スマートフォンをドアなどの鍵として使う「スマートロック」と呼ばれる事業に、大手企業が来年から相次いで新たに参入する見通しで、スマートフォンの新しい使い方として利用が広がるかが注目されそうです。 「スマートロック」は、スマートフォンの情報をドアなどで読み取れるようにすることで鍵として使う仕組みで、スマートフォンの急速な普及に伴って各社が開発を進めています。 このうち「ソニー」は、従来のドアの内側にある鍵の上からかぶせるだけで、スマートフォンの情報を読み取れる機器などを開発し、アメリカの投資ファンドと共同で設立した新会社で来年5月からサービスを始めることにしています。ソニーの小田島伸至新規事業創出部担当部長は、「鍵を電子化することで家族や友人と共有することもできる。電子マネーはこの10年で普及が進んだが、今後は電子の鍵も一般化していくだろう」と話しています。 また、大手広告会社「電通」も、子会