「比熱」の観点から言えば、「温まりやすいものは冷めやすく(→比熱小)、温まりにくいものは冷めにくい(→比熱大)」というのが原則です。 よって、水と油があったとして、水よりもその油の比熱が低ければ油の方が冷めやすくなりますし、水よりも油の方が比熱が大きければ油の方が冷めにくくなります。 よって、その物質の種類によって「冷めやすさ」は決まるので、一概には言えません。 どろどろかどうかが重要なのではなく、本質的には物質の種類のみが重要なわけです。 ただこれは、あくまで「比熱」にのみ着目した考え方であり、事実であります。 しかし、現実問題として、質問者さんの言うとおり、どろどろした液体の方が冷めにくい傾向があるのも確かです。 これは何故でしょうか? これは、「比熱」に起因したものではなく、物質(あるいは熱)の「拡散」に起因しています。 拡散というのは、物質が分子レベルでどの程度動きやすいかという話