1972年から翌1973年にかけて放送された「人造人間キカイダー」と言えば、「仮面ライダー」と人気を分け、全盛期に突入していた「8時だヨ!全員集合」の裏番組でありながら、視聴率16%をたたき出した伝説のヒーロー番組だ。 そのキカイダーが、41年という歳月を経て、映画『キカイダー REBOOT』として“奇跡の復活”を遂げる。 復活実現の裏には、2人の伸一郎がいる。1人は平成の世に「仮面ライダー」シリーズを復活させた東映取締役の白倉伸一郎氏。もう1人は、KADOKAWA代表取締役専務の井上伸一郎氏。ともに『キカイダー』を愛する2人の“伸一郎”氏に、41年間眠りについていたキカイダーがREBOOT(再起動)するまでの道のりを聞いた。 東映 取締役 映画企画部門担当 兼 企画制作部長 東京撮影所担当 1965年生まれ。1990年東映に入社しテレビ部に配属。1991年「鳥人戦隊ジェットマン」「真・仮