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2014年以降、毎年8月のジュネーブ軍縮会議で核兵器廃絶を世界に訴えてきた日本の高校生平和大使の演説が今年は見送られた問題で、高校生にスピーチをさせないよう日本政府に圧力をかけていた国は中国だったことが16日、複数の政府関係者への取材で分かった。日本が第2次大戦の被害を強調することを嫌う中国側の思惑があるとみられる。 ⇒【画像】「20代目の節目なのに」落胆する高校生平和大使 政府関係者や本紙が情報公開請求で入手した外務省の公電によると、今年2~5月、昼食会などの場で、中国側が日本側に「スピーチをやめていただけないか」などと要請。「高校生を政府代表団に1日だけ含めるのは問題がある」などと指摘した。 日本側は、被爆体験の継承を訴えて理解を求めたが、中国の軍縮大使が「会議規則違反の異議申し立てもあり得る」と反論した。中国側の主張に同調する国が出てくることへの懸念から、日本政府も見送りに応じたとい
安倍晋三首相はロシア南部の保養地ソチで6日にあった日ロ首脳会談で、プーチン大統領に東京・神田駿河台のニコライ堂を建てたことで知られるロシア人宣教師ニコライの日記を贈った。一方、プーチン氏は故郷・サンクトペテルブルクに所蔵されていた江戸時代の絵師・川原慶賀(けいが)の画集を贈った。 会談終了後、会談に同席した日本政府関係者が記者団に明らかにした。ニコライは幕末に来日して日本正教会を創建した人物で、来日から長年にわたり日本での暮らしぶりなどについて日記をつけたとされる。首相はニコライの日記のほか、日本製の最新式双眼鏡もプレゼントした。 一方、首相から双眼鏡を受け取ったプーチン氏は、9月にウラジオストクで再度の首脳会談を開くことで合意したことを踏まえ、「ウラジオストクではこれでシンゾウを発見しよう」と述べ、同席者の笑いを誘ったという。(ソチ=相原亮)
[東京 5日 ロイター] - 安倍晋三首相は5日午後の参院予算委員会で、邦人人質事件への政府の対応をめぐり「イスラム国」との交渉でイスラム法学者・中田孝氏の申し出を断ったとされた経緯について説明した。 「自分には(交渉)ルートがあるから協力すると申し出する人が出てくる」が、「やたらめったらに『お願いします』とすれば、(交渉が)うまくいかないのは常識」と指摘。「このような申し出に簡単に乗るわけにはいかない」と反論した。松田公太委員への(元気)答弁。
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