「団塊の世代」が75歳になり始め、年金や医療など社会保障給付の増加が続く日本。アジアでもベビーブーム世代が引退年齢に達し、高齢化が加速する局面が迫る。中国は2億人が退職目前中国版・団塊の世代は2億人規模いる。1959~61年の大飢饉(ききん)後の10年で生まれた世代で、来年から60歳の定年を迎え始める。豊かになる前に老いる社会。ここに大量退職の重荷がのしかかる。「命苦(生きるのは苦しい)」
人類が初の減少局面を迎える。20世紀に人口を4倍に増やした人口爆発は陰りをみせ、今世紀にピークを迎える見通しだ。経済成長、物価、生産性、社会保障――。人口増を前提とした時代が終われば、世界も変わらざるを得ない。爆発的な増加に陰り人類誕生以来、人口の増加は緩やかだった。それが一転したのはこの200年のことだ。産業革命や衛生・栄養環境の改善、医療の進歩などで、世界の人口は爆発的に伸びた。国連は2
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