「上級国民」大批判のウラで、池袋暴走事故の「加害者家族」に起きていたこと 家族は「逮捕してもらいたかった」と話す 加害者家族の人生も激変 10月8日、東京地裁。2019年4月19日、東京・東池袋で当時87歳の被告人が運転していた車が暴走し、2名が死亡、9名が負傷する大惨事となった「池袋暴走事故」の初公判が開かれた。 「はじめに、今回の事故により奥様とお嬢様をなくされた松永様とご親族の皆様に心からお詫び申し上げます。最愛のお二人を突然失った悲しみとご心痛を思うと言葉もございません。また、お怪我をされ苦しまれた方々とご親族の皆様にも深くお詫び申し上げます。起訴状の内容については、アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶しており、暴走したのは車に何らかの異常が生じたため暴走したと思っております。ただ暴走を止められなかったことは悔やまれ、大変申し訳なく思っております」 被告人は罪状認否でこのよう
青森県つがる市の国道101号で車4台が絡んで4人が死亡した多重事故をめぐっては、事故で亡くなった夫婦の軽乗用車が飲酒運転をしていたかのような情報が、インターネット上で出回り、関係者は心を痛めていた。後方から来た乗用車が飲酒の上「暴走」してきたことが事故原因との見方が強まり、ネット上の書き込みに傷つき続けてきた遺族や友人たちは憤りを募らせている。 「広船が飲酒運転なんかするわけがない」。事故で死亡した広船淳さん(43)と愛莉さん(30)夫婦を知る男性(42)は話す。 淳さんと愛莉さんは、県内のパチンコ店の元同僚。男性は2人の元上司にあたる。 男性によれば、淳さんは事故当日の9月22日午前0時ごろまで、店で遅番の勤務についていた。事故が起こったのは、その約1時間後。男性は「妻を迎えに自宅まで戻り、酒を飲んでからまた出かけて事故を起こすとは思えない」と指摘する。 ネット上では、「酒気帯び夫婦」な
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