読売新聞記者が談話捏造 紅麹関連記事巡り 時事通信 社会部2024年04月17日18時34分配信 読売新聞大阪本社=大阪市北区 小林製薬の紅麹(べにこうじ)製品取引先の反応などを扱った記事で、原稿をまとめた読売新聞大阪本社社会部主任(48)が、談話を捏造(ねつぞう)していたことが17日、分かった。 朝日元カメラマンを略式起訴 長野発砲立てこもり現場に侵入―飯山区検 記事を取材・執筆した岡山支局の記者(53)も、取材先が発言していない内容と知りながら談話の修正や削除を求めなかったという。読売新聞社は同日付夕刊で「重大な記者倫理違反であり、関係者、読者の皆様におわび致します」とし、関係者を処分する方針を明らかにした。 同社によると、捏造があったのは6日付夕刊の「紅麹使用事業者 憤り」と題した記事。小林製薬の取引先企業の社長の発言として「突然『危険性がある』と言われて驚いた」「補償について小林製
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2人の重症熱傷患者の治療に追われた日々を振り返る松山重成さん。パソコン画面の赤丸は京アニ事件の被害女性の手術日、青丸は事件前から入院していた男性患者の手術日を表す=神戸市中央区脇浜海岸通1、兵庫県災害医療センター 1人の患者の死が、1人の患者を生かす。1人の患者の生が、別の患者の命を支える-。医療の現場ではしばしば人間の命が綾をなす。2019年7月18日、京都市伏見区で発生した京都アニメーション放火殺人事件では、全身の94%にやけど(熱傷)を負った30代女性が奇跡的に命をつないだ。生還の背景にはさまざまな偶然が重なり合っていた。(田中伸明) 兵庫県災害医療センター(HEMC)=神戸市中央区=に搬送されてきた女性は、胸と下腹部、足の裏を除き、全身に深いやけどを負っていた。推定救命率は5%以下。松山重成副センター長兼救急部長(58)は「その時点では被害の全体像が分からず、もし他に助かる可能性の
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