南米チリの鉱山で起きた落盤事故の生還者マリオ・セプルベダさんが、タイの洞窟に閉じ込められている少年サッカーチームへ送った激励メッセージの動画より(2018年7月4日撮影)。(c)AFP PHOTO / MARIO SEPULVEDA 【7月5日 AFP】南米チリで8年前、69日間にわたって地下に閉じ込められた鉱山労働者が、タイ北部チェンライ(Chiang Rai)県で洞窟に閉じ込められている少年サッカーチームに4日、激励のメッセージを送った。 タイの少年たちにメッセージを発したのは、チリ北部コピアポ(Copiapo)近郊のサンホセ(San Jose)鉱山で2010年に発生した落盤事故で地下に閉じ込められ、69日後に救出された33人の作業員の一人、マリオ・セプルベダ(Mario Sepulveda)さん。地下でずっと仲間たちを勇気づけていたことから「スーパーマリオ」の愛称で知られる。 セプル