国連は、アマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏の携帯電話がサウジアラビアのムハンマド皇太子のSNSアカウントからハッキングされた疑いがあることを明らかにしました。殺害されたジャーナリストが寄稿していたアメリカの有力紙の報道に影響を与えるためオーナーでもあるベゾス氏の弱みを握ろうとハッキングを行った疑いがあるということです。 それによりますとベゾス氏とムハンマド皇太子は個人的に面識がありSNSでもつながりがありましたが、ムハンマド皇太子のアカウントからマルウエアと呼ばれる悪質なプログラムが送られ、携帯電話からデータが抜き出されていた疑いがあるということです。 ベゾス氏はアメリカの有力紙ワシントン・ポストのオーナーでもありますが、ワシントン・ポストではサウジアラビア人のジャーナリストでおととし殺害されたジャマル・カショギ氏がムハンマド皇太子を批判する記事をしばしば寄稿していました。 このため国連の特