この記事では「東大卒」という烙印が、人生にどんな影響を与えるかを、主に負の側面から、特に文系女性の場合において考察します。 「『東大生』というと人間扱いされない!」という、ぼくの男友だちの悲痛な叫び 東大卒文系、一般企業就職の女性が受ける「受難」の日々 東大卒、文系、一般企業就職の女性をどうすれば「地獄」から救えるのか? 「『東大生』というと人間扱いされない!」という、ぼくの男友だちの悲痛な叫び まずは個人的な話から入りましょう。 ぼくは東京の人間で、私立の中高一貫制の男子校を卒業して、1980年代の半ばに大学生活を送りました。 そのときの同級生で東大卒の友だちが何人かいますが、ぼく自身はそんなに勉強はできなかったので、別の国立理系大学に進学しました。 大学時代も高校からの友だちとつき合いを続け、よく酒を飲みましたが、その中に、仲間のうちでも一番頭のよい、そして感受性も人一倍強い奴がいまし