられた大学生の手記をお届けする。 私は今年、大学4年に進級すると同時に「1年生」となりました。2020年春、4年生となるタイミングで早稲田大学ラグビー蹴球部(以降、ラグビー部)の門を叩くことを決めたのです。なぜそのような決断に至ったのか――簡単にバックグラウンドを記そうと思います。 2017年3月、早稲田大学スポーツ科学部に合格。國學院久我山中学・高校で6年間ラグビーをしていたこともあり、ラグビー部に入部しようと考えていました。しかし、ハー

    【手記】大学4年で早稲田大ラグビー部に入部したらどうなるのか? 「早稲田スポーツ」記者の異例の挑戦(千葉洋介)
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    kk831 2021/01/23
    憧れる生き方だ
  • オシム、コロナ禍の欧州から魂の言葉。「私はまだ働きたい。ジェフの……」(田村修一)

    オーストリアのクラブ、シュトルム・グラーツには今もオシム伝説が残る。グラーツの観客席の垂れ幕には今もオシムの顔と名前が……。 イビチャ・オシムと電話で話したのは先月のこと。ヨーロッパではコロナウィルスの影響が深刻化し、すでに各国が非常事態を宣言して日常生活に大きな制約を加えていた時期ではあったが、日にはまだそこまでの危機意識がなかったころだった。それから時間がたち、日の状況も大きく変化した。 オシムはこの新型コロナウイルスによる社会をどう捉えていたのか――タイムラグを経てもなお心に直接響いてくる彼の言葉に耳を傾けよう。 「今はこちらの方が日よりも深刻だ」 ――元気ですか? 「ああ、君らはどうだ。いろいろ問題があって、あらゆる活動が停滞している」 ――その通りです。 「問題は当に多い。こちらは移民も多く、人が移動するからなおさらだ。避けるための手段が多くあるわけではない。危機は徐々に

    オシム、コロナ禍の欧州から魂の言葉。「私はまだ働きたい。ジェフの……」(田村修一)
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    kk831 2020/04/23
    是非また日本に…
  • オシムから届いた新年のメッセージ。「走り続けること、戦い続けること」(田村修一)

    イビチャ・オシムは、サラエボの自宅で年末年始を過ごした。 冬の間は雪に埋もれるグラーツよりも、寒さが厳しいとはいえ積雪はそれほどでもないサラエボの方が、多少なりとも過ごしやすくはあるのだろう。 ただ、1月半ばには、シュトルム・グラーツのクラブ設立110周年記念式典がある。主賓のオシムを欠いては成り立たない行事であり、そのときにはまたグラーツに戻ることになるとのことである。 オシムからの新年のメッセージが届いた。 日サッカーへ込める思いと期待を、オシムが受話器の向こうから語った。懐かしかった羽生直剛との再会も。ここにお届けするのは、そんなオシムの直近の声である。 なお、彼は、アジアカップ期間中の不定期インタビューの申し出にも快諾してくれた。フィリップ・トルシエも同様で、欄ではふたりの分析と評論をロシアワールドカップ同様に掲載する。 「日サッカーは良くなっている」 ――元気ですか? 「

    オシムから届いた新年のメッセージ。「走り続けること、戦い続けること」(田村修一)
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    kk831 2019/01/07
    もう10年経ったのか…
  • 甲子園51本塁打のバットを全調査。藤原恭大はミズノ、根尾昂はZETT。(中村計)

    この夏の甲子園、100回大会ということでヒートアップしていたのは用具メーカーも同じである。 金属バットの音を聞いただけでメーカーと型番を言い当てるという野球専門ショップ「ベースマン立川店」のカリスマ店員・星徹弥さんが話す。 「野球用具の国内4大メーカー、ミズノ、アシックス、SSK、ZETTは、ここぞとばかりに新製品を投入してきました。ただ、目立ったメーカー、目立たなかったメーカーが色分けされた感があります」 星さんがやや不発に終わったかと振り返るのは、アシックスの熱を遮断する効果を持つスパイクだ。 「100回大会の企画商品だったのですが、シューズということもありさほど目立ちませんでした。表面に特殊な加工がしてあり、熱がこもらない設計になっています。『最新、最速。』をテーマにしているメーカーだけあって、アイデアは時代性を見事にとらえていたと思いますが、効果が実感しづらかったのかもしれません」

    甲子園51本塁打のバットを全調査。藤原恭大はミズノ、根尾昂はZETT。(中村計)
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    kk831 2018/09/06
    ブイコン根強い
  • レアルの日本人社員だった男。酒井浩之「実は言うほどお金がない」(北條聡)

    えっ、お金がない? 第1のギャップは、そこにあったという。レアル・マドリー(スペイン)の正社員として働いていた酒井浩之氏の言葉だ。 「もちろん、売り上げは大きいですが、出て行く額も大きい。だから、キャッシュフロー(収入から支出を差し引いて手元に残る資金の流れ)はごくわずかなんです」 要するに、世間一般でイメージされているような金満クラブではない、と。確かに、マドリーには莫大な損失を出した場合、それを補填しうる大企業や大富豪が存在しない。そもそもクラブのオーナーはソシオと呼ばれる約9万人のクラブ会員だ。 下手を打てば、大変な負債を抱え込んでしまう。サッカー界随一のブランド力を持つとはいえ、その上にあぐらをかいては経営破綻へ一直線。そんなシビアな環境にある、というのが、酒井氏の実感らしい。 酒井氏は2015年3月、日人としては初めて、レアル・マドリー大学院のスポーツマネジメントMBAコースに

    レアルの日本人社員だった男。酒井浩之「実は言うほどお金がない」(北條聡)
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    kk831 2018/09/06
    「1億円(スポンサー料)をいただくとは、どういうことか。いかに(マドリーと)お付き合いしてよかったと言わせるか。これらのことを徹底的に考えているんです」
  • 公立校の市立船橋に胸スポンサー。部活の概念を高校サッカーが変革!(安藤隆人)

    「マイナビ」の胸スポンサーが入った市立船橋のユニフォーム。スポンサーは高校サッカーのトレンドとなるか。 最近の高円宮杯プレミアリーグやプリンスリーグを中心に高校サッカーを観ていて、高体連チームのユニフォームにスポンサーが付いていることに気づいた人も多いのではないだろうか(*高体連=公益財団法人全国高等学校体育連盟。高等学校のスポーツ活動の多くを統括する組織)。 Jクラブのアカデミーのユニフォームならスポンサーが入っていることは特段珍しいことではないが、高体連のユニフォームの胸や背中にもスポンサーが入っているのは一般的には知られていない。 それはなぜかというと、一番注目を浴びる全国高校サッカー選手権大会では、スポンサー入りのユニフォーム着用は一切認められていないからだ。インターハイも同様で、要は高体連主催の大会は不可である一方、プレミア、プリンス、都道府県リーグのように日サッカー協会や各都

    公立校の市立船橋に胸スポンサー。部活の概念を高校サッカーが変革!(安藤隆人)
  • VAR判定でイタリア審判団に脚光が。仕切るのはレフェリー界のビッグ3。(弓削高志)

    もはや「VAR」抜きのワールドカップなどありえない。我々はロシア大会で新しい時代を目撃している。 今大会から初めて採用されているビデオ判定補助システム「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)」について、“中間報告”が出た。 グループリーグ全48試合を検証したFIFA審判委員会は、先月28日に報告を公表。それによれば、VARによる判定介入は17回あり、そのうち主審がもともと下した判定を覆し、誤審を未然に防いだケースが14回あった。 「グループリーグ全試合を通した誤審率は0.7%。ほぼパーフェクトに近い」 前回ブラジル大会の誤審率は5%近かったというから、VAR導入効果は絶大といっていいだろう。FIFA審判委員長ピエルルイジ・コッリーナの表情は満足気だ。 「試合のリズムを壊す」「使用基準が曖昧」といったVAR否定論は根強い。ただし、そこにはVARへの根的認識が欠けているように思う。 後半

    VAR判定でイタリア審判団に脚光が。仕切るのはレフェリー界のビッグ3。(弓削高志)
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    kk831 2018/07/07
    野球のチャレンジと同じく、誤審もそうだけど無駄な抗議や見苦しいシミュレーションが減るのはとてもよいと思う
  • 甲子園で人気の金属バットはどれ?68本塁打リストと高性能化の影響。(中村計)

    金属バットが打球をとらえた音を聞いただけで、「これは〇〇社の〇〇という型ですね」と見事にいい当ててしまうのは、東京都立川市の野球専門ショップ「ベースマン立川店」の星徹弥さん(27歳)だ。 「僕だけじゃなく、業界関係者は、だいたいわかると思いますよ」 その星さんは、大会記録となる68のホームランが乱れ飛んだこの夏の甲子園における「全ホームランバット」を映像を元に調べ上げた。 「近年、高校生の7割から8割くらいがミズノの『Vコング02』か、SSKの『スカイビート31K』を使っている。今年は特にVコング02が圧倒的に多かったですね」 中田翔愛用の「Vコング02」を上回る人気商品が。 10年以上前に発売されたVコング02は、金属バットの「最高傑作」と言われる名バット。高校通算87塁打をマークした大阪桐蔭の中田翔(日ハム)が愛用したことで知られ、それをきっかけに大ベストセラーとなった。その牙城

    甲子園で人気の金属バットはどれ?68本塁打リストと高性能化の影響。(中村計)
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    kk831 2018/06/22
    Vコングは軟式も良い
  • 星野仙一、落合博満、アライバ。荒木雅博と中日と2000安打の軌跡。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー

    2017年、球界では日米通算も含め4人の2000安打達成者が生まれた。 その中で最もホームランの少ない到達者が中日・荒木雅博。 単に打撃の勲章か――。その生き様は「2000」の意義を問い直す。 Number939号(2017年11月9日発売)掲載の記事を全文掲載します! 晴れの塁上でもなお、ユニホームは泥にまみれた。6月3日、楽天戦。第2打席の初球。謙遜を示すように短く持ったバットで白球を弾き、静かにライトの芝へ落とした。通算2000目のヒットを祝して、拠地ナゴヤドームが揺れる。花束と拍手。控えめなお辞儀をもってセレモニーは終わった。それでも一塁へと戻った主役に向けられたフラッシュは止まない。 祝賀の余韻が残るそんなムードを打ち破ったのは矢のような牽制球だった。日シリーズMVP投手・美馬学が半回転して放る。39歳のランナーが頭から戻る。1球、2球……。いつしかフラッシュが止み、ざ

    星野仙一、落合博満、アライバ。荒木雅博と中日と2000安打の軌跡。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー
  • 日本のS級は欧州では無価値なのか。藤田俊哉が考えるライセンス問題。(藤田俊哉)

    オランダでも指導者として高い評価を受けている藤田俊哉氏。欧州で監督になる、という夢のためにも、ライセンス問題は早期解決を望みたい。 車の運転をするたびに必ずと言っていいほど考えることがある。それは「コーチライセンス」について。申請するだけでほぼ世界中で通用する車の運転免許証のように、サッカーのコーチライセンスもそのようにならないかなと考えるのだ。 FIFAの傘下にある6大陸、211の国・地域で取得したライセンスは、全てにおいて共通の価値があるのではないか? 指導者はそこから人が考える方向へ進み、出した結果によって評価されればいい。多くの指導者もそのように感じているのではないかと思う。 一定のコーチングスキルを認められた後に発行されるライセンスには、必要以上の価値が付くものではない。先月、田圭佑が「必要最低限のルールテストで合格すればS級を渡すべきで、その方が絶対にサッカー界にとっても有

    日本のS級は欧州では無価値なのか。藤田俊哉が考えるライセンス問題。(藤田俊哉)
  • 高校野球部はガチすぎて入りづらい。甲子園を目指さない選択肢が必要だ。(安倍昌彦)

    センバツが幕を閉じたのと呼応するように全国で大学野球のリーグ戦が幕を開け、同様に、社会人野球も各地で地方大会が始まって、格的に「アマチュア野球」の季節がやって来た。 今年もまた、野球を追いかけていく1年が、あっという間に過ぎていくことだろう。 センバツは、近年にないダイナミックな内容の大会になった。 春の高校野球らしい未熟さやひよわさに、ほとんど出会わなかったように思う。逆に、見ているこちらのほうが圧倒されるようなパワーとスピードは、何か、半分“大人の野球”を見ているような錯覚さえおぼえるほどだった。 予想はしていた。 今年の高校野球は「スラッガーの年」だ。反面、投手に昨年ほどの剛腕、快腕が少ない。 打ち合いになるぞ……そんな予感を大会前からいろいろな場で伝えてきた。 参加32校のうち、「21世紀枠」3校を除くと、公立校はわずか5校。そのうちの2校は静岡高と熊工業高だから、私立に匹敵す

    高校野球部はガチすぎて入りづらい。甲子園を目指さない選択肢が必要だ。(安倍昌彦)
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    kk831 2017/05/12
    多様性は大事だと思う
  • “五つ星の攻撃陣”はCL優勝仕様。守備の権化・ユーベが選んだ道。(弓削高志)

    新戦術は、まさかの超攻撃的布陣だった。 ユベントスが、昨夏までの豪華補強で揃えた5人の攻撃系プレーヤーを同時起用する挑戦を始めた。 それぞれ個性の異なるFWイグアインとFWディバラ、FWマンジュキッチのトリオ。ドリブラーのMFクアドラドと司令塔MFピアニッチ。ざっと数えて獲得に200億円以上を費やしたスター選手たち5人がハイプレスを仕掛け、ボールを繋ぎ、ゴールを奪う。 4-2-3-1の布陣の中で、見た目もスペクタクルな新戦術の呼び名は“チンクエ・ステッレ(五つ星)”だ。初のお披露目となった第21節ラツィオ戦から、チームはカップ戦を含めて4連勝。5日の大一番インテル戦では難敵を相手に1-0で競り勝った。 「今夜の試合はCLの準決勝のようだった」 「今夜の試合は、チャンピオンズリーグのセミファイナルのようだった。CLで上を目指すには、技術的にハイレベルなチャレンジを続けていく必要がある」 指揮

    “五つ星の攻撃陣”はCL優勝仕様。守備の権化・ユーベが選んだ道。(弓削高志)
    kk831
    kk831 2017/02/10
    呼び方のセンスがキャプテン翼みたいでかっこいい“チンクエ・ステッレ(五つ星)”
  • 1対1なしでボールを奪うのが最先端!?29歳の監督がブンデスの文化を覆す。(遠藤孝輔)

    ツヴァイカンプフ(1対1)なしにボールを奪う――。 ことさらに「デュエル」の重要性を説く日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督にとっては、寝耳に水のような言葉かもしれない。だが、「それこそが自分が理想とするサッカー」と力説する指導者が、欧州サッカー界の最先端で異彩を放っている。 ドイツの最高峰リーグで上位争いを演じているホッフェンハイムの指揮官、ユリアン・ナーゲルスマンだ。'16年2月11日に弱冠28歳でブンデスリーガ史上最年少監督になった風雲児は、ドイツサッカーの美徳とされるツヴァイカンプフの信奉者ではない。むしろツヴァイカンプフは偶然に左右される側面が強いと考えているのだ。 例えば、激しい対人戦が起きたとする。一連のプレーがフェアかどうかをジャッジするのはレフェリーだ。その審判が選手同士の接触に過剰反応を示すタイプなら、いくら対人戦に強い選手でも、ファウルを取られて持ち味を活かせなく

    1対1なしでボールを奪うのが最先端!?29歳の監督がブンデスの文化を覆す。(遠藤孝輔)
    kk831
    kk831 2016/11/29
    アンチデュエルだな
  • バーディー映画化で岡崎役は誰に!?プロデューサーが話してくれた舞台裏。(井川洋一)

    「初めまして。ジェイミー・バーディーのエージェントからあなたの名前を聞いたんだけど、もし彼の映画について興味があれば、一度話をしませんか?」 エイドリアン・ブッチャート氏から突然のメールを受け取ったのは、レスターの優勝がいよいよ現実味を帯び始めてきた4月上旬のことだった。 文字通りのシンデレラストーリーを歩むバーディーの半生がハリウッドで映画化されるかもしれないという話は、昨年末ぐらいから現地メディアで報じられていた。その発案者であるブッチャート氏は、アメリカ西海岸の映画の都で活躍する英国人の脚家兼プロデューサーで、『GOAL!』と『GOAL! 2』で興行的な成功を収めている。 「映画では、ジェイミーの相棒である岡崎慎司も重要な役回りになる予定です。もし可能なら、彼の役に合いそうな日人俳優を教えてもらえると嬉しいのですが」 エリートとは対極にある選手の立身伝に日人選手も大きく関わると

    バーディー映画化で岡崎役は誰に!?プロデューサーが話してくれた舞台裏。(井川洋一)
    kk831
    kk831 2016/05/27
    もっと岡崎っぽいキャラのほうが
  • <最後の日本人取材者の記憶>病床でも、クライフはクライフだった。(豊福晋)

    ヨハン・クライフと最後に話したのは、街に北風が吹きはじめた昨秋のことだった。 高級住宅街サリアの一角にある緑豊かな邸宅の門を開くと、クライフ財団のオフィスがある。窓からは手入れの行き届いた英国調の庭園が見え、一の大きな樹が空に向かって葉を広げていた。 クライフは、いつものクライフだった。 病床の男の弱々しさはない。2週間前に肺癌を公表していたけれど、その佇まいや口調、独特のオーラは少しも変わっておらず、どこか安心したことを覚えている。 辛口だった。そう、いつものように。 厳しい言葉に、隠しきれないサッカーへの愛。 「今のバルセロナは」 大事なことを諭すように、彼は膝の前で小さく手を広げた。 「連動したプレー、選手間の距離、プレスのかけ方が変わってしまった。ネイマールもスアレスも素晴らしい選手ですが、彼らにはスペースが必要です」 クライフには語るべきことがあった。 もっと若手を起用すべきだ

    <最後の日本人取材者の記憶>病床でも、クライフはクライフだった。(豊福晋)
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    kk831 2016/05/09
    「本当に何かを与えてくれるのは、あなた自身が追い続けているものなのです」
  • 「テクニックという言葉は使わない」オランダ発、サッカー再定義の潮流。(木崎伸也)

    「オランダサッカー協会では、テクニックという言葉を使うのをやめて、『サッカーのアクション』という用語に統一しました」 白井裕之(アヤックス育成アカデミーのユース年代専属アナリスト) 元祖・育成大国の逆襲が始まるかもしれない。 昨年6月、オランダサッカー協会(KNVB)はある方針を発表した。オランダの育成の優位性が弱まったことを認め、これからは他国の取り組みにも目を向けることを決めたのだ。 同協会のテクニカルマネージャーのイエレ・フースは会見でこう語った。 「過去10年、15年は世界から多くの人がオランダを訪れ、私たちがどうやって練習し、タレントを育てているかを学んだ。分け隔てなく知識をシェアしてきた。だが同時に国内で、ノウハウを簡単に教えることへの批判があったことも確かだ。その声が正しかった部分はある。今度は私たちがキャッチアップする番だ」 ノウハウを吸収した隣国が育成大国に。 オランダは

    「テクニックという言葉は使わない」オランダ発、サッカー再定義の潮流。(木崎伸也)
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    kk831 2016/04/15
    「KNVBでは、テクニックという言葉を使うのをやめて、『サッカーのアクション』という用語に統一」「アクションをメイン(動作)とサポート(判断)に分け、さらに動作を4つの視点でチェック」
  • ホッケーの代表監督を引き抜いた!?独サッカー協会の仰天プロジェクト。(木崎伸也)

    「GKコーチだけでなく、攻撃コーチ、守備コーチ、技術コーチ、戦術コーチなど、スペシャルコーチを増やすことを計画している」 ハンジ・フリック(ドイツサッカー協会スポーツディレクター) ドイツサッカー協会(DFB)が「100年に1度」のプロジェクトを始動させた。 これまでドイツ代表には決まった練習拠点がなく、年代別代表を統括するエリートセンターもなかった。そこで今回、ドイツ代表のマネージャーのオリバー・ビアホフが発起人となり、スポーツディレクターのハンジ・フリック(前ドイツ代表コーチ)のサポートを受け、近代的な「DFBアカデミー」を設立することになったのである。 フランクフルト中央駅からコンメルツバンク・アレナに向かう途中にある競馬場を閉鎖し、その広大な敷地にDFB部、A代表の練習場、年代別代表の施設、監督養成所、審判養成所、室内サッカー場が建設される。 建設の総予算は1億900万ユーロ(約

    ホッケーの代表監督を引き抜いた!?独サッカー協会の仰天プロジェクト。(木崎伸也)
  • 公式戦で計測デバイス使用可能に。IT機器がもたらすサッカー革命。(木崎伸也)

    「デバイスには『加速度計』、『ジャイロスコープ』、『磁力計』が内蔵されている。それによってトラッキングカメラでは不可能なデータを得られるようになりました」 斎藤兼(カタパルト社のビジネス開発マネージャー) 今年7月、サッカーの常識を覆すルール変更が、またひとつFIFAからアナウンスされた。 これまでサッカーの公式戦では、選手にGPSなどの「計測デバイス」をつけることは禁止されていたが、IFAB(国際サッカー評議会)の要請により、ついに解禁されることが決まったのだ。 IFABとは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの各協会からの代表者1人とFIFAからの代表者4人で構成される、サッカーのルールを決める組織だ。これまでには「ゴールライン・テクノロジー」の導入などがここで認可されてきた。 今年5月のIFABの会合においてGPSデバイスが正式に認められ、それを受けてFIFAは

    公式戦で計測デバイス使用可能に。IT機器がもたらすサッカー革命。(木崎伸也)
  • ドイツのW杯優勝を支えた日本人。「日本に『チーム・トウキョウ』を」(木崎伸也)

    6月9日、ドイツアメリカの親善試合が行なわれる前日。ケルンの五つ星ホテルのパーティールームに、W杯優勝トロフィーを抱えたヨアヒム・レ-ブ監督が入ってきた。 その後ろにはGKコーチのアンドレアス・ケプケ、ブラジルW杯後にコーチに就任したトーマス・シュナイダー、そしてマネージャーのオリバー・ビアホフが続いている。ドイツ代表のトップがそろい踏みだ。部屋で待っていたのは、ブラジルW杯においてドイツ代表の分析を支えた約40人の学生たち。通称『チーム・ケルン』のメンバーだ。 約1年半前、レーブ監督は彼らに対してビデオメッセージでこう宣言していた。 「ブラジルW杯で優勝できたら、君たちに直接お礼を伝えに行くことを約束しよう」 その公約がついに果たされる日が来たのだ。 『チーム・ケルン』の唯一の日人メンバー、浜野裕樹は、沸き起こる拍手の中「やっと会えた」という不思議な感慨に浸っていた――。 浜野が『チ

    ドイツのW杯優勝を支えた日本人。「日本に『チーム・トウキョウ』を」(木崎伸也)
  • Jの先を行くドイツ代表の「科学力」。W杯優勝を支えたシステムが進化中。(木崎伸也)

    「自分たちの試合の振り返り、および対戦相手の分析に、ラームやミュラーといった選手たちが率先して取り組んでいた」 オリバー・ビアホフ(ドイツ代表マネージャー) J1が今季から走行距離やスプリント数の計測を始めたように、日サッカー界はデータ分析の発展に遅れまいと日々努力している。しかし、その先を走るサッカー大国も立ち止まっているわけではない。 とりわけW杯王者のドイツは、すさまじいスピードでデータ分析を進化させつつある。 2014年ブラジルW杯において、ドイツは「マッチ・インサイト」という最先端の分析システムを使用していた。 同システムはブラジルW杯に向けてSAP社とドイツサッカー協会が共同開発したもので、大会期間中、ドイツ代表の宿舎に置かれていた(詳しくはNumber 859号に掲載された記事『W杯優勝を支えた驚異の分析力』を参照)。 得失点シーンはもちろん、決定機やピンチの場面を、タッチ

    Jの先を行くドイツ代表の「科学力」。W杯優勝を支えたシステムが進化中。(木崎伸也)