救急隊員に死亡宣告されたパリの女性が、1時間後に到着した警官によって蘇生され生き返っていたことが明らかになった。地元紙が伝えた。 仏紙パリシャンによると、パリの第13区で20日午後、摂食障害を長年患っていた49歳女性が自宅で倒れているのを18歳の娘が発見し、通報した。心臓発作を起こしたらしい女性を、救急隊は回復させることができず、午後6時10分に死亡宣告。死体検案書を書いた。 しかしその1時間後に警官2人が、死因確認のために現場を訪れ、女性を覆っていた毛布をはがしたところ、腹部が動いているのに気付いた。女性の頸動脈を確認すると、まだ心臓が動いていることが判明。驚いた警官の1人が女性の手を握り語りかける傍ら、もう1人の警官が消防署に電話で連絡をとり、心肺蘇生法のやり方をその場で教わりながら女性に施したという。 心肺蘇生を30分続けると、すでに死亡宣告を受けていた女性は呼吸を再開。病院に