マンチェスター・Uのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが国を動かした。 イギリスではロックダウン中に満足に食事を得ることができない子供たちのために、食事を無料で配給するバウチャーシステムが3月から設けられた。この制度は本来授業が行われていたはずの期間のみを対象としており、夏休み期間の開始とともに終了する予定とされていた。しかし少年時代に貧困を経験したラッシュフォードは夏休み期間も食事の配給を継続することを政府に求め、また自らも2000万ポンド(約27億円)を集めて寄付するなどしていた。 今回イギリス政府はバウチャーシステムの延長を決定。義務教育を受ける約130万人の子供たちが夏休み期間にあたる6週間の間、1人あたり15ポンド分の食事を受け取ることができるようになった。 ラッシュフォードも自身の公式SNSを更新し「なんて言えばいいのか分からない。みんなで一緒になれば何でもできる。