楽屋ネタって最近少なくなっているような気がするけど、やっぱり受けが悪いんだろうか。 元々は楽屋であった出来事を面白おかしくネタにするというものだけど、内輪ネタとか身内ネタとも呼ばれ、わかる人にしかわからないハイコンテクストなネタ全般を楽屋ネタと呼んでもいいだろう。 減っていると感じる一方で楽屋ネタに近いものが受け入れられているものも。 それがシンゴジラ。 大震災という文脈がなければ面白くないような気がするのであの映画は楽屋ネタの一種だと考えている。 公開当時もテレビ初放送の昨日でも大震災を経験して記憶がある日本人が大部分なので、わかる人にはわかる楽屋ネタとは言い難いのだけど20年も経てばその頃の若者には通じない楽屋ネタになるわけで、舞台やラジオなどよりも10年20年と残りやすい映画の中では楽屋ネタに分類してもいいだろう。 シンゴジラが楽屋ネタになる頃、シンゴジラの面白さがわからないなんて!