9月1日〜8日、タイへ行ってきた。 リトリート(瞑想修行)のためである。 滞在したのは、スカトー森林寺(ワット・パー・スカトー)。 お世話になったのは、同寺副住職の日本人僧プラ・ユキ・ナラテボーさん(以下、プラ・ユキさん)。100パーセント、プラ・ユキさんとの縁によって、修行できたのであった。プラ・ユキさん、ありがとう。感謝だ。 同行は塩田敏夫さん(毎日新聞記者、あるいは、「いとこの敏夫くん」)。 スカトー森林寺は、バンコクの北東へ350キロメートル(たとえば、京都から広島まで)。チャンヤプーム県ターマファイワン村にある。 小・中学生の、どの「よい子の地図帳」においても、「タイ」と赤字で国名表記された「イ」のあたりだ(笑)。 やたら空が広い。赤褐色の土の大地が広がっている。標高400メートルの平原地帯である。高い山がない。「ああ、大陸だ。おお、ユーラシア大陸なんだ」と私は初めて出会う風景に