台湾の中央気象署によりますと、日本時間の3日午前8時58分ごろ、台湾東部の花蓮県沖およそ25キロを震源とするマグニチュード7.2の地震がありました。 台湾では日本と同じく最大で7まで震度があり、このうち花蓮県で震度6強の揺れを観測したほか、北東部の宜蘭県などで震度5強、北部の台北市や新北市など広い範囲で震度5弱の揺れを観測しました。 現地ではその後もマグニチュード6.5の揺れを観測するなど、地震が相次いでいます。
先月下旬以降、地震が相次いでいる千葉県東方沖やその周辺では2日未明に千葉県で震度4の揺れを観測し、その後も地震が起きています。 政府の地震調査委員会は、今後、震度5弱程度の強い揺れを伴う地震が起きる可能性があるとして注意を呼びかけています。 気象庁によりますと、2日午前1時49分ごろ、千葉県南部を震源とする推定でマグニチュード5.0の地震がありました。この地震による津波はありませんでした。 各地の震度は以下のとおりです。 ▽震度4 千葉市若葉区、千葉県いすみ市、一宮町、睦沢町、長生村、白子町、長南町。 ▽震度3 千葉市花見川区、千葉市美浜区、船橋市、茂原市、成田市、東金市、習志野市、勝浦市、市原市、鎌ケ谷市、君津市、山武市、大網白里市、九十九里町、長柄町、大多喜町 その後も午前3時38分には千葉県の一宮町、睦沢町長南町で震度3の揺れを観測する地震が起きたほか、午前9時44分ごろには一宮町と
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市では、防潮堤や海沿いの岩礁がおよそ4メートル隆起したことが専門家の現地調査で確認されました。能登半島の北側では過去に大規模な地震が繰り返してできたとみられる階段状の地形があることから、専門家は「4メートルもの隆起はめったにないことで、数千年に1回の現象だ」と指摘しています。 目次 調査グループ 鹿磯漁港周辺でおよそ4メートル隆起を確認 【ドローン映像】輪島 門前町黒島町付近 今回の地震で石川県の能登半島の北側では海底が露出するほど地盤が隆起している地点が確認され、専門家による「令和6年能登半島地震 変動地形調査グループ」の調査では東西およそ90キロの範囲で陸域がおよそ4.4平方キロメートル海側に拡大したことが分かっています。 産業技術総合研究所地質調査総合センターの宍倉正展グループ長は、地盤の隆起が確認された輪島市門前町の鹿磯漁港周辺で調査を行い
海岸線、250メートル動く 輪島市の漁港付近―東大など・能登地震 2024年01月04日18時59分配信 地震による隆起に伴い、約250メートル海側に移動した海岸線=3日、石川県輪島市(東京大地震研究所提供) 最大震度7を観測した能登半島地震で、東京大地震研究所などは4日、能登半島北西部の現地調査結果を公表した。石川県輪島市の鹿磯漁港で約3.9メートルの隆起が観測されたほか、同漁港近くの砂浜では隆起に伴い、海岸線が海側に約250メートル移動していた。 震源断層、長さ150キロか 輪島市西部が4メートル隆起―政府調査委 同研究所の石山達也准教授らは2日から調査を開始。3メートルを超える隆起は、鹿磯漁港から南側約4キロにわたる海岸沿いで確認された。 また、志賀町赤崎漁港の隆起は約0.25メートルにとどまったものの、漁港施設への津波被害が確認された。倉庫の外壁などの痕跡から、津波の高さは約4.2
台湾外交部は能登半島地震の被災地を支援するため6000万円を寄付すると発表しました。 台湾外交部は4日、能登半島地震の被災者の救助と復興のため、日本政府に約6000万円を寄付すると発表しました。 台湾外交部は会見で「台湾と日本は家族のように困った時は手を差し伸べ合ってきた。日本の有事は台湾有事だと伝えたい」と述べました。 台湾当局は1日に能登半島で震度7の地震が発生した約4時間後には消防隊員や医師など160人を招集し、災害救助隊として被災地に派遣する準備をしていました。 3日午後に日本側から「現段階で需要がありません」と連絡があったため派遣を取りやめたということです。 台湾消防当局は取材に対して「もし要請があれば、すぐに出発する」とコメントしています。
(台北中央社)能登半島地震で、内政部(内務省)消防署が被災地への派遣を準備していた救助隊の待機を解除したとの報道を巡り、インターネット上の一部で「日本が台湾を断った」とする言説が飛び交っている。これに関し、外交部(外務省)の劉永健(りゅうえいけん)報道官は4日、「台湾を断った」との言い方は「台日間の調整の事実とは合致せず、公平性を欠いている」とし、日本政府からは台湾の申し出に対して感謝が表明されたと明らかにした。 劉氏は中央社の取材に対し、日本側からは感謝が示されるとともに、すでに数千人の自衛隊員など大量の人力を緊急投入して救助活動を進めているとの説明があったと紹介。台湾を含む各国から示された救助支援の意向に対しては、被災状況に応じて海外の援助を受け入れるかその可能性を検討すると伝えられたと明かした。 また、台湾は日本政府の災害救助計画を十分理解・尊重しているとし、日本側と密なやりとりを続
政府は能登半島地震をめぐり自治体の要請を待たない「プッシュ型」支援に取り組む。年始を襲った大規模災害の初動に過去の震災の教訓を生かす。巧妙になる偽情報発信への対策も急務になる。石川県で最大震度7を観測した地震は1日午後4時10分ごろに発生し、大津波警報が出た。首相公邸にいた岸田文雄首相はおよそ5分後に関係府省に対応を指示した。自衛隊は20分後に初動対応にあたる部隊「ファスト・フォース」を立ち
(台北中央社)内政部(内務省)消防署は3日、石川県能登地方を震源とする地震の発生を受けて派遣の準備をしていた捜索救助隊について、同日午後2時に待機を解除したと発表した。災害の範囲が広がっておらず、外交部(外務省)が日本側に連絡をしたところ、支援のニーズがないことを確認したとしている。 同署は1日夜までに160人規模の救助隊の派遣準備を完了させていた。
石川県の馳浩知事は1日、同県能登地方で震度7の地震が発生したことを受け、政府に自衛隊の災害派遣を要請したと明らかにした。首相官邸で記者団に述べた。 馳知事は「帰省中で自宅にいた。飛行機も新幹線も止まっており、(岸田文雄)首相や林(芳正)官房長官とすぐ連絡を取って、ひとまず官邸に来た」と説明。県庁の…
◆石川・輪島市 1日午後4時10分押し 1日午後4時21分1m20cm以上 ◆金沢港 1日午後7時9分90cm ◆富山・富山市 1日午後4時13分引き 1日午後4時35分80cm ◆山形・酒田港 1日午後5時12分押し 1日午後7時8分80cm ◆北海道・瀬棚港 1日午後5時54分押し 1日午後6時26分60cm ◆鳥取・境港市境港 1日午後6時14分押し 1日午後10時30分60cm ◆奥尻島・奥尻港 1日午後6時7分50cm ◆石川・七尾港 1日午後4時37分押し 1日午後6時59分50cm ◆福井・敦賀港 1日午後5時33分押し 1日午後8時28分50cm ◆北海道・岩内町 1日午後5時18分押し 2日午前0時26分50cm ◆新潟・柏崎市 1日午後4時31分押し 1日午後4時36分40cm ◆山形・飛島 1日午後4時57分押し 1日午後5時52分40cm ◆兵庫・豊岡市 1日午後7
元日に石川県能登地方で最大震度7を観測した地震。被災地では大規模火災や津波の被害が徐々に明らかになってきています。珠洲市周辺ではおよそ3年にわたって活発な地震活動が続いていて、珠洲市では2023年5月にも…
震度7を記録した能登半島。記者は七尾支局で仕事中だった。大きな横揺れが長く続き、立っていられない。ここ数年の群発地震で、多少の揺れには驚かないつもりだったが、経験したことのない揺れ。正直、怖い。 どうにか支局を飛び出すと市内は半ばパニック状態。市中心部で何軒もの建物が倒壊しているのが確認できた。人気アニメ「君は放課後インソムニア」の聖地のひとつ「中山薬局」も1階部分が潰れていた。 あちこちで道路が陥没したり、ひび割れしたりで通れない。津波から避難するため、道路に車両を放置して歩いて逃げる人も目立つ。橋が崩れて段差ができ、2台の車が落ちる寸前で止まっていた。崩れた建物の下敷きになった車はハザートランプがSOSを告げるように赤く光っていた。人の気配はしないが、どうか、無事でありますように。
研究者にも“意外なタイミング”で震度6強 2023年5月5日午後2時42分ごろ、能登半島沖でM6.5の地震が発生。石川県が6月12日までにまとめたところ、1人が死亡、48人がけがをし、全壊34棟を含む944棟の住宅が被害を受けました。 震度6強の地震で倒壊した住宅=2023年5月5日、珠洲市正院町 研究者にとっても、この地震は驚きでした。西村教授は「ずっとこういう大きい地震が起こるのではないかという可能性は持っていたが、地震活動も地殻変動も収まってきている状況だった。あのタイミングで来るというのは若干意外だった」と明かしました。 専門家が想定する“良いシナリオ”と“悪いシナリオ” 今後、地震活動は収束に向かうのか。5月5日のM6.5の地震の後、研究者の間では大きく分けて2つのシナリオが考えられています。 1つは、流体によって生じた断層のひずみが解消され、今後、徐々に地震活動が落ち着くという
9日朝早くに起きた伊豆諸島の鳥島近海を震源とする地震では、規模がそれほど大きくないにもかかわらず津波が発生しました。専門家は「通常の地震とは異なる現象が起きている可能性がある」と指摘しています。 津波のメカニズムに詳しい東京大学地震研究所の三反畑修助教は、今回の津波が発生したメカニズムについて現時点では分からないとしたうえで、海外の研究機関による地震の解析結果から断層が動くことで発生する通常の地震とは異なる現象が起きていた可能性があると指摘しています。 三反畑さんによると、一般的に岩盤がずれ動く地震で津波が発生するケースは海域の浅い場所を震源とするマグニチュード6.5以上の地震とされていますが、今回の地震について海外の研究機関が発表しているマグニチュードは5程度とそれを下回っています。 それでも伊豆諸島や関東、西日本などでは津波が観測されました。 通常の地震以外で津波が発生するケースとして
強い地震に見舞われたモロッコ・マラケシュで、瓦礫の山を掘り起こす作業員/Abdelhak Balhaki/Reuters (CNN) 北アフリカのモロッコで8日に発生したマグニチュード(M)6.8の地震で、国営テレビは内務省の話として、死者が1037人、負傷者が1000人超に増加したと明らかにした。 721人が重体だという。モロッコでは過去数十年で最も多くの死者を出す地震となった。 世界保健機関(WHO)は9日、この地震の被災者の数について大都市マラケシュとその周辺で30万人に上ると発表した。 8日夜に高アトラス山脈の中を震源として起きた今回の地震は、過去120年以上の間に発生した地震の中で最も大きかった。米地質調査所(USGS)が明らかにした。 ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は9日、それぞれ声明を出し、モロッコへの哀悼の意を表明した。 モロッコでは2004年以降、
5日午後2時半すぎ、石川県能登地方を震源とする地震があり、石川県珠洲市で震度6強の揺れを観測しました。気象庁は今後1週間程度は同じ程度の揺れを伴う地震が起きるおそれがあるとして注意を呼びかけています。 また、5日午後9時58分ごろ、珠洲市で震度5強の揺れを観測する地震がありました。この地震による津波の心配はありません。 石川県では6日には雨が強まると予想されていて気象庁は揺れの強かった地域では土砂災害にも注意するよう呼びかけています。 能登地方 震度1以上を42回観測(6日午前0:00) 石川県能登地方では震度6強の揺れを観測する地震が発生したあとも地震が相次いでいて、6日午前0時までに震度1以上を42回、観測しています。 このうち激しい揺れが相次いだ珠洲市では午前0時までに震度3以上が10回にのぼっています。 5日午後9時58分ごろ、石川県珠洲市で震度5強の揺れを観測する地震がありました
トルコ南東部で発生し、トルコとシリアに甚大な被害をもたらした地震では、多くの建物が倒壊した。その中には、耐震性能をうたう比較的新しいものも含まれた。真新しいマンションが崩れた様子に、トルコ国内では怒りの声が上がっている。BBCは、がれきと化した新しい建物3棟に注目し、その安全性について調べた。 マグニチュード(M)7.8と7.5の2つの地震が6日未明と同日午後にトルコ南東部で発生し、トルコ南部とシリア北部にまたがる広い地域で数千棟の様々な建物が倒壊。2万人以上が死亡した。
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