西日本豪雨をはじめ異常気象による災害が相次ぐ中、どの家庭にもある家電に、防災機能を付ける試みが進められている。 西日本豪雨をはじめ異常気象による災害が相次ぐ中、どの家庭にもある家電に、防災機能を付ける試みが進められている。パナソニックは停電に備え庫内の温度を下げておく機能がある冷蔵庫や、災害情報をアナウンスするドアホンを販売。シャープはエアコンや空気清浄機で自治体からの防災情報が聞けるサービスの実験を行っている。災害時には地域の防災無線が聞こえにくいケースもあり、家庭の防災態勢を家電でサポートしていく考えだ。 パナソニックは今年2月、住んでいる地域に暴風などの警報が出ると、停電に備えて庫内の温度を下げる予冷運転を行う冷蔵庫を発売した。国内メーカーで初の試みといい、停電の際にも5時間の保冷が行える。 昨年9月に発売したドアホンには、河川の氾濫や火山の噴火、さらには鉄道の遅延まで通知する「安心