ウクライナの首都キエフで記者会見するジャーナリストのアルカディ・バブチェンコ氏(2018年5月30日撮影)。(c)AFP PHOTO / Sergei SUPINSKY 【5月31日 AFP】ウクライナで暗殺されたことが発表された反ロシア政府派のジャーナリスト、アルカディ・バブチェンコ(Arkady Babchenko)氏が30日、首都キエフで記者会見し、元気な姿を見せた。ウクライナは、ロシアによる同氏殺害計画を暴くために事件を偽装したことを認めた。 ウクライナ保安局のワシル・グリツァク(Vasyl Grytsak)長官の紹介でバブチェンコ氏が登場すると、会場からは感嘆の声と拍手が沸き起こった。グリツァク氏はロシア当局によるバブチェンコ氏殺害計画を阻止するため、殺害劇を計画したと説明した。 ウクライナ当局はこの前日、バブチェンコ氏が自宅アパートの建物内にある階段で、背後から3発の銃撃を受け