国際サッカー連盟(FIFA)は23日、当初26日に行われる予定だった北中米W杯アジア2次予選・日本代表対北朝鮮戦について、延期試合の再設定を行わないと正式発表した。当初の開催予定日に先立っての異例の発表。試合結果の扱いは規律委員会に付託され、あらためて判断が下されるというが、北朝鮮側に処分が下される可能性が高そうだ。 FIFAは今回の発表で「この試合は開催せず、日程変更もしないことを決定した」と明言。「DPRK(北朝鮮)サッカー協会によって確証された代替開催地はなく、この試合を延期するためのカレンダーの空きもないため」と理由を説明している。 26日の北朝鮮戦は当初、平壌・金日成スタジアムで行われる予定だったが、20日に北朝鮮サッカー協会がアジアサッカー連盟(AFC)に対し、平壌開催が不可能だと通達。AFC側は北朝鮮側の言い分について「やむを得ない事情」と伝えたが、劇症型溶血性レンサ球菌感染