「完結して、皆さん涙腺が緩んでいるところかと思います。『大東京トイボックス』完結! おめでとうございまーす! 乾杯ッ!!」 かんぱぁーーーい おめでとーーーー おつかれさまーー 乾杯の音頭を務めたブルボン小林の発声とともに、主人公・太陽の好物であり、作者うめが自腹で用意した「コイケヤのり塩」とグラスをかかげる150人超のトイボファン。 会場の魂は、間違いなく合っていた。 ゲーム業界を舞台にした働く大人たちの群像劇として人気を集め、2012年のマンガ大賞で2位にも輝いた『大東京トイボックス』。「週刊モーニング」連載時(前作『東京トイボックス』)から数えると足掛け8年のロングラン連載となったこの作品も、7月30日に発売された「月刊コミックバーズ9月号」で大円団を迎えた。そして先日、『大東京トイボックス』最終10巻が発売(短編集『大東京トイボックスSP』と同時に9月24日発売)されたことを記念し