3月4日の公開以来、「Claudeやばくない?」「GPT-4を越えた」と、界隈で話題の「Claude 3」は、OpenAIの元メンバーによって設立されたAIベンチャー「Anthropic」が開発する最新の大規模言語モデル(LLM)だ。今回はChatGPTのライバルClaude 3の有料版を2週間ほどヘビーに使ってみて感じたことを、良い点と悪い点どちらも書いていきたいと思う。 Claude 3とは? 既報の通り、Claude 3はAnthropicが開発する大規模言語モデルの名称だ。 パラメーターのサイズなどが異なる3つのモデルがラインアップされている。 「Claude 3 Opus」は最も知能が高く、複雑なタスクでも最高のパフォーマンスを発揮する強力なモデル。APIやデータベースを介した複雑なアクションの計画や実行、インタラクティブコーディングなどの高度な活用が想定されている。 「Clau
はじめに 2023年はChatGPT元年とも言われ、いわゆるテック業界だけでなく、あらゆる業界でChatGPTが話題となりました。 この空前のChatGPTブームの中で、企業内でもChatGPTを利用しようという取り組みが進み、連日ニュースでも取り上げられていました。 皆さんも「〇〇会社、ChatGPTを従業員約1万人に展開。全従業員の業務効率化を目指す。」といった内容のニュースをよく見かけたのではないでしょうか? 先行企業に遅れを取らないよう「うちも早くやらないと!」と、同じようにChatGPTを社内に配る取り組みを進める企業が相次ぎました。 しかし、最近になって先行導入を進めた企業のデータが出始めており、実際の利用状況を見てみると、2023年これだけChatGPTが注目され、メディアを騒がせたにも関わらず、全体の利用状況は1割程度かそれ以下に留まっているという状態になっています。 この
「DIGITAL X DAY 2023」より、神奈川県横須賀市 デジタル・ガバメント推進室の太田 耕平 氏 生成AI(人工知能)技術を活用した生産性の向上は自治体業務でも期待されている。神奈川県横須賀市は、AIチャットサービス「ChatGPT」をいち早く導入し、利用状況などの情報発信を積極的に続けている。同市のデジタル・ガバメント推進室 課長補佐の太田 耕平 氏が、「DIGITAL X DAY 2023 生成AIで始める業務改革」(主催:DIGITAL X、2023年9月)に登壇し、ChatGPTの導入経緯や活用のポイント、今後の展望について解説した。 「すべての始まりは2023年3月29日、市長からの『ChatGPTを使って何か検討できないか』という相談からだった」−−。神奈川県横須賀市 デジタル・ガバメント推進室 課長補佐の太田 耕平 氏は、同氏がAI(人工知能)チャットサービスの「C
はじめに 先日の Microsoft Ignite で Microsoft Copilot Studio が発表されました。 その時点では、以下の通り、日本の環境ではまだ生成 AI 機能を利用したカスタム Copilot (旧チャットボット) の作成ができませんでした。 しかし、この度、日本環境でも利用できるようになり、触ってみたため、改めて紹介したいと思います。 Power Platform には環境という仕組みがあり、Power Apps で作成したアプリ、Power Automate で作成したフロー、Copilot Studio で作成したカスタム Copilot 等は環境に保存されます。 また、日本環境の場合は、現状以下の設定を事前に許可しておく必要があります。 資料の準備 テストするためいくつかファイルを用意します。 SharePoint ドキュメントライブラリ用のファイル C
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こんにちは。ISID 金融ソリューション事業部の若本です。 先日、GPT-4から発展し、画像も扱うことができるGPT-4 with vision(GPT-4V)が発表されました。GPT-4Vは大規模マルチモーダルモデル(LMMs: Large multimodal models)と呼ばれるAIモデルの一種であり、GPT-4の入力として「画像」を拡張したものになります。 今日は Microsoft Researchの論文[1]を中心に、Open AIの発表したSystem Card[2]も踏まえ、GPT-4Vでできることや苦手とすること、そして実用上の制限について解説します。 GPT-4Vの特徴 ① 画像とテキストを入力にできる GPT-4Vでは、GPT-4のテキスト入力に加えて画像も入力することが可能になりました。 画像は複数枚入力することが可能であり、かつ、画像とテキストを任意に交互に組
Azure OpenAI Service On your dataで日本語の検索精度を向上させる方法</h1>\r\n"}}" id="text-7578ec3b7f" class="cmp-text"> Azure OpenAI Service On your dataで日本語の検索精度を向上させる方法 <b><span class=\"biz-smb-fs-p1\">ソリューションエンジニア<br>\r\n 洪 亜龍</span></b></p>\r\n<p>こんにちは、私はAIソリューションの設計・開発・運用をしている洪と申します。機械学習や画像検索などの最新技術に興味があり、日々勉強しています。</p>\r\n<p>趣味はキャンプやスキー、スノーボードです。自然の中でリフレッシュするのが好きです。最近はキャンプ道具を揃えるのに夢中です。</p>\r\n<p> </p>\r
以下の記事を見て、早速「Open interpreter」を試してみたので、使い方や始め方をまとめておきます Open Interpreterとは Open Interpreterは、GPT-3.5、GPT-4、Code Llamaなどの大規模言語モデル(LLMs)を活用して開発されたオープンソースのツールです。 このツールは、OpenAIが提供するChatGPTの「Advanced Data Analysis(旧Code Interpreter)」のオープンソース版とも言える存在で、Python、Javascript、Shellなどのプログラミング言語のコードを自然言語による対話を通じてローカル環境で実行することができます。 このツールの最大の特徴は、ChatGPTの「Advanced Data Analysis」と違いローカル環境で動くため、ファイル容量やネット接続への制約がなく、Ch
【AI】新たに搭載されたChatGPTを自分のAIアシスタントにするCustom Instructions機能とその使い方 ※2023年7月21日作成 ※2023年8月14日改訂:無料ユーザーが8/9から使用可能に。設定アイデアに「(7)キャラクター設定」を追加 ChatGPTを自分のAIアシスタントにするCustom Instructions機能搭載 1.Custom instructionsとは? ■ChatGPTに新たな機能「Custom instructions(カスタム指示)」が搭載された.OpenAI社のリリースでは2023年7月21日から有料のChatGPT Plus会員から利用できるようになり,8月9日からは無料ユーザーも使用できるようになった. ■Custom Instructionsは,ユーザーのニーズに合わせてChatGPTを調整できるカスタム指示であり,専門知識の調
ChatGPT を上手く使う方法として、非常に長いプロンプトが共有されているのを見たことがある方は多いと思います。ただ、実務で使う場合長いプロンプトより短いプロンプトの方が扱いやすく API を利用する際のコストも少なく済みます。「ユーザーが作成した Excel マクロをメンテナンスしてほしい」と言われると 90% のエンジニアは不吉な予感に胃が痛くなると思いますが ( ※個人の感覚です ) 、今後誰かが生み出した長文プロンプトが業務に欠かせないものになっていて数文字変えると挙動が変わるようになっていたりしたらメンテナンスには想像を絶する苦痛が伴います。 プロンプト内の表現が性能へどのように寄与するのか計測することができれば、不要な表現を削り短くすることができます。本記事では、既存の書籍や記事をもとに期待する回答の基準点を定め、基準点よりどれだけ差異ある返答が得られたかで評価する方法を提案
コード・インタープリターはChatGPTの有料版「ChatGPT Plus」で、GPT-4の付加機能として呼び出せる。 画像:筆者によるスクリーンショット ChatGPTの有料版である「ChatGPT Plus」(月額20ドル)には、7月初めから「Code Interpreter(コード・インタープリター)」という機能が追加された。 この機能が画期的だとして、一時ネットでは大いに話題になった。これまでは面倒だった「データ集計」などを、チャットの命令だけで実行できるからだ。 データ集計は、Excelなどの表計算ソフトやPythonなどのデータ処理に強いプログラミング言語で処理することが多い。 しかしコード・インタープリターでは、それらを使う必要はほとんどなく、データさえ用意できればいい。さまざまな手間がほぼゼロになり、ChatGPT任せにできる。 そうはいってもピンと来ない人も多いはず。そこ
生成AIを社内で使えるようにしたのはいいが、使いこなしている社員はごく一部――。そんな悩みを抱えている企業は少なくない。 そこで参考になるのが、日清食品ホールディングスの取り組みだ。 「インスタ映えを狙ったカップヌードルのフェス」「アートコンテストの開催」「地元食材を使ったアレンジレシピの試食コーナー設置」「スマホアプリを使った脱出ゲーム」――。 多彩な売り場の企画を提案した「主」は、日清食品HDが4月に導入した対話型AI「NISSIN AI-Chat」だ。 これらのアイディアは、営業担当者がAIにスーパーとの共同企画を出してもらったときの一例。営業担当者が見て、納得できる提案もあったという。 営業が生成AIへの「質問力」を特訓 日清食品HDは、「チキンラーメン」「カップヌードル」といったロングセラー商品に加え、営業担当者が提案するエンタメ性のある売り場づくりが強み。得意の企画力をAIにサ
生成AI、中でもOpen AIの大規模言語モデルであるChatGPTを社内ツールとして取り入れ、業務に活用する動きが広がっている。筆者が記憶している限り、最も速い動きを見せた企業の1つがパナソニック子会社のパナソニック コネクトだ。 マイクロソフト「Azure OpenAI Service」の提供開始にあわせて独自システム「ConnectAI」を開発し、2月には全社導入を発表。今年9月からはさらに一歩踏み込んで、ChatGPTに社内データをつなぎ込み、10月以降カスタマーサポートで活用する計画も発表している。 導入から数ヵ月、ChatGPTは今、どのような業務にどう活用されているのか。見えてきた業務効率化の鍵と課題を、パナソニック コネクト IT・デジタル推進本部 戦略企画部 シニアマネージャーの向野孔己氏に聞いた。 使用回数は1日あたり5800回、トータルで26万回 ──今年2月に全社に
はじめに こんにちは、Zennチームの五十嵐です。みなさんCopilotは使っていますか?私は半年くらい前から個人ライセンスでCopilotを使っており、今ではCopilotのSuggestが出てくるのを無意識に待ってしまう程度には飼いならされています。 今回は、チームで管理しているGitHubのOrganizationに、GitHub Copilot for Businessを導入しましたので、導入方法や個人ライセンスとの違いなどを紹介します。 Copilotの有効化 GitHub Copilot for Businessは、OrganizationアカウントまたはEnterpriseアカウントに対するサブスクリプションです。OrganizationがEnterpriseアカウントに属している場合は、Enterpriseアカウントの管理者がCopilotを有効にする必要があります。単独の
ユーザーの立場ではAIネイティブな働き方が身近に迫っており、データサイエンティストやMLエンジニアにとってはGPTを活用した開発を意識する必要が出てくる中、マイクロソフトの取り組みやML開発のパラダイムシフトをご紹介する「ChatGPTによって描かれる未来とAI開発の変遷」。ここで日本マイクロソフト株式会社の蒲生氏が登壇。次に、ReActについてと、ReActにおけるプロンプトの流れについて話します。前回はこちらから。 外部情報を取得して文脈として与える考え方「Grounding」 蒲生弘郷氏(以下、蒲生):時間的にはあと5分しかないんですが、すみません、延びるのを前提でやらせてもらいます。 外部情報を取得して文脈として与える考え方に「Grounding」というものがあります。いきなり出てきて何なのかという話になってくるんですが、いわゆるBing Chatに近いものです。 Bingは基本的
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