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大塚英志に関するImamuのブックマーク (186)

  • 「ユリイカ」東浩紀×伊藤剛「マンガの/と批評はどうあるべきか」

    「ユリイカ」東浩紀×伊藤剛 「マンガの/と批評はどうあるべきか」 ある人から「『ユリイカ』の東浩紀×伊藤剛対談でお前批判されてるぞ」と言われたのでびっくりして買って読んでみると、批判というか言及がされている。しかも対談の冒頭から中頃まで話題というかネタにされている。 しかし、対談において東が紙屋という名前をきいて「だれそいつ」状態であることにみられるように、ぼくみたいな若輩をよくもとりあげていただいたものである。『テヅカ・イズ・デッド』を上梓した新進気鋭の漫画評論家・伊藤と、「知の最前線」とやらを走る東にとって、こんな「狭いブログ論壇」(東)のカスみたいな存在をとりあげるのもお手をわずらわせるようで申し訳ない。また、多くの人にとっても紙屋ときいて「だれそいつ」状態ではないか、そんなもので対談の冒頭のモチーフにして大丈夫なの、と他人事ながら心配する次第。 伊藤剛は「思想地図」vol.1で大塚

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    Imamu 2008/06/01
    「社会反映論的な漫画の論じ方と、表現論的な漫画の論じ方が「二項対立」だとはまったく思っていない」「形式の中に染み込んだ社会性・政治性の水準を見ること」
  • 強敵(トモ)とはアイテムである 〜物語における「仲間」とは〜 - マントラプリの生涯原液35度

    さて、前回金剛番長の書評をしたときに述べた命題、 「何故、強敵(トモ)はテリーマン化するのか?」 について考えていきたいと思います。 アイドル番長揃い踏み - マントラプリの生涯原液35度 今回使用するテキストはこちら、 キャラクターメーカー―6つの理論とワークショップで学ぶ「つくり方」 (アスキー新書) 作者: 大塚英志出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2008/04/01メディア: 新書購入: 19人 クリック: 127回この商品を含むブログ (67件) を見るこのは「多重人格探偵サイコ」でお馴染み、大塚英志によって書かれた「キャラクター」創造の手引き書です。大変実用的な内容となっているので興味のある諸兄は手にとってみられるとよろしいかと。 このの中で、大塚は物語を動かすキャラクターの役割を七つに分けています。これはロシアの民俗学者・ウラジミール・プロップの民話

    強敵(トモ)とはアイテムである 〜物語における「仲間」とは〜 - マントラプリの生涯原液35度
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    Imamu 2008/05/31
    『固有の人格を持っていると思われる「仲間」は物語の役割から言えば「アイテム」と同じ用途、効果をもつ』
  • 閉鎖

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    Imamu 2008/05/16
    「死にかかわる存在(Sein-zum-tode)」『「死にゆく身体」あるいは「身体性」という言葉を肯定的につかう大塚は、暗黙のアンチ近代的主体主義者』『パルプマガジン,大衆科学雑誌~「科学的リアリズム」』
  • 喪失体験で彩られる少女の物語/成功体験で彩られる少年の物語Ⅰ(前座) - N.S.S.BranchOffice

    はてなエコー, 二次創作少女たちのポストモダン - ケータイ小説に見る彼女たちの記号的消費誰もが動物である、ということ/全ての物語は順列組み合わせであり、似ているこの議論での「オタク」における萌えの消費と「少女たち」におけるリアルの消費についての対比ということ自体については、そこまで驚いた、というわけではない。というか、そういう要素の消費形態だけを問題にするならもう少し広げることができるし、それはほんらいはポストモダンという言葉を使わなくても成立する議論ではないか、と思った。昨日の日記でちょうど書いていたんだけど、それら問題にされているような物語は、つまりは事物・事件を「ガジェット*1」として用いることによって成立している物語であるように思う。ある事物をテーマとして語るための物語でなく、物語を語るためのガジェット、物語に従属する設定、という水準にあるという点でそれらの物語は共通している(何

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    Imamu 2007/12/03
    『誰もが動物である、ということ/全ての物語は順列組み合わせであり、似ている』「ゲーム的リアリズム」:『ゲームシステムに依拠する物語の作られ方、そこでのジャンル化を追認するもの以上のものであるのか?』
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    オーベルジーヌ実レポ べ物の鼻塩塩(未だに通じるのかな) オーベルジーヌというカレーをご存知だろうか 都内にあるデリバリー専門のカレー屋で、 ロケ弁などで大人気の格欧風カレーが楽しめるらしい いいな〜 いいな〜オブザイヤー 都内の奴らはこんな良いモンってんのか 許せねえよ………

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    Imamu 2007/09/13
    『「オタク」という文化自体がサブカルチャーであり、徹底して全体性を欠いているのにも関わらず、いやそれゆえか、全体性が志向』「「オタク」という概念に同一化~ある種の血統への欲望を解消しているのでは」
  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

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    Imamu 2007/05/28
    (福島-母親を殺害した後に、頭部と右腕を切断した少年)ニュース見た瞬間にこれ思い出してた。この少年の趣向は完全に私と同じだからネタ元が理解しやすい。
  • 『新現実』VOL.4: Lエルトセヴン7 第2ステージ

    太田出版に移った『新現実』VOL.4は、ざっくりと読んだ感じ、以前にも増して政治的であろうとしているのかな、といったところで、個人的には、人は何かしらかのイデオロギーをともなわないと生きていけないにしても、筋金入りの恋愛至上主義者なので右も左も結構です、お引き取り下さい、といったタイプだから、このシリアスさをちゃんと理解できているのかどうかは自信がなくて、ひとまず編集日記で大塚英志が角川の新雑誌(『コミックチャージ』だよね)について悪口いっているのを、下卑た調子でおもしろがる。二線級って、いやまあ。ところで、その角川の新雑誌の、某マンガの一話目でさあ、江藤淳がどうのこうの、とあったのを大塚は読んだだろうか、と、そういうあたりが気になってしまう。さて、ここからが題である。たとえば「「ヲタ」が「サヨク」化するか」という文章と「サブカルチャーのファシズム起源」という文章を読むと、大塚の抱えてい

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    Imamu 2007/04/20
    「サブ・カルチャーの非政治性」//「おたくのファシズム起源という仮説」--「おたく文化というのはテクノロジーに対する礼賛」
  • マンガラブー: あたしは胸のおまけなの?〜胸の大きい女の子のお話。

    言葉は、難しい。 人によって感じ方が違うので。 ところで私は、女の人の大きな胸を表現する「巨乳」という言葉が、実はけっこう嫌いじゃないです。 おそらくは男性誌から出てきた言葉じゃないかと思うんですが、なんというんでしょうか、性的な視線を元に出てきたと思われる言葉にも関わらず、 「大きい乳だから、巨乳」 というあまりにそのまんまで即物的な表記が、たとえば昔の「ボイン」(死後)みたいな言葉から感じられた「スケベオヤジのニヤニヤ笑い」的ニュアンスを、はからずも取り除いちゃってるような気がするのです。 「大きいですけど、それが何か?」 って感じすらして、いっそすがすがしいというか。 …とはいえ、それはあくまで私の個人的な感じ方。 違うとらえ方のほうが一般的な気もします。 不愉快に感じられたら、ひらに御容赦を。 さて、最近、「巨乳」の女の子が出てくる少女マンガを読みました。 でも、このヒロインのおか

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    Imamu 2007/04/15
    『本人の思惑とは無関係に、性的な視線で見られてしまうことにひそかに傷ついていた』『誰にも理解されない私の内側を理解してくれることである、という乙女ちっく派に共通とも言える恋愛観』
  • 『存在論的、郵便的』番外批評

    『存在論的、郵便的』(東浩紀)・『終らない消費社会』(大塚英志) 大塚英志と東浩紀、それぞれの解決 ●大塚英志が示した正統でラディカルな解決方法 要はぼくたちに管理職になるカクゴがあるかどうかである。 『終らない消費社会』(大塚英志) 上記の大塚英志の言葉は92年末にバブル崩壊までを総括したコラム(『スタジオ・ボイス』掲載、『仮想現実批評』収録)でのもの。 もともと、これは大塚英志が属する世代であるところのいわゆる新人類世代にとっての大きな問題提議であり、同時にその解決方法でもある。そして私見だが、解決方法はこれしかないというのが現況の全てであり必要なのだ。大塚英志はここで団塊の世代などとは違ってカチッとした父性を提示する必要を問うている。それは父性あるいは超越的自我の不在にあって、自らはどうあるべきかをラディカルに問うものでもある。 団塊世代がニューファミリーのコンセプトのもと

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    Imamu 2007/04/15
    <『存在論的、郵便的』(東浩紀)・『終らない消費社会』(大塚英志) 大塚英志と東浩紀、それぞれの解決>「要はぼくたちに管理職になるカクゴがあるかどうかである」
  • 『ゲーム的リアリズムの誕生――動物化するポストモダン2』 - logical cypher scape2

    この記事の目次 外観 装丁や文体(?)に関して 全体要約 書の全体について 「メタリアルフィクションの誕生」との比較 書のもとになった連載記事との比較。特に、削除されてしまった柄谷行人に関する議論について 大塚英志 書と大塚英志の関係 コミュニケーション 書と宮台真司の関係 自然主義的読解と環境分析的読解あるいはポップ文学とメタリアルフィクション 書と仲俣暁生の関係、並びに阿部和重を環境分析的読解する試み メタ物語的な詐術とセカイ系と青春小説オタク」の生を肯定するか否か、あるいはポストモダンの実存文学としてのメタリアル青春小説?? 自分の考えとの接合 個人的なメモに近いが、自分の理論と書の関係 「限界小説書評」「小説の環境」 書に関係する、若手の評論の紹介 外観 書の内容について入る前に、いくつか。 講談社現代新書はリニューアルに伴って明らかに装丁が悪くなったが、書の

  • ゾミ夫(うさちゃんピースを見て飛んでくるUFOが夕日に照らされている) - あいぼん解雇

    http://www.helloproject.com/newslist/kago_0703261829.html ・第1部 「事務所の管理が甘かった」という意見もあるけど、そんなの内情がわからない以上、知りようがない。 「加護がファンを裏切った」という意見もあるが、それだってあらゆるアイドルが裏で何をやっているかわからない以上、加護ちゃんだけを断罪するわけにはいかないだろう。 自分がこの件について心配なのは、 「あー、やっぱり『アイドル』っていうイメージはダメなんだね、世の中に『いらない』ものなんだね」と世間が思うということだ。 どういうことかというと、 大塚英志だったかササキバラ・ゴウだったか忘れたが、かつてのアイドル・岡田有希子の自殺について、 「生身の女の子に『アイドル』というイメージを押しつけすぎたからではないか」と、「アイドルというイメージを押しつける人たち」を批判していた記憶

    ゾミ夫(うさちゃんピースを見て飛んでくるUFOが夕日に照らされている) - あいぼん解雇
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    Imamu 2007/03/27
    面白ひ。重要。最重要。「アイドルというイメージを押しつけ」批判or『「アイドル」という「イメージ」はあってもいい』派→『ただ、その役割を担う人間が生きやすいようにした方がいいんじゃないか』
  • Expired

    Expired:掲載期限切れです この記事は,産経デジタルとの契約の掲載期限(6ヶ月間)を過ぎましたのでサーバから削除しました。 このページは20秒後にNews トップページに自動的に切り替わります。

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    Imamu 2007/03/14
    『政府のコンテンツ産業振興政策』反対について。著書『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』とほぼ同じ論調。
  • 「不死身の身体」から遠く離れて - heuristic ways

    先日、書店で大塚英志氏の『サブカルチャー文学論』が文庫化されているのを見かけ、思い立って購入した。文庫版にして700ページ以上ある大部のなので、ぼちぼち拾い読みしているところだが、「キャラクター小説の起源、起源のキャラクター小説」という章を読んでいたら、栗薫の『ぼくらの時代』『ぼくらの気持』や新井素子『あたしの中の…』が取り上げられていたので、不意に懐かしさが込み上げてきた。すっかり忘れていたが、私は中高生の頃(1980年代初め)、栗薫さんや新井素子さんのをかなり熱中して読んでいたのだ。もともと私は中学生の頃、星新一や小松左京、筒井康隆や平井和正のSFが好きだったので、その流れから栗薫さんや新井素子さんといった「美人作家」に飛びついたのだと思う。 大塚氏の論考が面白いのは、栗薫や新井素子といった作家の登場を、田中康夫や村上春樹を始めとする「’80年前後に登場した作家にとって領域

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    Imamu 2007/03/06
    「資本主義化された企業戦士」→『「不死身の身体」*4へと自分を変えていくほかないように』~「死に至るイデオロギー」-『新井素子さんが「記号的リアリズム」の方法によって「耐えようとしていた」「現実」も』
  • 初心者のための「文学」。(大塚英志) - ももち ど ぶろぐ

    文学というようなものは、殆ど読んだことがなかった。若い頃はとにかく活字が嫌いだった。読むものといえば雑誌ばかりで、そこから断片的に情報をつまみいするための道具としてしか、活字を扱ってこなかった。それが40年近くも続いたのだから、私の馬鹿は、その頃に決定的になったようなものだろう。 けれども、自分でテクストを書くようになると――その多くはWebLogとしてだけれども――、文学を含めた、〈他者〉の書いたテクスト()も少しは読むようになった。だからと言って、なにかよいことがあったのかと言えば、それはわからない。ただそれは〈他者〉の頭を借りて考えているようなものだと感じている。 コギト さらには、を読むときにも、コギト的にもう一人の〈私〉がいるのを感じるようにはなった――つまり、もう一人の〈私〉は、〈他者〉の頭を借りて考えている〈私〉を見ている。たぶんそれは、書く事(反省)から生まれたものだ

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    Imamu 2007/02/13
    「じつは戦争は(ある意味)楽しいのかもしれない――とくに非戦闘員にとっては、という問題提起」-「なぜインターネットは、贈与共同体的(母系的、もしくは臍の緒の接続先)に存在するのか」
  • [書評] 援交少女とロリコン男 圓田 浩二 著 | えろぶろ at Excite(あなぐらむ番外地)

    現在、散発的にポストしている状態です。格運転まで暫くお待ちください。 注意! インフォシークの無料HP スペース消滅に伴い、 旧エントリの一部の画像が 見られなくなります。 ご理解のほど、よろしく お願いいたします。 管理人が適切でないと 思ったTB、コメントは 予告なく削除します。 あしからずご了承ください。

    [書評] 援交少女とロリコン男 圓田 浩二 著 | えろぶろ at Excite(あなぐらむ番外地)
  • 家族と国家の基礎づけ - heuristic ways

    ■フィンランドの教育と制度改革 内橋克人氏の『悪夢のサイクル』にフィンランドのことが言及されていたので興味が湧き、書店で調べたところ、『フィンランドに学ぶ教育と学力』(庄井良信・中嶋博編著、2005年)という教育コーナーにあった。目次等を見ると、フィンランドの教育システムだけでなく、福祉や社会保障との関連も紹介されているのようなので、購入してみた。まだ断片的にしか読んでいないのだが、いろいろと驚くような制度や事例が報告されていて、実に刺激的だ。 フィンランドの教育がいま国際的な注目を集めているのは、経済開発協力機構(OECD)が実施しているPISA(Programme for International Student Assessment)と呼ばれる国際学力調査で、近年(特に2003年)フィンランドが数学的リテラシー・科学的リテラシー・読解力・問題解決能力いずれにおいても好成績を収

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    Imamu 2007/01/14
    「フィンランドの教育と制度改革」と大塚英志『「捨て子」たちの民俗学 小泉八雲と柳田國男』を組み合わせた素晴らしい文章。
  • 岡田有希子と86年のわたし - 沢木遥の「幸せ力をつける練習日記」:楽天ブログ

    2004.09.11 岡田有希子と86年のわたし (4) カテゴリ:カテゴリ未分類 「何人くらい、男の人とつきあったこと、あるの?」 知人と呑んでいて、いきなり訊かれて焼酎をこぼしそうになった。 そんな質問、何年ぶりだろう(苦笑)。 「最初のひとは高校時代? 以前日記に書いていた、岡田有希子の?」 うわー、忘れてた、そんなこと、書いたっけ? 名前出してWEB公開日記なんかしてると、こういうのが恥ずかしい。 知り合いに読まれちゃうもんなあ。 そういえば、ずいぶん前に、そんなことを書いたことがある。 高校2年生のとき、某学習雑誌で読者モデルのようなことをして、そのときに、 カメラマンのアルバイトをしていた大学生とちょっとつきあったこと。 その人は岡田有希子の大ファンで、彼女が自殺してひどく落ちこみ、 「ゴメン、君とはもうつきあえない」と電話でふられてしまったこと……。 アイドルが自殺したくらい

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    Imamu 2007/01/11
    『あの時代のアイドルは、本当にキャラクターらしいキャラクターだった』/『美人でも、きれいねでもなく、「カワイイ」といわれることが最大の賛辞だった』
  • 年間ベスト企画、吾妻ひでお - 伊藤剛のトカトントニズム

    今年も「ダ・ヴィンチ」ほかの「年間ベストマンガ」的な企画にいくつか答えたんだけれど、答えたあとになってから、吾ひでお『便利屋みみちゃん』を入れてもよかったかなと思った。 ほかにもあれこれ迷ったものはあって、たとえば、よしながふみ『大奥』は入れたかったんだけれど、宝島社の「このマンガがすごい!」だと今年は「オトコ編」にしか答えていないので、入れることができないし、「ダ・ヴィンチ」だと自分を含めて六人の選者がいて、他の選者のひと、具体的には藤由香里さんが推すだろうからかぶりは避けようという判断が働いた。 もっとも、多少かぶりがあったほうがいいですよと担当さんには言われていたけれど、それも「多少」であって、もし『大奥』を入れていたら、ぼくだけがあげている作品というのがなくなってしまっていた。『鈴木先生』はOHPの芝田隆広さんと重なっていたし、『げんしけん』は夏目房之介さんと重なっていた。 ち

    年間ベスト企画、吾妻ひでお - 伊藤剛のトカトントニズム
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    Imamu 2006/12/24
    「『失踪日記』が出たときの大塚英志の書評は最悪だったと思う。別にあんたと同じ屈託を持ってなくたって、面白く読める優れた作品なんだから、余計なものを載っけなさんな、という感じだ。」
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    うまくいかない日に仕込むラペ 「あぁ、今日のわたしダメダメだ…」 そういう日は何かで取り返したくなる。長々と夜更かししてを読んだり、刺繍をしたり…日中の自分のミスを取り戻すが如く、意味のあることをしたくなるのです。 うまくいかなかった日のわたしの最近のリベンジ方法。美味しいラペを…

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    Imamu 2006/12/16
    本当に面白ひ。イノセンス/フラジリティ
  • 『鋼の錬金術師』のエルリック兄弟はなぜ身体を失っているのかを考えるために-カラスを観る人の日記

    Apemanさんがご自身のブログの中で、「この国は被害者が叩かれやすいのではないか」ということを述べておられる。 http://homepage.mac.com/biogon_21/iblog/B1604743443/C1534355107/E20061130210135/index.htmlが「殺人事件が少ない代わりに自殺が多い社会」であるのは、被害者が自罰に走ってしまう傾向があるからではないか、と何度かここで書いた記憶があります。それはなぜかと考えると、一つには「犠牲者非難」が起きやすい社会だからじゃないか、と思うんですね。「苛められる方にも責任がある」というやつです。もしこの想定が正しければ、「復讐しろ」という主張はモラル保守のマッチポンプですね。 僕はこの見解はかなり的を得ているのではないかと思う。では、なぜこの国では「被害者」が叩かれやすいのか。それは「被害者」であることが

    『鋼の錬金術師』のエルリック兄弟はなぜ身体を失っているのかを考えるために-カラスを観る人の日記
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    Imamu 2006/12/03
    ”「被害者」の「欠損状態」は「『欠損状態』を解消する物語」を発動させる””「欠損者」の自己実現物語はそうした「再生産」の秩序に「外部の価値観」を持ち込み、ムラの秩序を破壊してしまうものとして”