株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:此本臣吾、以下「NRI」)は、2017年の日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模を、各種統計などから推計しました。また、2018年2月~3月に、富裕層・超富裕層の子ども・孫である可能性が高い「親リッチ※1」を対象に、「NRI親リッチアンケート調査」を実施しました(有効回答684名)。 主な推計結果と調査結果は、以下のとおりです。 ■日本の富裕層・超富裕層の世帯数は、2015年を超えて2000年以降の最多に 預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、世帯として保有する金融資産の合計額から負債を差し引いた「純金融資産保有額」を基に、総世帯を5つの階層に分類し、各々の世帯数と資産保有額を推計しました。結果は、純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の「富裕層」、および同5億円以上の「超富裕層」を合わせると1