シャープ復活させた戴正呉社長「目標達成したので辞めたい」 (1/2)
今回のことば 「東証一部復帰を果たす決心で、片道の切符を買って、日本にきた。ようやくこの目標を果たすことができた。本当はいま社長を辞めたいが、個人のわがままでは決められない」（シャープ・戴正呉社長） シャープが2017年12月7日、東京証券取引所市場第一部銘柄に指定された。 同社は2015年度通期連結決算で430億円の債務超過に陥り、2016年8月1日付けで、市場第一部から市場第二部へと指定替えになっていた。だが同年8月に鴻海精密工業が出資を完了し、鴻海ナンバー2の戴正呉氏を社長として送り込んで、鴻海傘下で再建を進めてきた。 戴社長は2016年8月21日に発表した経営基本方針において「経営幹部に期待すること」として、8つの項目を設定したことを明らかにし、そのひとつに「東証一部への早期復帰を共通目標として、業務を遂行すること」をあげ、東証一部復帰は戴社長にとっての最優先課題のひとつとしていた
「亀山」も移管…シャープ、液晶テレビ分離へ 台湾・鴻海と統括会社 - MSN産経ニュース
シャープが資本業務提携した台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業グループと、液晶テレビ事業の統括会社を設立する方向で最終調整に入ったことが１４日、分かった。近く両社が出資して作る持ち株会社に、テレビ用の液晶パネルを製造する堺工場（堺市）やテレビの組立工場を移管。シャープは本体からテレビ事業を切り離し、効率化を図る。電子機器受託製造（ＥＭＳ）で世界最大手の鴻海との提携拡大で、液晶テレビ世界首位の韓国サムスン電子を追撃する。 設立する持ち株会社は、堺工場の運営会社「シャープディスプレイプロダクト（ＳＤＰ）」のほか、シャープの中国やマレーシア、メキシコにあるテレビの組立工場も傘下に置く。亀山工場（三重県亀山市）のテレビ組み立て部門や鴻海のテレビ製造部門も移管する方向で検討している。 持ち株会社の社長には鴻海出身者が就く一方、ＳＤＰの社長にはシャープ出身者が就任する方向だ。 ＳＤＰは７月にも鴻海グループが
1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
