「幸福度が低い」=「感情的な不幸」とは限らない ──「レポートカード16 子どもたちに影響する世界:先進国の子どもの幸福度を形作るものは何か」※1で日本は総合順位が38カ国の中で20位、精神的幸福度はワースト2位となっています。この結果から、どんなことが見えてくるのでしょうか。 最初に申し上げておきたいのは、「『幸福度』という言葉に惑わされないでください」ということです。原文で使われていた「ウェルビーイング」を日本語に翻訳した際に「幸福度」という言葉になったのです。ウェルビーイングとは、子どもの生活水準や心身の健康など、子どもの状況全体を表しています。 ──「幸福度が低い」=「感情的な不幸」とは限らないということですね。では、精神的幸福度についてもう少し詳しく教えてください。 「レポートカード16」では、「生活満足度が高い15歳の割合」と「15〜19歳の自殺率」という2つの指標を基に精神的
わいせつ行為で登録を取り消された保育士が、再登録する場合の規則を厳格化することなどを盛り込んだ改正児童福祉法が6月に国会で成立した。福井県内でも2021年、保育士によるわいせつ事件が起きた。容疑者の逮捕時に被害者となった女児の保護者が福井新聞の取材に応じ「思い出しただけでも腹立たしい」と怒りをあらわにした。トラウマ(心的外傷)など、まな娘の将来への不安もぬぐいきれない。 「先生は、おなかざらざらって言わない」。ある日の夜、就寝前に母が娘の体に保湿剤を塗っている時に娘がつぶやいた。なぜ先生にそんなことが分かるのか―。娘に聞くと「昼寝中に触ってくる」。話を掘り下げていくと、娘は先生にされたことを全て淡々と答えた。母は「あいまいな返事はなく、うそには聞こえなかった。それで私は確信を持った」と打ち明けた。 福井県警の捜査の結果、保育士の男は逮捕され、ほかの複数の女児への犯行も明らかになった。公判を
花街告発の元舞妓がメディア初登場! 16歳でハレンチ宴席、騒動後には「京都は怖いよ」と恐怖の“忠告”電話が 社会・政治 投稿日:2022.07.12 06:00FLASH編集部 「私が『桐貴清羽(きりたかきよは)』であり、先斗町の置屋にいた『市駒』です」 彼女は6月26日の夜、ツイッターで衝撃的な“告発投稿”をした。 「当時16歳で浴びるほどのお酒を飲ませられ、お客さんとお風呂入りという名の混浴を強いられた(全力で逃げたけど)。これが本当に伝統文化なのか今一度かんがえていただきたい」(投稿を一部抜粋) 【関連記事:「舞妓の実態」告発が柴咲コウ、上白石萌音らの「舞妓作品」にも飛び火“美化”演出への非難轟々】 芸妓を目指して修業する15歳から20歳までの女性が「舞妓」と呼ばれる。多くは中学校を卒業して「置屋」に入る。住み込みで日本舞踊(日舞)などの芸事を習い、白塗り化粧と華やかな着物姿で踊りを
長野市の中学校で1日、50代の男性教諭が女子生徒の脇腹を殴りけがをさせました。市教委が詳細を調べています。 暴力行為があったのは長野市の中学校で2年生の担任を受け持つ50代の男性教諭です。 市教委によりますと、1日朝の学活後、教室の入り口で話しかけてきた女子生徒の左脇を突然、こぶしで殴り打撲を負わせました。 教諭は当時、クラスの別の生徒と廊下でやりとりした直後、教室に戻ろうとしていました。「イライラして反射的に殴ってしまった」と話したということです。 教諭は女子生徒と保護者に謝罪し、1日夜は保護者会でも説明しました。 市教委は「非がない生徒に突然、暴力行為を行った」として詳細を調べ、県教委に報告するとしています。
ナイジェリア北部バウチ州バウチ市内を歩く住民(2011年4月18日撮影、資料写真)。(c)TONY KARUMBA / AFP 【7月2日 AFP】ナイジェリア北部バウチ(Bauchi)州ニンギ(Ningi)のシャリア(イスラム法)裁判所は6月29日、10歳と12歳の兄弟をレイプしたとして、3人の男に石打ちによる死刑を言い渡した。当局者が1日、明らかにした。 バウチ州など北部の州はイスラム教徒が多く、一般法とシャリアを併用している。 シャリアの執行機関である宗教警察「ヒズバ(Hisbah)」の担当者によれば、男3人は男児2人に薬物を投与してレイプしたとされる。 ナイジェリアのシャリアでは未成年者に対するレイプの法定刑は死刑とされているが、他の多くの罪での死刑判決同様、これまで執行されたことはない。今回、被告らは、同性愛行為の罪で死刑を言い渡された。 担当者によると、3人は取り調べで自供し、
京都の舞妓だったという女性がツイッターで、客と未成年飲酒や混浴を強いられたなどとする告白をしたところ、大きな話題になっている。 【画像】「混浴を強いられた」告発ツイート 厚労省の後藤茂之大臣が6月28日、この問題について会見で記者から問われ、「舞妓の法的保護」について、一般論として「芸妓や舞妓の方々が適切な環境の下で、芸妓や舞妓としてご活動いただくことが重要」との見解を示した。 ●「元舞妓」を名乗る女性のツイートが大反響となっている 元舞妓だという女性が6月26日に「舞妓の実態」として投稿したのは、〈当時16 歳で浴びるほどのお酒を飲ませられ、お客さんとお風呂入りという名の混浴を強いられた(全力で逃げたけど)。〉などと、実際に客と飲酒しているとみられる様子をうつした写真つきのツイートだ。 投稿をめぐり、「闇が深い」という意見や、同じような境遇にあったと連帯の声をあげる女性が続いた。また、未
ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領(2022年6月9日撮影)。(c)Jim WATSON / AFP 【6月25日 AFP】ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は23日、レイプされて妊娠した11歳の女児が人工妊娠中絶手術を受けたことについて、「容認できない」と非難した。 地元メディアによると、女児は長い法的手続きの末、今週ようやく中絶手術を受けた。 ブラジルでは、レイプによる妊娠、母体に危険が及ぶ場合、または胎児に異常がある場合のみ中絶が認められている。だが、女児が最初に受診した病院は、規定では20週までしか手術が行えないとして、裁判所に決定を委ねていた。 女児の訴えは国内で波紋を呼び、「子どもは母親ではない」というスローガンがSNSで拡散した。 極右のボルソナロ氏は「妊娠7か月の胎児にとっては、どのように妊娠したかとか、(中絶が)合法とかは関係ない。無力
2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻。この令和の時代に、“戦争”が始まった。その直前、1人の子どもが戦地となるウクライナで産声を上げた。 「代理母出産をやってみないか」 2021年、妻にそう頼んだのは、作家の山口敏太郎さん。1990年代より、“オカルト界のカリスマ”として活躍してきた。 「不妊治療は10年以上試してきて、鍼や漢方であったり、トータルでいろいろなものをやりました。しかし、どれも芳しい結果が出ず……。最終的に慶應大学病院に通いました」(山口さん、以下同) 慶應大学病院は、国内で人工受精を最も多く行うなど、日本の不妊治療において最高峰の権威とされている。しかし……。 「ひととおり試したのですが、そこでも効果は出なかった。もうしょうがないと諦めてはいたんです」 さらにそこに“不幸”は重なる。 「(治療の過程で)カミさんががんになってしまって……。卵巣がんです。卵巣を全部取らなくて
HOME 道徳サロン 高橋 史朗髙橋史朗 51 -『「こども庁」問題Q&A』補説 ――「日本型包括的性教育」の構築が課題 2021-11-29 2023-05-08 髙橋史朗 51 -『「こども庁」問題Q&A』補説 ――「日本型包括的性教育」の構築が課題 ●『Q&A』への問い合わせが殺到 拙著『知っておきたい「こども庁」問題Q&A』(歴史認識問題研究会発行)への問い合わせが殺到している。安倍元総理をはじめ、自民党の幹部にコピーを手渡したところ、早速自民党の4つのプロジェクトチームの合同勉強会や内閣部会での講演依頼があった。 こども基本条例について議論している山梨県の自民党(11月27日に開催された政治大学校で「子ども基本法」の問題点等について講演し、「こども庁」担当の赤池誠章内閣府副大臣や県会議員十数名も参加)を皮切りに、地方議員も動き始めた。 子ども基本法の地方版ともいえる「東京都こども
3年前、実の娘にわいせつ行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた男性に、名古屋高裁は無罪を言い渡しました。逆転の無罪判決です。 三重県内に住む男性は2019年、夜中に自宅で寝ていた当時14歳の実の娘に対し、下半身を触るなどしたとして準強制わいせつの罪に問われていました。 一審の津地裁四日市支部は、懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しましたが、無罪を主張する男性側が控訴。名古屋高裁が2021年3月、「被害者の供述の信用性を吟味するための必要な審理が尽くされていない」として一審判決を破棄し、津地裁へ審理を差し戻していました。 11日の判決で、四宮知彦裁判長は「被害者は性的被害について親族などから聞かれて話してはいるが、自発的に話したかは明らかではない」と指摘。 「供述の信用性を補強する客観的事実も見当たらず、被告の犯行を立証するのには合理的な疑いが残る」と判断。一審の実刑判決から一転、無罪を
新連載【スタート!公務員生活1】ニューフェースに向けて 2024/04/16 14:30 晴れて地方公務員となられた皆さん、おめでとうございます!厳しい採用試験に合格し、これから地域、住民に奉仕しながらご自身のキャリアを着々と築かれていくと思います。どの部署であれ、新たな職場に就くことは緊張の連続。期待とともに不安もあることでしょう。静岡県藤枝市人財育成センター長 山梨秀樹 経済界に採用ルール徹底要請=「オワハラ」防止も―加藤共生社会相 2024/04/16 19:21 年収300万円で月750円=75歳以上の子育て支援金―こども家庭庁 2024/04/16 17:15 【現場力を高める9】政策は暮らしの中から 2024/03/22 11:00 【現場力を高める8】戦略を紡ぐ楽しみ 2024/03/05 14:00 【現場力を高める7】当たり前を疑え 2024/02/19 14:30 【現
家庭の貧困が子どもの学習理解や進学を阻む傾向が、内閣府の初の全国調査で明らかになった。貧困層の子どもの学校の授業が「分からない」割合が、比較的暮らし向きが安定している層の3倍以上で、進学希望が「中学・高校まで」にとどまる割合は4倍以上だった。生まれた環境が人生を左右しかねない「親ガチャ」がデータ面からも裏付けられ、対策が求められている。(渥美龍太) 調査は昨年2〜3月、全国の中学2年生とその保護者5000組に郵送で実施し、回収率は54.3%。世帯の収入を調べ「貧困層」「準貧困層」と、比較的に暮らし向きが安定している「それ以外」に分け分析した。 子どもにクラスの中での成績をどう思うかを聞くと、貧困層は「やや下のほう」と「下のほう」の合計が52%と、それ以外の26%の2倍に上った。授業の理解度で「ほとんどわからない」と「わからないことが多い」の合計は、貧困層が24%となってそれ以外の7.3%
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