タグ

ブックマーク / president.jp (60)

  • 小学生に教えるために編集者歴17年の父親が本気で考えた…「きちんと伝わる文章」を書く10のコツ 「説明ができる」とは「生きる力がある」ということ

    「伝わる文章」とはどのようなものか 私はWEB媒体の編集者/ライターをかれこれ17年ほどやっている。日語で情報を伝えるのが仕事だ。 ジャンルとしては長文の体験レポートを中心に扱ってきた。ライトな読み物で、書くのも簡単そうだと思われるかもしれない。いやいや、そうでもないのだ。それぞれのバックグラウンドを持ち観察力に優れた書き手が、五感をフルに使い数時間かけて体験取材をすると、情報量がとんでもないことになる。それを限られた字数で読者にわかりやすく伝えるのは、実は技術のいる作業なのだ。 また、私は特に編集部の中でも新人ライターを多く担当しており、書き慣れない人が書いた文章を一緒に直し、読み手に伝わる書き方をアドバイスする経験をずっと積んできた。 そんな私が、小学生の子供の中学受験によってあらためて「伝わる文章の書き方」を見つめ直すことになった。稿ではその経験について少し語らせてほしい。

    小学生に教えるために編集者歴17年の父親が本気で考えた…「きちんと伝わる文章」を書く10のコツ 「説明ができる」とは「生きる力がある」ということ
    u-li
    u-li 2024/04/17
  • 本当のプロなら「賞味期限1週間」は可能…「無添加の手作りマフィン」が食中毒を引き起こした"3つの問題" そもそも「具材ごろごろ」は製造・保存が難しい

    無添加をうたった手作りマフィンをべた人の健康被害が報告されている。科学ジャーナリストの松永和紀さんは「添加物や砂糖を減らせば品は安全になるというのは幻想だ。手作り・自然派で品を売り出すには、原材料に対する豊富な知識や調理場での入念な衛生管理、職人としての高度な技術と経験が求められる」という――。 「砂糖少なめ・無添加なら安全」は幻想 東京ビックサイトで11月11日、12日に開かれたイベントで売られたマフィンが、ソーシャルメディアで大炎上しています。買ってべた客がX(旧ツイッター)で腹痛と吐き気を訴え、ほかの購入客も「腐った臭いと味。糸を引いている」などと投稿して、騒ぎになっています。 販売した焼き菓子店は、Instagramで「全て防腐剤、添加物不使用で市販の焼き菓子の半分以下のお砂糖の量で作っており、離乳完了期のお子様より安心してお召し上がりいただけます」とアピールしていました

    本当のプロなら「賞味期限1週間」は可能…「無添加の手作りマフィン」が食中毒を引き起こした"3つの問題" そもそも「具材ごろごろ」は製造・保存が難しい
    u-li
    u-li 2023/11/18
  • アルツハイマー病の元凶毒素アミロイドβを脳から洗い流す「眠り方」とは…寝ついてすぐ突入する時間が最重要 睡眠中は"脳のゴミ"の排出スピードが2倍超になる

    「やっぱり睡眠力は大事」と思える健康被害の数々 睡眠力の低下(※)が、健康に与える悪影響ははかりしれません。 ※経済協力開発機構(OECD)の調査(21年)では、日人の平均睡眠時間は7時間22分で、33カ国(平均8時間28分)のなかで最下位 2023年、北海道大学大学院・先端生命科学研究院の研究チームが、北海道寿都町在住の35人の睡眠記録を精査し、睡眠不足が腸内環境にどのような影響を及ぼすか調査した結果を報告しました。これによると、睡眠時間が短い人ほど、「αディフェンシン」という物質の分泌量が減少することがわかりました。この物質が減少すると、腸内環境が大きく乱れることになります。 αディフェンシンはある腸内細菌が物繊維をエサにして作り出した物質で、腸内に侵入した病原体を攻撃するはたらきを持っています。 これは、免疫力を高めてくれる善玉菌にも影響を与えていると言います。睡眠ホルモンと呼ば

    アルツハイマー病の元凶毒素アミロイドβを脳から洗い流す「眠り方」とは…寝ついてすぐ突入する時間が最重要 睡眠中は"脳のゴミ"の排出スピードが2倍超になる
    u-li
    u-li 2023/10/24
  • ビッグサンダーマウンテンに乗って尿管結石が出た人続出…実証研究で排石率は先頭席12.5%、最後部席63.9% 乗馬やヨガで振動やGの力を利用して石を動かす画期的治療法も

    アメリカ宇宙局(NASA)や軍隊で任務中の発作を予防するために膨大な予算をかけ研究が行われている尿管結石。岡山大学医学部の中尾篤典教授が、その画期的な治療法を見つけようと米国の大学が手掛けたビッグサンダーマウンテンの研究結果(2018年にイグノーベル医学賞を受賞)を紹介する――。 ※稿は、中尾篤典・毛内拡(著)、ナゾロジー(協力)『ウソみたいな人体の話を大学の先生に解説してもらいました。』(秀和システム)の一部を再編集したものです。 おしっこにまつわる謎・尿管結石の新しすぎる治療法 少し汚い話ですが、次はおしっこと膀胱ぼうこうの話です。 尿管結石は、腎臓から膀胱までの尿が通る管の中に石ができる病気です。石が詰まることで腎臓で作られた尿が出なくなり、腎臓が腫れて大変な痛みが出ます。救急外来でよく見られるありふれた疾患で、ライフスタイルや遺伝等も影響するといわれていますが、実は未だにはっきり

    ビッグサンダーマウンテンに乗って尿管結石が出た人続出…実証研究で排石率は先頭席12.5%、最後部席63.9% 乗馬やヨガで振動やGの力を利用して石を動かす画期的治療法も
    u-li
    u-li 2023/10/13
    “いずれも尿路が揺さぶられ、振動やGの力を利用して石を動かし、通過を促進して石を出すという考え方” 耳石を安全に壊す方法はないかなぁ
  • 「藝大に落ち、就職もせず、栄養失調で横たわっていた」75歳の"水彩画おじいちゃん"に170万人が癒されるワケ まわりと自分を比べなくていい

    登録者数が170万人を超えるYouTubeチャンネルで、絵を超絶技巧で仕上げる様子が人気を集めるのは75歳のおじいちゃん先生・柴崎春通さんだ。柴崎さんいわく「まわりと自分を比べなくていいし、それで心配したり、悩んだりしなくてもいい。世間並じゃなくたっていいんです。例えば親が子を信じてさえいれば、子どもは試行錯誤しながら、いつか自分の中にあるゆるぎない芯棒に気づいていく。そうやって、生きる道を発見していくのだと思います」という――。 「うちの坊は偉い」 「笑顔がステキなおじいちゃん先生」としてYouTubeで大人気の画家・絵画講師の柴崎春通さんは、終戦直後、千葉県の農村地帯で米農家の長男として生まれている。実家は必ずしも裕福とは言えなったが、親から叱られたことも手を上げられたこともなく、愛情をたっぷり注がれて育ったという。

    「藝大に落ち、就職もせず、栄養失調で横たわっていた」75歳の"水彩画おじいちゃん"に170万人が癒されるワケ まわりと自分を比べなくていい
    u-li
    u-li 2023/10/11
    “他者や社会は、ある意味クラゲのようにつかみどころのないものですから、まわりと自分を比べなくていいし、それで心配したり、悩んだりしなくてもいい。世間並じゃなくたっていいんです”
  • 高級旅館より駅前ビジネスホテルのほうが落ち着く…外国人観光客が、いま本当に求めている「サービス」3つ 日本流「おもてなし」を求めて来日しているのではない

    を訪れる外国人旅行者は何を求めているのか。金融アナリストの高橋克英さんは「日流のおもてなしを求めて来日するわけではない。おもてなしに力を入れるよりも、英語対応、キャッシュレス化、ネット環境の整備をしたほうがいい」という――。 魅力として挙げられる「おもてなし」 インバウンド(訪日外国人観光客)が戻ってきた。日政府観光局(JNTO)によると、2023年7月は232万600人と、コロナ禍前(2019年7月299万人)と比べ、77.6%の水準にまで回復している。8月には、いよいよ中国人団体旅行客の訪日が解禁された。中国による日産水産物禁輸の影響には注視する必要があるものの、早ければ今年中にもコロナ前のインバウンド水準を超すような勢いだ。 インバウンドの増加により、宿泊施設に商業施設や飲店などは好調だ。こうした宿泊費や飲費の消費に加え、東京やニセコなどへの不動産投資により、地域の雇用

    高級旅館より駅前ビジネスホテルのほうが落ち着く…外国人観光客が、いま本当に求めている「サービス」3つ 日本流「おもてなし」を求めて来日しているのではない
    u-li
    u-li 2023/09/06
  • なぜ日本は子育て世代にダメージのある政策ばかり講じてきたのか…世界最速で高齢化が進む本当の理由 児童手当は全く足りない…支給したふりをしてじつは搾取している

    少子化は人災か ご存じのように現在、日は深刻な少子化問題を抱えている。 出生率は先進国では最悪のレベルであり、世界最悪のスピードで高齢化社会を迎えつつある。 この少子化については、「日人のライフスタイルが変わったから」と考えている人も多い。確かに、ライフスタイルの変化によって晩婚化、非婚化が進んだという面もある。 しかし、晩婚化、非婚化は、女子教育の進んだ先進国ではどこにでも見られる現象である。日が先進国の中で最も少子化が進んでいる理由にはならない。 よく知られているが日が他の先進国と比して著しく少子化が進んだのは、「政治の無策」という面も大きいのである。 日では半世紀近く前から、「このままでは少子高齢化社会になる」ということがわかっていながら、有効な対策を講じてこなかった。 子育て世代にダメージのある政策ばかり講じた 半世紀前、日よりもはるかに深刻な少子化に陥っていたヨ

    なぜ日本は子育て世代にダメージのある政策ばかり講じてきたのか…世界最速で高齢化が進む本当の理由 児童手当は全く足りない…支給したふりをしてじつは搾取している
    u-li
    u-li 2023/08/30
  • 自民党は「家族の崩壊」という現実から目を背けている…枝野幸男が「昭和の政治を終わらせたい」と訴えるワケ 「家族での支え合い」はやりたくてもできない

    社会は変わり続けているのに政治が「昭和」のまま (前編から続く) 私が政治家として過ごしてきた30年は、平成の30年間とほぼ一致します。この時代は戦後復興から高度成長という「昭和の社会」が変質してしまったのに、政治がそれについて行けず右往左往した時代でした。その状況は現在、さらに深刻になっています。「昭和」を終わらせないといけません。 平成の時代に社会はどう変わったのでしょうか。 まず国内では、人口が急激に増えた時代から、急激な人口減少社会に転換しました。国際的には、急激な気候変動と権威主義の台頭によって、私たちが国際社会の安定に依存することができなくなりました。 自民党も問題は認識していると思いますが、人口減少には人口問題、気候変動には温暖化問題というように、個別の課題ととらえてパッチワークのような対応しかしていません。 自民党は「見たくない現実」から目を背けている これらに加えてあと2

    自民党は「家族の崩壊」という現実から目を背けている…枝野幸男が「昭和の政治を終わらせたい」と訴えるワケ 「家族での支え合い」はやりたくてもできない
    u-li
    u-li 2023/08/30
    “株価が高い社会を選ぶのか、病気になっても生きていけるような誰もが安心して暮らせる社会を選ぶのか”
  • 家では子どもを怒鳴りつけ、職場ではモラハラを…成長段階でトラウマ抱え「ニセ成熟」した大人の病理 「発達性トラウマ」で自分の感情がわからなくなる

    発達性トラウマで自分が失われた人はたくさんいる 前回の記事では、トラウマの中核はなにかといえば「“自己の喪失(主体が奪われること、失われること)”である」と書かせていただきました。 ※「行動力はあるが"自分"がない…『ログイン前のスマホのような人生』を送る人が幼少期に味わったトラウマ体験」 トラウマではさまざまな症状が生じますが、実は自己の喪失のために心身を統御できず、症状が生じているとも考えられます。 「自己の喪失」などというと、特殊なように聞こえるかもしれませんが、実はかなり身近な問題です。 自己が失われると、自分の感情、感覚、考えがよく分からなくなります。 ケースによって異なりますが、その場面では当然起きるはずの感情や違和感がわかなくなったり、反対に感情的になってしまったり、ということが生じます。 今回は、そうしたケースをいくつかご紹介したいと思います。 子どものわがままに感情が抑え

    家では子どもを怒鳴りつけ、職場ではモラハラを…成長段階でトラウマ抱え「ニセ成熟」した大人の病理 「発達性トラウマ」で自分の感情がわからなくなる
    u-li
    u-li 2023/06/13
  • 10代でヤクザの性奴隷、20代で指名手配犯…二度服役の元レディス総長がビジネスホテルを"一棟買い"したワケ 自分と同じ出所者の受け皿を作り、社会復帰サポートに人生を捧げる

    における再犯者率は48.6%。そんな中、注目されているのが出所者の社会復帰サポートを目的に雇用を行う「協力雇用主」だ。栃木県の建設請負会社・大伸ワークサポート代表取締役の廣瀬伸恵さんはそのひとり。自身も中学時代以降に荒れた生活で二度服役した。その波乱万丈の半生と人物像を『人生上等! 未来なら変えられる』(集英社インターナショナル)で描いたノンフィクション作家の北尾トロさんが廣瀬さんの最新事情をリポートする――。 二度服役し獄中出産した元レディス総長の社長の生き様 2007年に発刊された『裁判官の爆笑お言葉集』(長嶺超輝 幻冬舎新書)が再び脚光を浴びている。裁判官が法廷で被告人に語りかけた発言を集めたものだが、そのひとつにこんなものがある。 「私があなたに判決するのは3回目です」 覚せい剤常習者への、うんざりした気持ちが込められているようで笑ってしまうが、裁判官が自嘲気味に言った言葉でも

    10代でヤクザの性奴隷、20代で指名手配犯…二度服役の元レディス総長がビジネスホテルを"一棟買い"したワケ 自分と同じ出所者の受け皿を作り、社会復帰サポートに人生を捧げる
    u-li
    u-li 2023/06/13
  • 国内世論もG7も支持しているのに…ごく一部の強硬反対派のためにLGBT法案が通らない自民党の深い闇 推進派議員に街宣活動や批判のビラ

    2年前にも自民党内で意見が割れて法案提出が見送られた「LGBT理解増進法案」が、再び議論されている。ジャーナリストの大門小百合さんは「国内世論もG7各国も支持しているのに、自民党の一部の議員が反対しているためになかなか成立しない。現在も自民党内で議論が続いているが、国会会期末というタイムリミットは迫っている」という――。 2年前にも見送られた法案 世界から注目を集めながらも、またしても国会にも提出されずに見送られる可能性のある法案がある。「LGBT理解増進法案」だ。性的マイノリティーへの理解を広げるため、国や自治体の役割を定め、基計画の策定や施策の実施状況の公表などを定めた法案だ。 ちょうど2年前の2021年5月、自民党案を基に超党派議連が協議し、「差別は許されない」との文言を追加することで合意した。ところが、自民党内でこの文言に対し、「差別だと訴える訴訟が多発しかねない」などの異論が続

    国内世論もG7も支持しているのに…ごく一部の強硬反対派のためにLGBT法案が通らない自民党の深い闇 推進派議員に街宣活動や批判のビラ
    u-li
    u-li 2023/05/12
    “みんな比例で当選しているから、支持団体の意向に沿わないと選挙で勝つことが難しくなる”“批判する記事のコピーが選挙区の全戸に配られ”“LGBTQと夫婦別姓に賛成する田村は立憲に行け”
  • ガラガラのベトナム料理店は1カ月で激変した…「7秒の動画」がTikTokで幸せな炎上を引き起こしたワケ SNSが拡散するのは「怒り」だけではない

    世界中で「TikTok売れ」が相次いでいる ソーシャルメディアの影響力は絶大だ。何げない投稿が瞬く間に拡散し、衆目を集めることも多い。最近では回転ずし店でしょう油差しの注ぎ口を口に含む迷惑動画を投稿し、炎上。逮捕者まで出た。軽はずみな行動が全国的な非難につながっている。 ここ最近では、残念なことにこうした炎上事例ばかりが目立って報じられている。その一方でTikTokにより、心温まる人生の逆転劇が生まれたという事例も起きているようだ。英語圏のTikTokから、幸せなバズの話題が届いている。 例えば、英BBCは、長年売れなかったある小説家が娘の投稿動画をきっかけに、Amazonの売上トップに輝いた事例を報じている。 報われずとも諦めず、努力を続けるに人々にユーザーは非常に強く共感する。TikTokのバズとユーザーの温かい支援によって救われた人々が大勢出ているようだ。一般のユーザーが発端となった

    ガラガラのベトナム料理店は1カ月で激変した…「7秒の動画」がTikTokで幸せな炎上を引き起こしたワケ SNSが拡散するのは「怒り」だけではない
    u-li
    u-li 2023/03/22
  • 6000本の杭を打ち込んだ不思議な構造物…岡山県の「謎の遺跡」に秘められた古代人の凄い発想 19世紀オランダの技術とも共通点がある

    発掘当初は何が何だかわからなかった 岡山県岡山市には日第4の大きさの造山つくりやま古墳がある。この巨大な塚を築いたであろう港が見つかっていた。巨大古墳は例外なく河川・水路の傍にある。河川や海岸に堆積した土砂の浚渫しゅんせつを行ない、それを積み上げた結果、大王の古墳になったと私は今まで書いてきた。 古墳の土砂運搬には数多くの船と造成のためのシステムが必要である。この津寺遺跡にはそのシステムが見えるのである。現代に置き換えれば、関西国際空港の埋め立ての土採場から運搬、埋立(土砂投棄)に至るプロセスがわかるような施設であった。 その遺跡とは、おかしな河川の護岸があったと片付けられていた岡山市の津寺つでら遺跡である。1980年代に岡山市津寺地区の山陽自動車道と中国横断自動車道の岡山ジャンクションの工事中に、古墳時代の終わりの頃から奈良時代と推定される不思議な遺跡が発見された。旧足守あしもり川の左

    6000本の杭を打ち込んだ不思議な構造物…岡山県の「謎の遺跡」に秘められた古代人の凄い発想 19世紀オランダの技術とも共通点がある
    u-li
    u-li 2023/03/09
  • 晩酌程度は悪くないが、やけ酒はやめるべき…科学研究で分かったお酒と人間の「正しい付き合い方」 ほどよい摂取はクリエイティブ能力を高める

    ほどよいアルコール摂取はクリエイティブ能力を高める 仕事の後に飲むアルコールはとてもおいしいです。 自分へのご褒美も兼ねてグビグビと飲めば、何ともいえない多幸感に包まれ、気持ちが落ち着くものです。 古来、「酒は百薬の長」といわれますが、先人たちもお酒の有効性を肌身で感じていたのでしょう。 なんでもこの言葉は、『漢書』によれば紀元前からある言葉で、「塩はべ物の中でもっとも重要。酒はどんな薬よりも効果がある上に、宴会には欠かせない。鉄は農業に必要なものの基」と書かれていたとか。 古今東西、お酒の魅力は変わらないのでしょう。 興味深いことに、この「酒は百薬の長」に関連する科学的根拠もいくつか存在します。 たとえば、グラーツ大学のベネデックらが70人を対象に行った実験の中に、「飲まないときに創造力が低かった人が、アルコールを摂取すると創造力が特に高まった」という報告があります。 男性40人を、

    晩酌程度は悪くないが、やけ酒はやめるべき…科学研究で分かったお酒と人間の「正しい付き合い方」 ほどよい摂取はクリエイティブ能力を高める
    u-li
    u-li 2023/02/27
  • なぜロシアや中国は他国を侵略するのか…世界情勢が小学生でもよくわかる「地政学」超入門 なぜ「禁断の学問」とタブー視されていたのか

    世界情勢の理解に役立つ「地政学」 毎日ニュースや新聞、ネットで流れてくる情報を見ていて、 「世界では大きな事件戦争が起きている。大変なことはわかるけど、むずかしくてよくわからないなぁ……」 そんなふうに思ったことはないかな? 最近では、ウクライナロシアが侵略をおこなったり、中国が「台湾は自分の国の一部だ!」といって台湾周辺で軍事訓練をおこなったり、ぼくらの住む日でも憲法を変えようとする動きが出てきたり、アメリカがいろんな国と対立したり仲良くなったり……なぜこんなことが起きるんだろう? さらに、国と国との関係がだんだんと複雑になっていく世界で、日がこれからも平和でいられるためにはどうすればいいのかな? そんな問題解決に、おおいに役立つのが「地政学」なんだ。 時代は変わっても、地理的条件は変わらない 世界にはたくさんの国があり、そこには多種多様な人々が住んでいる。人が多くなれば、考える

    なぜロシアや中国は他国を侵略するのか…世界情勢が小学生でもよくわかる「地政学」超入門 なぜ「禁断の学問」とタブー視されていたのか
    u-li
    u-li 2022/12/15
  • 「これ以上リストラを言い渡すのは、もうつらい…」心が限界に達した男性に僧侶が説いた仏教の教え 大声で叫びだしたくなるほど追い詰められた

    事業を再生するためには社員にリストラを言い渡さなくてはならない。そんなつらい役回りに、どのように対処すればよいのか。天台宗の僧侶、髙橋美清さんは「仏教の『四諦したい』の教えを基に、真理を見極めながら対応するよう心掛けることで、自分も相手も納得する道が開けるのではないか」という――。 良心の呵責から「恨まれてないか」「何か憑いていないか」 私が住職を務める「照諦山 心月院 尋清寺」のご尊・薬師如来さまに、たびたび手を合わせに来る方(仮にBさんとしましょう)がいらっしゃいます。話を聞くと、Bさんは企業の再生を請け負っていらっしゃる50代の方。経営がうまくいっていない中小企業に入り、事業を改革して再生させる仕事をされています。企業再生は社会的意義のある仕事ですし、Bさん自身もドライで合理的な考え方の持ち主です。「大局的に見ればリストラもやむなし」と、今まで数々の企業で何度も大鉈をふるってきたそ

    「これ以上リストラを言い渡すのは、もうつらい…」心が限界に達した男性に僧侶が説いた仏教の教え 大声で叫びだしたくなるほど追い詰められた
    u-li
    u-li 2022/11/05
    “仕事ができる人に多いのですが、自分ができることは他人もできるものと思いこみ、できないとイライラしてしまう”“「瞋」とは、自分の中にある怒りやねたみといった悪感情を外に出すことを指します”
  • 接続詞を「別れ言葉」にしている…「さよなら」という4文字を米国人作家が「最も美しい言葉」と評したワケ 別れの痛みを「再会の希望」で紛らわさない

    人はなぜ「さよなら」と別れるのか。軽井沢病院の稲葉俊郎院長は「私は東京大学の竹内整一教授に、1年間かけてこの言葉だけについて授業を受けた。そのくらいの深さと強度がこの言葉にはある。アメリカ人作家が『世界中を旅したが、このように美しい言葉をわたしは知らない』と評したのも納得だ」という――。 ※稿は、稲葉俊郎『いのちの居場所』(扶桑社)の一部を再編集したものです。 東京大学では1年間かけて「さよなら」だけを学んだ 人生には、たくさんの出会いと別れがあります。そうした出会いと別れは、一つのセットのようにして互いを補い合う関係にあります。出会いがあるからこそ別れがあり、別れがあるからこそ新しい出会いも生まれます。 別れの言葉は世界中に存在していますが、日語で使われる「さよなら」「さようなら」という言葉は、もともとどのような言葉なのかご存じでしょうか。わたしは学生時代、この言葉だけについて1

    接続詞を「別れ言葉」にしている…「さよなら」という4文字を米国人作家が「最も美しい言葉」と評したワケ 別れの痛みを「再会の希望」で紛らわさない
    u-li
    u-li 2022/08/27
  • 「自分が中国人でいたくない」謎の中華系グループが江戸川で"カキ殻清掃"をする意外な理由 "中国人をヘイトする中国人"という難題

    江戸川の河口でカキ殻を回収する中国人たち 2022年7月19日、東京新聞にあるニュースが掲載された。まずは「市川・江戸川河口のカキ殻大量投棄 関東在住の中国人有志が回収に汗」と題された記事の冒頭部を引用しておこう。 「中国人の良くないイメージを吹き払いたい」——。千葉県市川市の江戸川河口部で、用にカキ採りをする中国人らが河川敷に大量のカキ殻を捨てて問題化していることから、東京都内などに住む中国人が、カキ殻の回収作業を始めた。近く任意団体をつくり、地元の市民団体などと一帯の環境美化につなげたいとしている。 同胞の社会問題に対して、在日中国人自身が自浄作用を発揮してボランティアをおこなった。実に「いい話」である。そこで私はこのニュースをなにげなくツイートした。すると、活動の当事者を名乗るアカウントから「それは違う」とわざわざメッセージが来た。しかも、以前に別の取材(とあるデモ現場)で連絡先を

    「自分が中国人でいたくない」謎の中華系グループが江戸川で"カキ殻清掃"をする意外な理由 "中国人をヘイトする中国人"という難題
    u-li
    u-li 2022/08/19
    ヲチャじゃん!!“僕らはもともと、在日中国人のマナー問題や反日的な言動を調べていた有志のグループ”“カンニンググループの微博(LINEに似た中国のメッセンジャーアプリ)のグループに潜入したりしていました”
  • 健保変更で保険料は年88万円から年45万円の半額に…加入者を経済的に追い込む「国保」に入ってはいけない 「給与振込日に銀行口座を全額差し押さえ」という例も

    人は全員が何らかの医療保険に加入している。勤め人は勤務先の健保、75歳以上は後期高齢者医療制度、それ以外の人は「国民健康保険」(国保)となる。国保の加入率は27.1%(2020年9月末現在)。4人に1人は国保に入っているが、保険料はきわめて高い。しかも支払いが滞ると自治体から「差し押さえ処分」を受け、そこでは違法な手口も横行している。ジャーナリストの笹井恵里子氏がリポートする――。(第2回) 自治体は「資格証明書の発行」より「差し押さえ」に注力 医療機関を受診する際に必要になる健康保険証。前回、国民健康保険(国保)は他の公的医療保険よりも、群を抜いて保険料が高いことを述べた。加入者は高い保険料に苦しむ。そうして国保料の納付が滞ると、通常の保険証から有効期間が短い「短期保険証」に切り替わる。さらに一年以上の国保料を滞納すれば「資格証明書」が交付され、保険診療は受けられるものの窓口では10

    健保変更で保険料は年88万円から年45万円の半額に…加入者を経済的に追い込む「国保」に入ってはいけない 「給与振込日に銀行口座を全額差し押さえ」という例も
    u-li
    u-li 2022/08/06
  • なぜ日本の郊外には「タダ同然の住宅地」が大量にあるのか…「限界分譲地」という大問題を告発する 無責任の体系によって「都市の荒廃」が進んでいる

    の郊外には「タダ同然の住宅地」が大量にある。そうした「限界分譲地」の取材を続けているブロガーの吉川祐介さんは「限界分譲地は戦後の土地開発ブームに乗じて作られた。居住ではなく投機が目的だったため、放棄された空き地が虫い上に広がっている。限界分譲地に住むことは可能だが、自治会は機能せず、道路や公園は雑草で埋もれることもある」という――。 日に点在する、忘れ去られた分譲地 戦後の日は近年に至るまで、深刻な住宅問題を長く抱えてきた。 終戦直後は、空襲で家を失った人や復員兵や引き揚げ者の住宅の確保。人口増と高度成長がもたらした都市の過密と住宅不足、そして住環境の悪化という問題があった。 過熱する土地開発ブームによる地価の高騰などもあり、どの時代においても庶民は、激変する社会情勢の中で、ひとつのマイホームを確保するのが精いっぱいの状況だった。 地価高騰の時代と聞くと、1980年代末ごろのバブ

    なぜ日本の郊外には「タダ同然の住宅地」が大量にあるのか…「限界分譲地」という大問題を告発する 無責任の体系によって「都市の荒廃」が進んでいる
    u-li
    u-li 2022/08/06