サッカー日本代表がW杯出場を決めた4日夜、東京・渋谷のスクランブル交差点で、お祭り騒ぎのサポーターたちをユーモアあふれる話術で誘導した20代の機動隊員に、警視庁が警視総監賞を授与する方向で検討していることが7日、分かった。ネット上では「DJポリス」の愛称で賛辞を贈られており、若者の心をつかみ、トラブルを最小限に抑えた結果が評価された。 「日本代表のユニホームを着ている皆さんは、12番目の選手です。チームワークをお願いします」 4日のW杯出場決定直後、車両上の機動隊員の1人が交差点内で喜びを爆発させるサポーターに向かい、拡声器で訴えた。 行く手を阻まれた車に寄りかかる若者には「そういう行動はイエローカードです」とやんわり“警告”。「怖い顔をしたお巡りさんも心の中ではW杯出場を喜んでいます」と“本音”が漏れると、周囲は「お巡りさん」コールで沸いた。 隊員は第9機動隊「広報係」に所属。今年1月に
多くのサポーターが集まる東京の渋谷駅周辺では、これまでトラブルが相次いだことから、今回初めて駅前のスクランブル交差点などへの立ち入りが制限されました。 JR渋谷駅前のスクランブル交差点の周辺では、サッカー日本代表がワールドカップ出場を決める直前の午後9時頃から、警視庁が歩行者の立ち入りの制限を開始しました。 制限された区域は、渋谷・センター街などを含むJR渋谷駅前のスクランブル交差点の周囲およそ2キロで、警察官が区域内にある店舗の利用客以外の歩行者を迂回路に誘導しました。 立ち入りが制限された区域の外では一時、興奮したサポーターがハイタッチを繰り返して交通の妨げになったり爆竹を鳴らしたりする騒ぎがありました。しかし、終電が迫る午後11時過ぎには騒ぎのピークは過ぎ、警視庁によりますと逮捕者やけが人はなかったということです。 スクランブル交差点への立入りが制限された渋谷駅前は、例によって多くの
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