自分を全肯定してくれる家族がいた、帰ることのできる安全基地があったから今の自分がある。 うろ覚えだけど某有名人の著書にそんなことが書かれていた。それを読んだ時私は絶望した。 その人は自他共に認める愛されキャラのコミュ強だ。大ファンという訳ではないのだけれど、以前TVで人付き合いに対して自分にはないマインド語っているのを見て以来この人の思考が知りたいとずっと思っていた。 人付き合いが苦手で慢性的な生き辛さ感じている自分が何か得られることがあるかも知れないと思ったからだ。先日その人の本が出版されたと知り早速読んだ。そこにあったのが冒頭に書いた内容だ。 「ああ土台が違う」そう思った。 私の読むべき本ではなかった、所謂『毒親育ち』の私は安全基地なんて今も昔も持っていないのだ(当然この著者は悪くない、私のマインドの問題だ) あの眩しい明るさの根っこは無条件で愛されたという記憶なのだ。もちろんそれだけ