今から100年前の20世紀初頭に、第一次世界大戦という戦争が起こった。 第一次世界大戦が起こる前の世界は、今と同じように経済のグローバル化が起こっていたらしい。 アメリカが世界の工場であり、アメリカで作られた工業製品が欧州や日本に輸出されていた。 当時の日本といえば、明治時代後期から日露戦争があった頃であり、明治維新からの文明開化に成功し、世界の先進国の一員になっていたタイミングである。 当時の人達は「この繁栄が永遠に続くのだろう」と考えていたらしいが、あっという間に第一次世界大戦の暗黒時代になってしまった。 今回の第3次世界大戦(便宜上このように書く)も、2000年代~2010年代の経済のグローバル化の帰結として起きたのかもしれない。 ロシアの開戦の理由とは、米国やEUの価値観の社会に飲み込まれることへの拒否感、というものがあったのではないか。 そういえば、経済のグローバル化と世界の一体