日本で「インターネットの入り口」と言えば、ヤフーをイメージする人が多いだろう。メールやオークションなど100以上の多彩なサービスを展開しており、Yahoo! JAPAN IDのMAU(Monthly Active User)は4000万人を数える。同社は現在、これらのサービスを下支えするインフラ環境をシフトさせている。 ログ基盤サービスを提供するSplunkはこの6月に「SplunkLive! Tokyo」を開催。ヤフー システム統括本部 プラットフォーム開発本部長の服部 典弘氏が、インフラ環境の変化にともなうSplunk導入の経緯や今後の展望などについて語った。その模様と登壇後のインタビューをあわせてお伝えする。 データ量が1日50TB増加、延々と溜まり続けるログデータ MAUは4000万人のヤフーだが、ログインせずに利用するユーザーを合計すると月間利用者は6000万人に達しており、月間