先週の「外交部定例記者会見のすすめ」に続き、「すすめ」シリーズ第2弾です。今回は中国中央テレビのお話を。 中国中央テレビ(CCTV)は、現在17のチャンネルを要する中国最大の国営テレビ局で、全国の有線やインターネット回線、衛星回線、ニューメディアなどあらゆるメティアを駆使してテレビ番組を国内外に放送しています。一説には視聴者は10億人以上だとか。 そのようなモンスター級のテレビ局で、夜のプライムタイムに一斉に放送されるニュース番組が「新聞聯播」です。この「新聞聯播」はいわば、その日に発生したニュースを報じる国内唯一の「中国政府の公式報道番組」となっており、CCTVの総合チャンネルの第1チャンネル、ニュースチャンネルの第13チャンネル、海外チャンネルの第4チャンネルのみならず、全国の地方テレビ局でもほぼ同時刻に放送されてます。 今回は前回の外交部定例記者会見と同様に、この「新聞聯播」について