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23歳 保育士3年目。 知人に仕事のことを聞かれ、残業だらけだし給料も少ない、生きていくのがやっとだと愚痴をこぼしたら、 「でも保育士の給料が少ないなんて、もう何年も前から言われてたでしょ?」 「それでも、自分で選んだんでしょう?」 と言われた。 その通りなんだよ。働く前から、保育士を目指した頃から、知ってたよ。 でもね、 毎日6時半には出勤。 タイムカード打刻出来るのは早番の人でも7時半から。中番は8時半からだし、遅番だと9時半とか10時にならなきゃダメ。 休憩時間は子どもたちの午睡の時間。それも呼吸の確認や寝ている子どもの見守りをしながら、書類仕事や制作物。 退勤打刻は全員定時に押される。 残業時間も残業代も、明細のどこを見てもゼロ。 そんな中で20時に退勤出来たらなんて良い日なんだ!、スーパーに寄れる!と大喜び。 だけど行事前だと23時、酷いと午前様は普通。 それでも人手不足なおかげ
現在求職中の24歳の息子がまた保育園の採用面接に落ちたと、すまなそうに報告してきた。 世は保育園不足、保育士不足と言われている。 職安でも、男性の保育士さんは引く手あまたですからすぐに仕事が決まるでしょう!と言わたというが、すでに半年以上受けては落ちる日々を過ごしている。 理由は息子に保育園での勤務経験がないことだという。 息子が保育士を目指そうと思ったのは、高校3年の時。 小論文の時間の課題に取り上げられた「育児放棄」の記事がきっかけだったそうだ。 育児放棄されて餓死寸前だった3歳の男の子を、児童相談所の方が救ったという記事だったという。 もともと子供好きで面倒みの良かったむすこは、その記事を読んで、こんな事が二度と起こらないようにしたいと思い保育士の資格を取るために3年制の専門学校に進んだ。 だが、男性保育士の職場環境は想像を超える厳しいものだった。 2年生の時の実習先の保育園では、男
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