【テヘラン共同】イランメディアによると、イラン革命防衛隊のハジザデ司令官は11日、防空システムの操作者が上官の許可を得ずにミサイルを発射させたとの認識を示した。
米軍に殺害されたイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官(2018年7月資料写真、写真:Abaca/アフロ) (黒井 文太郎:軍事ジャーナリスト) 2020年1月3日、米軍の無人機がイラクの首都バグダッドにあるバグダッド国際空港を攻撃し、イラン革命防衛隊コッズ部隊のカセム・ソレイマニ司令官と、親イラン派民兵「人民動員隊」(PMF)のアブ・マフディ・ムハンディス副司令官を殺害した。 コッズ部隊はイラン革命防衛隊の特殊工作部隊で、主に海外での破壊工作を担当している。PMFはそんなコッズ部隊の指揮下にあるイラクのシーア派民兵の集合体である。ムハンディス副司令官は、その中でも最強硬派の「カタイブ・ヒズボラ」の司令官だ。 発端はイラクの「反イラン」デモ カタイブ・ヒズボラは2019年12月27日にイラク北部・キルクークの米軍基地をロケット砲で攻撃して軍属の米国人1人を殺害するなど、イラク駐留米軍への攻撃を
核開発をめぐり米国との軋轢がエスカレートしているイランで、主要都市を守る空軍などの防空体制が敵の手によって丸裸にされ、空軍幹部が秘密裏に処分されていたことが7月末に明らかになった。イラン領空に侵入したのは米国製の最新鋭ステルス戦闘機F-35Aライトニング2。だが、その所属は米軍ではなかったのだ。(岡田敏彦) ステルスの脅威 イラン空軍の失態を報じたのは、米外交専門誌「ナショナル・インタレスト」(電子版)。同誌などによると、イランに対する領空侵犯は2018年2月に起こった。侵入したのは米国ではなく、イスラエル空軍の2機のF-35だった。 F-35は敵のレーダーに探知されない特殊な構造で設計された機体で、イスラエルでは「アディール(強者)」のニックネームを付けて16年12月から運用しており、最終的には50~75機を導入する。このイスラエル版「空の忍者」の実戦初参加は18年5月のイラク攻撃とされ
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