先日、第6回 PostgreSQLアンカンファレンスを開催したのですが、その際、Kuwata氏の以下のプレゼンを聴く機会がありました。 Nippondanji氏に怒られても仕方ない、配列型とJSON型の使い方 (in PostgreSQL) http://kwatch.houkagoteatime.net/blog/2015/12/10/pg-array-and-json-types/ 一言で言うと、PostgreSQLのJSONを使って というようなデータ構造を生成したいのだがPostgreSQLでは実現が難しい、という内容でした。 その時は、「ふむふむ」と聞いていたのですが、最近、JSONの機能に興味を持っていたこともあり、「どうにか望むデータ構造をどうにか実現できないだろうか?」ということが気になっていました。その後、いくつか調査してみた結果、わりと簡単に実現できることが分かりました
PostgreSQL 9.2より追加されたJSON型だが、特徴を理解して適切に使わないと色々な副作用に悩まされることになる。その問題点を挙げると共に、どのような場合に使うべきかの指針を示す。 PostgreSQLは、データ型としてjsonをサポートしています。しかし、やりたいことがある時に何でもかんでもjson型を使ってしまうというのはやめるべきです。これは、hstoreや新しく登場したjsonb型にも同じことが言えます。これらの型は必要な時には便利なツールになりますが、PostgreSQLでデータのモデリングを行う際に最初に検討すべきものではありません。 なぜなら、データを呼び出したり操作したりするのが難しくなってしまうためです。 何もかも同じところに入れてしまおうとすることによるアンチパターンをご存知の読者もいるでしょう。EAVアンチパターンは、長らくデータベーススキーマにおける必要悪
PostgreSQL 9.4 GINインデックスの評価、JSONBデータ型の使い方:PostgreSQLガイダンス(1)(1/2 ページ) PostgreSQL 9.4は実務ニーズに即した機能追加が豊富 PostgreSQLは、その名の通りSQL言語で問い合わせをするリレーショナルデータベースマネジメントシステム(RDBMS)です。近年、NoSQLと総称されるスケールアウト拡張の容易さに強みのあるキーバリューストア型のデータベースが注目されていますが、汎用性、データ整合性、データ保全性、蓄積されたデータ設計技法との親和性、などの強みから、システム中核要素としてのリレーショナルデータベースの地位は揺らぎそうにありません。 PostgreSQLは長い歴史を持つオープンソースソフトウェアです。組織立ったコミュニティによって開発とメンテナンスが活発に継続されており、年に数度のバグ修正リリースの他、
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