民主党の小沢一郎元代表は18日、東日本大震災について自身のホームページで「戦後の荒廃期に匹敵するほどの危機的状況だ」とのコメントを掲載した。東京電力福島第1原発の事故に関し「放射性物質拡散などの事態については政府、東京電力に対し正しい情報を迅速に公表することを強く求める」と指摘した。小沢氏は衆院岩手4区選出で、震災後、初めての談話となる。 小沢氏のコメントの全文は次の通り。◇ 11日発生の東日本巨大地震と津波による大災害に際しまして、岩手県、宮城県、福島県の3県をはじめ、全国で被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。 また、被災で亡くなられたご遺族の皆様に、衷心よりお悔やみを申し上げます。 今日の地震と津波による、福島県の原子力発電所における火災や、爆発による放射性物質拡散などの事態につきましては、政府、東京電力に対し、正しい情報を迅速に公表することを、強く求めるものです。 この度