任天堂:新しい汎用ゲームサーバーを Google Kubernetes Engine、Cloud Spanner などを駆使して構築 世界中で愛好されている任天堂株式会社(以下、任天堂)の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」。そのオンライン マルチプレイを担う汎用ゲームサーバーの動作基盤に新たに Google Cloud が採用されました。多くのユーザーとの通信を処理しなければならないこの仕組みを、なぜ Google Cloud 上に構築したのか。どのような工夫を施すことで、安定性・可用性と運用負担の軽減を両立させたのか。構築に携わったエンジニアのお二人に話を伺いました。 利用しているサービス: Google Kubernetes Engine、Agones、Anthos Service Mesh、Cloud Spanner、Cloud Load Balancing、Cloud
1. はじめに 本記事はアイレット株式会社 22新卒 Advent Calendar 2022の記事です。 初めて書くので暖かい目で見ていただけると幸いです! 文系未経験で今年入社してAWSと最近はGC認定の勉強をしていてサービスがとにかく多く、違いや特徴を理解するのが大変でした。 今回は特に多くてわかりにくいと感じたGoogle Cloudのデータベースサービスについて調べてまとめたことと、いくつか実際にコンソールを触ってみたのでまとめました。 以下のデータベースサービスについて書いています。 Cloud SQL Cloud Spanner Postgre SGL 向け AlloyDB Orade 向け BareMetalSolution Big Query Cloud Bigtable Firestore Firebase Realtime Database Memorystore M
米グーグルは、2023年中に同社にとって日本初となるデータセンターを千葉県印西市に開業する。親会社であるアルファベットの最高経営責任者(CEO)も務めるスンダー・ピチャイ氏が7日に更新したブログポストで明らかにした。 同社は24年までの4年間で日本での設備投資に7億3000万ドル(約1050億円)を投じる計画を公表しており、今回のデータセンターはその一環。グーグルは日本とカナダをつなぐ海底ケーブルも23年中に利用開始を目指して準備を進めており、これらの施策により日本国内での同社サービスの利用がより快適になるという。 データセンター建設などの日本でのインフラ投資は雇用創出なども含めて22年から26年の国内総生産(GDP)に計3030億ドルの押し上げ効果をもたらすとアピールした。 印西市は東京都心へのアクセスの利便性、そして広い土地が確保しやすいなどの理由でデータセンターが集まる土地として知ら
2022年3月1日(火)、スペイン・バルセロナのFira de Barcelona会場で開催されたMWC Barcelonaの2日目の基調講演で、Amazon Web Services(AWS)のCEOであるアダム・セリプスキーが講演を行った。Angel Garcia/Bloomberg ニューヨークのナスダック証券取引所で最高経営責任者(CEO)が終業ベルを鳴らすのは、たいてい自分の会社が株式公開されたばかりだからだ。6月27日にアダム・セリプスキーが鳴らしたのは、取引所との提携を祝うためだった。彼は、ハイテク企業のクラウドコンピューティング部門であるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のボスであり、この取引は、取引所が株式市場をAWSのクラウドに移行する一環として行われたものだ。ナスダックの顧客は、証券取引所のプラットフォームを通じて、機械学習(ML)などAWSの高度な分析ツールを利用
2022/05/11にCloud Run Jobsがプレビューでリリースされました! Unlike services, which listen for requests, a job does not serve requests but only runs its tasks and exits when finished. 従来のCloud Runのserviceでジョブ的なことを実装する場合、ポートをリッスンしてリクエストを受け取り、ジョブを実行して、成功/失敗のレスポンスを返すという流れでした。 今回リリースされたCloud Run Jobsでは、ポートをリッスンする必要がなくなったということで、ついに待ち望んでいた機能がきたのか!?とさっそく動作確認し、僕が期待してたことは全部できそうでした🎉 これまでCloudBuildでワークフロー組んでたんですが、対応リージョン増えてC
米Googleは1月4日(現地時間)、「SOAR」(Security Orchestration, Automation and Response)製品を手掛ける米新興企業Siemplifyを買収したと発表した。買収総額は公表していないが、米TechCrunchによると、約5億ドルという。 Siemplifyは、2015年創業のニューヨークに拠点を置く非公開企業(本社はニューヨークだが設立はイスラエルで、研究開発は現在もテルアビブの拠点で行っている)。企業向けのエンドツーエンドのセキュリティサービスであるSOARを手掛ける。企業のセキュリティ担当者は、Siemplifyの「直感的なプラットフォームで、サイバー脅威に迅速かつ正確に対応」できるとしている。 買収後、SiemplifyのチームはGoogle Cloudのセキュリティ部門に統合される。 Siemplifyのアモス・スターンCEOは
Googleを傘下に持つ米Alphabetは10月26日(現地時間)、第3四半期(7~9月)の決算を発表した。Alphabet全体の売上高は、前年同期比41%増の651億1800万ドル、純利益は68%増の189億3600万ドル(1株当たり純利益は27ドル99セント)で過去最高を更新した。売上高は5四半期連続で過去最高を更新している。主力の広告全体は43%増、クラウドサービスのGoogle Cloudは45%増だった。 売上高、1株当たり純利益ともにアナリスト予測(売上高は633億4000万ドル、1株当たり純利益は23ドル48セント)を上回った。 コロナ禍の巣ごもり需要が続くYouTube広告の売上高は72億500万ドル。競合する米Netflixの同四半期の売上高は74億8000万ドルだった。 業績発表後の電話会見でYouTube広告への米AppleのiOS 14でのプライバシー変更の影響に
デジタル庁は10月26日、日本政府の共通クラウド基盤「ガバメントクラウド」として、「Amazon Web Services」と「Google Cloud Platform」を選んだと発表した。「公募に3社の応募があったが、セキュリティや業務継続性など350の項目を満たした2社を選定した」(同庁)という。 デジタル庁は今後、同庁のWebサービスなどをAWSとGCPで構成したマルチクラウド基盤に構築。他省庁の新システムなども、クラウド移行を行う場合はガバメントクラウドの活用を検討する。自治体のシステムの提供基盤も2025年度末までに共通化し、政府・自治体間のデータ移行や、既存システムの機能拡張をしやすくするとしている。 クラウド化により、各自治体のサーバ導入・運用コスト削減も見込む。複数の民間事業者がガバメントクラウド上に業務用アプリなどを開発し、自治体が状況に合わせて導入を判断できるようにす
※この投稿は米国時間 2021 年 10 月 7 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。 この 1 年間に人々の働き方は大きく変化しましたが、ソフトウェア開発者や IT 担当者のイノベーションに対するアプローチも変わりました。お客様のビジネスは、インフラストラクチャの枠を超えて、急速にクラウド進化の次の時代へと移行しつつあります。 Forrester は、クラウド関連の支出が 2022 年まで年平均成長率(CAGR)38% で増加すると予測しており、これは当初よりも 7% 高い予測です。市場の成長が加速していることに加えて、パートナー様向けの強力なインセンティブと特典をご用意しており、Google Cloud パートナー各社様にとってのビジネス チャンスは急速に拡大しています。 Google は最近、Google Cloud ソリューションを構築および拡大す
Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 緒方亮 吉武稔夫 (ガリレオ) 2021-09-16 16:00 米大手銀行Wells Fargoが新たなデジタルインフラ戦略を発表した。マルチクラウドのアプローチを導入するとともに、サードパーティーのデータセンターに移行する計画だ。「Microsoft Azure」と「Google Cloud」を同社のパブリッククラウドプロバイダーとして選択した。Microsoft Azureが主要なパブリッククラウドプロバイダーとなり、さらにGoogle Cloudがビジネスクリティカルなパブリッククラウドサービスを提供する。 Wells FargoはAzureプラットフォームを活用し、銀行の機能全般で革新的なソリューションを生み出すとともに、戦略的なビジネスワークロードのための信頼性と安全性を備えた基盤を提供するとしている。Microso
米Googleは12月18日(現地時間)、12月14日の約45分間にわたる多数のサービスダウンの原因と今後の対策について、ステータスダッシュボードで説明した。 この障害は、14日の午前3時46分(日本時間では14日の午後8時46分)から47分間続き、Googleのログイン認証サービス「OAuth」を採用するGmailやWorkspaceなどの一連のサービスが影響を受けた。 大まかに要約すると、根本的な原因は、10月にユーザーIDサービスを新しいクォータシステムに登録するための変更を行ったが、その際に古いクォータシステムの一部が残ってしまい、誤った報告があったことという。ユーザーIDサービスの使用量が誤って0と報告されたため、クォータ制限が続いて最終的に期限切れになり、自動クォータシステムがトリガーされてユーザーIDサービスのクォータが減少した。 意図しないクォータ変更を防止するための安全性
株式会社トップゲート、Google Cloud™ マネージド サービス プロバイダ(MSP)認定を取得 株式会社トップゲート(代表取締役:加藤昌樹/本社所在地:東京都本郷 以下、トップゲート) は Google Cloud マネージド サービス プロバイダ(MSP)認定を取得したことを発表します。 認定取得に際しては、トップゲートのビジネスの健全性、Google Cloud プロダクトの技術知識、設計・移行、セキュリティ、運用・サポート、顧客視点の最適化といった多岐にわたる分野においてお客様をサポートするために必要な能力が強みとなりました。 トップゲートは、2013年に Google Cloud Platform™(GCP™)の Service パートナーになって以来、多くの企業の課題を GCP を用いて解決し、継続してシステムの運用/保守を担って参りました。これまでの経験を元に、Goog
Google Cloudの主要サービスが10時間ものあいだ障害発生。原因は分散アクセスコントロールへの大量の変更要求が引き起こしたメモリ不足 Google Cloudは、米国太平洋時間の3月26日木曜日16時50分(日本時間27日金曜日 午前8時50分)頃から約10時間ほどのあいだ、Google Compute EngineやCloud Storage、Cloud SQLなどをはじめとする主要なサービスで障害を起こしていました。 受けた影響はリージョンごとに異なりますが、ほぼすべてのリージョンで何らかの影響を受けたようです。 Googleはその原因についての調査結果を発表。原因はGoogle Cloud内部でアクセスコントロールを司る部分に障害が発生したことだったと説明しました。 アイデンティティマネジメントへの大量の更新要求がキャッシュサーバの障害に クラウド内部では、APIへのアクセス
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Cockroach Labsが3大クラウドプロバイダーのスピードと処理能力をテストしたところ、Amazon Web Services(AWS)がGoogle Cloud Platform(GCP)とMicrosoft Azureに対する優位を維持するという結果となった。 「2020 Cloud Report」において、AzureはCPUのパフォーマンステストで首位に立ったが、AWSはネットワークとI/Oの性能が最も優れていた。GCPは前回のテストから大幅な改善が見られ、ネットワークスループットで最高の成績を収めている。 Cockroach Labsは3社のプロバイダーのテストで、一連のマイクロベンチマークと、顧客を想定したワークロードを
デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるのに役立つ3つのクラウド技術、「データレイク」「コンテナ」「マルチクラウド」の中から、今回はマルチクラウドを活用するZOZO、NTTドコモ、星野リゾート、マイナビの事例を紹介する。 マルチクラウド 先端サービスを活用 「新しい事業や商品・サービスを作る際、クラウドの先端サービスでなければニーズを満たせないことがある。そこで複数のクラウドのサービスを併用し、マルチクラウドの構成にしている」。ZOZOのIT子会社であるZOZOテクノロジーズの岡大勝開発部Chief ZOZOTOWN Architect(CZA)はクラウド利用の方針をこう説明する。 ZOZOが最も利用するクラウドは米アマゾン・ウェブ・サービスのAmazon Web Services(AWS)だ。「AWSは顧客の声に基づいてサービスを開発しており、全般に使い勝手が良い」と岡CZA
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