米韓首脳会談が29~30日、ワシントンで開かれる。5月に就任した文在寅(ムン・ジェイン)大統領にとってはこれが初の外国訪問。トランプ大統領と個人的な信頼関係を築き、自らの信念である北朝鮮との対話に理解を得たい考えだ。だが直前になってトランプ氏の態度を硬化させかねない悪材料が続出しており、初顔合わせは波乱含みだ。「トランプ大統領と私には共通の目標がある。北朝鮮による核の完全廃棄と朝鮮半島の非核化
香港(CNNMoney) 米国のマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は、韓国の金寛鎮(キムグァンジン)国家安保室長に対し、同国への配備が進む高高度迎撃ミサイルシステム 「THAAD(サード)」の費用を引き続き米国が負担すると述べた。韓国大統領府が4月30日の声明で明らかにした。 10億ドル(約1110億円)に上るとされるTHAADの費用負担をめぐっては、トランプ米大統領がこのほどロイター通信とのインタビューの中で「韓国が費用を負担するのが適切だろうと韓国側に伝えた」と発言。物議を醸していた。 米国による継続負担を認めるとする今回のマクマスター補佐官の見解は、トランプ氏の発言と相反するように聞こえるが、マクマスター氏は30日のフォックスニュースとのインタビューでこうした見方を否定。 「韓国側に告げたのは、(費用について)何らかの再交渉をし、協定が成立するまでという前提での話だ。米国と
お正月限定企画として、日経ビジネスの人気連載陣に、専門分野について2017年の吉凶を占ってもらいました。 今年はどんな年になるでしょう。 (お正月企画の記事一覧はこちらから) トランプ次期大統領とフリン次期国家安全保障問題担当補佐官。彼らが示す「対韓政策」はどうなるのか。中国はどう出るのか。米中の動向を先読みするところから、日本が韓国に対して打つべき手が見えてくる(写真:ロイター/アフロ) (前回から読む) 2017年の日韓関係を占えば「凶」だ。韓国で反米・反日政権が誕生する可能性が高いからだ。ただ、「韓国の見捨て方」次第では「中吉」に持って行けるかもしれない。 左派政権登場へ 韓国の憲法裁判所は朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の弾劾訴追を審理中だ。2016年12月9日に国会が同案を可決したことを受けた(「韓国国会、朴槿恵弾劾案を可決」参照)。 憲法裁判所は2017年6月上旬までに、弾劾を認め
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く