電力業界 温室効果ガス３５％程度削減へ NHKニュース国内で温室効果ガスを最も多く排出する電力業界が、地球温暖化対策に取り組むため、２０３０年度の排出量を２０１３年度に比べて３５％程度削減する自主目標を策定する方向で調整を進めていることが分かりました。実現には、再生可能エネルギーの積極的な活用や原発の再稼働を前提としています。 国内で温室効果ガスを最も多く排出する電力業界は、政府の目標実現に向けて、自主的な削減目標を策定しようと協議を続けてきました。 関係者によりますと、業界では電力販売量１キロワットアワー当たりの温室効果ガスの排出量を、２０３０年度には、２０１３年度に比べて３５％程度削減する方向で最終的な調整を進めているということです。この水準は、震災前の２０１０年度に原子力発電所が５０基稼働していたときの温室効果ガスの排出量よりも少なく、電力業界にとっては厳しい内容となっています。 このため、目標実現のためには、再生可能エネルギーの積極的
