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ネタと中国と読み物に関するsds-pageのブックマーク (1)

  • 一つが二つが四つになる | 砂村隠亡丸の余苦在話-よくあるはなし-

    こんな話がございます。 唐の国の話でございます。 昔、李頤(りい)ト申す者がございました。 この者は後に湘東の太守にまでなった人物でございます。 この李頤の父が、少し性質の変わった人でございまして。 妖かし、迷信のたぐいを一切信じません。 ただ信じないだけならともかくも。 これを好んで挑発するきらいがございます。 かの国では年男、年女は、赤い衣を身につける風習がございます。 これは自身の干支と同じ年――これを命年ト申しますが。 命年には、災いがあると考えられているからでございます。 つまり、赤には破邪、魔除けの効能があると信じられている。 それでは、李の父はト申しますト。 年男となった年に、敢えて黒い衣を身に着けまして。 喜々としてみなに見せびらかしている。 これではわざわざ邪鬼を呼び招いているようなものでございます。 ところが、その年一年間、特に変わったこともございませんで。 そうな

    一つが二つが四つになる | 砂村隠亡丸の余苦在話-よくあるはなし-
    sds-page
    sds-page 2016/09/20
    李さんが離散
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