【読売新聞】 政府は1日午前、自治体に対する国の「指示権」創設を柱とする地方自治法改正案を閣議決定した。想定外の事態が起きても、国民の安全確保へ迅速な対応を取れるようにする。 大規模災害や感染症危機などの非常時に、個別の法律に規定が
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石川県の能越自動車道は、通行止めになっていた穴水インターチェンジから、のと里山空港インターチェンジ間は、2日午後から輪島方向への一方通行で通行可能となりました。 これに伴い、のと里山空港インターチェンジと、のと三井インターチェンジは、これまで穴水方面への一方通行でしたが、輪島方面への一方通行に切り替えます。 また、のと里山海道は3月中旬までに全線で輪島方面の一方通行ができる見通しです。道路復旧作業の現場を取材すると、思うように進まない理由がありました。 能登半島地震で復旧が遅れている理由。その一つが道路の問題です。 上空より 稲垣真一キャスター: 「こちら、道路を舗装して、緊急的に道路をこの一カ月の間に補修をしたという様子を見ることができます」 能登半島に続く大動脈、のと里山海道。2007年の能登半島地震でも、大きな被害を受けましたが、今回も甚大な被害が出ています。
被災地での炊き出しに「サプリ」を投入していたグループがあった。「栄養たっぷりの料理を提供したい」とのことだが、被災者が知らずに摂ってしまうことで体に影響はないのだろうか。 能登半島地震の被災地で、炊き出しの豚汁を作っている様子がSNSに投稿された。豚汁300人分の鍋の中に、ペットボトルのようなものから液体が投入されている。これはいったい何なのだろうか。この動画の投稿者に話を聞いた。炊き出しを行ったのは一緒に活動している仲間だという。 「70種類以上の植物系ミネラルです。ミネラルって、今の日本人の食生活の中に一番不足してる栄養素なんですよ。被災地の方々って、乾き物ばっかりっていうか、栄養がないものばかり食べている姿を見たときに、炊き出しの中に(ミネラルサプリを)入れて少しでも栄養を摂ってほしいなというのはすごくあった」(SNS投稿者) ミネラルは、カルシウム・鉄・ナトリウムなど、体に欠かせな
能登半島地震の発生直後に旧ツイッターのXで相次いだ偽の救助要請などについて、NHKが分析したところ、多くは海外から日本語で投稿されていて、閲覧された回数は合わせて1100万回以上に上ることが分かりました。 発信者の中には、Xで多く閲覧されることで収益を得る「インプ稼ぎ」の方法を教える動画を投稿している人物もいて、偽情報の拡散にXの収益化の仕組みが影響している実態が浮かび上がりました。 能登半島地震の発生直後、Xでは石川県の被災地からの救助要請が投稿された一方、実在しない住所を挙げたり、無関係の画像をつけたりした偽情報も相次ぎました。 このうち、最も多く拡散した偽情報の1つで、石川県珠洲市の同じ住所で別の場所の動画を付けて救助を求める偽情報を投稿していた24のアカウントをNHKが分析したところ、半数の12は居住地がパキスタンとなっていたほか、日常的にアラビア語やパキスタンの主要言語のウルドゥ
●設備破損で生産減 薬連加盟の半数 能登半島地震で「くすりの富山」が打撃を受けている。県内の観測史上最大となる震度5強の揺れで、製薬会社は工場設備の破損が相次ぎ、生産休止や一部生産ラインの稼働停止を余儀なくされている。県薬業連合会に加盟するメーカー約60社のうち半数程度が被害を受けたとみられ、各社は出荷への影響を抑えるため復旧を急いでいる。 アトピー性皮膚炎の塗り薬を生産する前田薬品工業(富山市)は、立山工場の空調やボイラーの配管が損傷し、生産再開まで約3カ月かかる見込み。在庫があり、現状では製品の供給に問題はない。 空調設備の一部損傷で停止していた富山工場のステロイド専用棟は2月5日に再開を予定。担当者は「立山工場の生産品目を富山工場で代替生産することで安定供給を図る」と話した。 厳格な品質管理が求められる医薬品の製造では、天井や壁、配管の破損など目に見える被害の把握に加え、強い揺れにさ
俳優の杉良太郎さん(79)が21日まで3日間、能登半島地震の被災地である金沢市の避難所で炊き出しを行ったことに、称賛の声が相次いでいる。杉さんは15歳からボランティア活動を続け、阪神大震災や東日本大震災でも現地で炊き出しを行っており、「福祉の杉」の呼び名が定着している。今回も温かい肉うどんなどを、被災者に声を掛けながら振る舞った。 「炊き出しでふるまった特製肉うどんを被災者の皆さまにお声がけしながら、ひとつひとつ手渡し。感激するだろうな。これぞ、本当の千両役者」「杉良太郎さんの姿勢や熱意には頭が下がります。売名?偽善?違います!!素晴らしい行動力!」…。ネット上では、杉さんの炊き出しのニュースを引用した上で、称賛する書き込みがあふれた。 杉さんが訪問したのは、高齢者や障害者らを安全なホテルなどに移す2次避難に向け、一時的に受け入れる金沢市の1・5次避難所「いしかわ総合スポーツセンター」と「
能登半島地震で避難所での生活が長引く中、石川県能登町にある避難所では感染症のリスクを減らそうと土足禁止にする取り組みを28日から始めました。 能登町の松波中学校にある避難所では今もおよそ80人が生活していますが、これまで土足で過ごしていたため、外からの汚れが入ってくるなどして感染症のリスクが懸念されているということです。 避難所での生活が長引く中こうしたリスクを少しでも減らそうと、この避難所では28日から土足禁止にする取り組みを始めました。 避難している人たちは、新しい靴下と上履きに履き替えたあと、避難所となっている体育館の床を消毒しながらモップを使って磨いていました。 61歳の男性は「これまでの生活でかなり汚れていたので、しっかり掃除をしてきれいになりました。今後も汚れを見つけたらきれいにするよう心がけたいです」と話していました。 また、70歳の女性は「みんなで掃除をしてきれいになったの
能登半島地震で被害が出た石川県輪島市出身の漫画家、永井豪さん(78)の所属プロダクションは25日、同市の「朝市通り」にあり、地震後の大規模火災で焼けた「永井豪記念館」が展示、管理していた直筆の原稿や原画が「焼失せずに現存していると確認された」と発表した。 地震発生当時は原稿や原画109点、フィギュアなどの立体物25点を同館に貸し出していた。市観光課の担当者が同日、立ち入り調査し、全て見つ…
地震後の大規模火災で焼けた「永井豪記念館」から運び出された「グレートマジンガー」のフィギュア=25日午後、石川県輪島市 能登半島地震で被害が出た石川県輪島市出身の漫画家永井豪さん(78)の所属プロダクションは25日、同市の「朝市通り」にあり、地震後の大規模火災で焼けた「永井豪記念館」で展示していた直筆の原稿や原画が「焼失せずに現存していると確認された」と発表した。 地震発生当時は原稿や原画109点、フィギュアなどの立体物25点を貸し出していたが、市の調査で全て見つかったという。詳しい状態は「調査中」としている。 永井さんは「マジンガーZ」や「デビルマン」などの代表作があり、記念館の名誉館長を務めている。永井さんと同プロダクションは「(展示棟の)耐火対策が功を奏したものと思われます」とコメントした。
能登半島地震で被災した住宅から高級ミカンを盗み出したとしてすでに逮捕されていた自称・愛知県の21歳の大学生が大麻所持の疑いで再逮捕されました。大麻取締法違反の疑いで再逮捕されたのは自称愛知県刈谷市井ケ…
能登半島地震から15日で2週間です。震度5強の揺れを観測した富山県高岡市では地元の高校の野球部員などが、側溝にたまった土砂をかき出すボランティア活動を行いました。 高岡市では今月5日からボランティアを受け入れていて、14日は地元のボランティアのほか高岡商業野球部の部員や監督など40人が参加しました。 高岡市の横田地区の住宅街で午前9時すぎから行われた活動では、液状化の影響で側溝にたまった土砂を、スコップを使いかき出し土のう袋に入れていました。 富山県内では14日朝は各地で0度を下回る気温になっていますが、野球部の部員たちは厳しい冷え込みのなか地域のために活動しました。 地元の70代の男性は「自分たちだけでは作業が進まないので、手伝ってもらえてとてもありがたいです」と話していました。
被災地視察のため航空自衛隊輪島分屯基地に到着し、自衛隊員らを激励する岸田首相(左手前)=14日午前、石川県輪島市(代表撮影) 岸田文雄首相は14日午前、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県の被災地を視察した。輪島市の避難所を訪れ、被災者の要望を直接聞いた。視察を通じて把握した現地のニーズは、復旧・復興に向けた被災者支援の政策パッケージに反映させる方針だ。首相の被災地入りは1日の地震発生後、初めて。 輪島市の航空自衛隊輪島分屯基地では自衛隊員らと面会。救助活動や物資輸送への謝意を伝えた上で「被災者に寄り添い、心を通わせ、不安と将来への希望に、しっかり応えてもらいたい」と激励した。 被災地視察のため航空自衛隊輪島分屯基地に到着した岸田首相(右端)=14日午前、石川県輪島市(代表撮影)ヘリコプターで上空から被災状況を確認し、珠洲市の避難所も訪問した。午後には石川県庁で馳浩知事ら自治体関係者と今
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市では、防潮堤や海沿いの岩礁がおよそ4メートル隆起したことが専門家の現地調査で確認されました。能登半島の北側では過去に大規模な地震が繰り返してできたとみられる階段状の地形があることから、専門家は「4メートルもの隆起はめったにないことで、数千年に1回の現象だ」と指摘しています。 目次 調査グループ 鹿磯漁港周辺でおよそ4メートル隆起を確認 【ドローン映像】輪島 門前町黒島町付近 今回の地震で石川県の能登半島の北側では海底が露出するほど地盤が隆起している地点が確認され、専門家による「令和6年能登半島地震 変動地形調査グループ」の調査では東西およそ90キロの範囲で陸域がおよそ4.4平方キロメートル海側に拡大したことが分かっています。 産業技術総合研究所地質調査総合センターの宍倉正展グループ長は、地盤の隆起が確認された輪島市門前町の鹿磯漁港周辺で調査を行い
「避難所をなんだと思ってる」賞味期限切れ食品にシェフ怒り 一方的に置いていかれた支援物資…“民間物資”の受け入れ一時中止に 七尾市の避難所で500食以上を炊き出し 石川・七尾市の避難所にできた段ボールの山。小学校の玄関を埋め尽くしている。 避難所となっている小学校の玄関を埋め尽くす段ボール(石川・七尾市) この記事の画像(30枚) これらはすべて支援物資。中には古着とみられる大量の洋服や、賞味期限が2019年8月で切れたドリンクもあった。 中には古着とみられる大量の洋服も この現状に怒りの声を上げる人物がいる。 石川・金沢市でレストランを経営する川本紀男シェフによるSNS投稿 「この大半が使えないゴミ、避難所なんだと思ってる 昨日の事、長野ナンバーのトラックが来てトラック1杯分 半分以上のゴミを置いて帰った ドリンクは全て賞味期限切れ なんて野郎だ」 こうSNSに投稿したのは、石川・金沢市
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