Googleが、受信したメールの内容を人工知能が読み取って返信文候補を提示する機能「Smart Reply」をメールアプリ「Inbox」の英語版に追加する。「リカレントニューラルネットワーク」という技術を使っており、Googleの人間がユーザーのメールの内容を読むことはない。 米Googleは11月3日(現地時間)、受信したメールへの返信文の候補を提示する機能「Smart Reply」を発表した。まずは英語版のAndroid/iOS版メールアプリ「Inbox」に、今週中に“ローリングアウト”する。 例えばパーティーへの招待や、仕事での確認要請など、「参加します」「私がチェックしておきます」といった短い返信で済む場合でも、モバイルでの入力は面倒なものなので、この機能を追加することにしたという。