アンケートに答えたら勝手に借金させられていた――。大学生の間でこんな被害が相次いでいる。アンケートの個人情報を基に無断で消費者金融のアプリに登録され、借り入れ契約が結ばれる。学生には後日、高額の返済請求が届き、金は第三者の手にわたっていた。福岡県内の大学構内で1月、男子学生が男から声をかけられた。「アンケートに答えるだけで3千円差し上げます」。学生は友人らと学生食堂で質問に答え、アルバイト代と
スルガ銀行(静岡県沼津市)のシェアハウスなど不動産投資向け融資で資料改ざんなどの不正が横行し、役員や支店長、多くの行員が関与したことが第三者委員会の調査で明らかになった。高収益の裏で無理なノルマが課され、不正が蔓延(まんえん)していた。創業家出身の岡野光喜会長(73)らは退任し、有国三知男取締役(52)が社長に就いて立て直しを図るが、今後は金融庁の処分や焦げ付きかねない融資への対応が待ち構える。(藤田知也、山口博敬) 「数字ができないなら、ビルから飛び降りろと言われた」「上司の机の前に起立し、恫喝(どうかつ)される。机を殴る、蹴る。持って行った稟議(りんぎ)書を破られて投げつけられる」「ものを投げつけられ、パソコンにパンチされ、オマエの家族皆殺しにしてやると言われた」 「支店長が激高し、ゴミ箱を蹴り上げ、空のカップを投げつけられた」「死んでも頑張りますに対し、それなら死んでみろと叱責(しっ
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